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ウチのカミさん中国人 ~毎日が異文化~

国際結婚したい人の夢を壊さないといいな。国際結婚の現実、いいとこ悪いとこ盲点、みんなお話しします。

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おにぎりという貧相この上ない食べ物

異文化 異文化-食べ物

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いやいやいや、タイトルでカチンと来て本エントリーにお越し下さったおにぎりファンの方、落ち着いて下さい。

ヤンメイはおにぎり大好きなんですけどね。残念ながら中国人的には「つまらない、食べたいと思わない」食べ物なんですって、おにぎりって。

昨今の若者が「他人が作ったおにぎりなんか生理的に受け付けない」、なんてレベルではなく、そもそもおにぎりそのものが食事の選択肢に上らない。

今回はおにぎりカルチャーギャップについてのお話。

おにぎりは中国人的にはない

おにぎり、食べたことない日本人はいないと思います。具の好き嫌いはあっても、おにぎり自体を嫌う人もなかなかいないかと。

でもね、中国人的におにぎりは「ない」食べ物なんですよ。その理由を列挙します。

温かくない

まず、冷たい物を食べないので。その時点で日本の大概のお弁当はアウトなんですが…

じゃあ、中国人は弁当どうしているのか?と。会社とか学校とかね。近場だったら食べに帰るんだそうで。給食や外食もあり。もしくは、保温機で温めるとか。とにかく、冷めても美味しい、とかって発想ではなく。いや、ご飯は温かいものでしょ!?という考えがスタンダードなんです。

おかずがない

ご飯の中に少量の具。これが悲しくなるみたいで。ヤンメイ的には、塩むすびでも良い。お米の美味しさを噛み締めつつ、漬物とミソ汁があればいうことなしなんですが。

中国人にとっては「寂しい」ご飯と映るみたいで。肝心のおかず部分である具も、あまり大量にはしないですもんね。天むすとかならウケるのか?

食事はしっかり

これは個人差もあるのでしょうが。仕事が忙しいからご飯はテキトーに済ませる。そういう感覚の人って、中国人には少ない気がします。

仕事と食事、どっちが大事?って訊いたら、「イヤ、普通に食事だから」って答えそうです。多分、人生の優先順位として、仕事の為の人生ではないんでしょうね。ある意味、豊かだなぁ、と思います。

中国人の食へのこだわり

これは、妻の常識か中国人一般の常識かは知りませんが。三菜一湯(一汁三菜)、これがスタンダードだと妻は言うのです。おかずが少ない時は、具合が悪いかケンカをしてるか(笑)。それくらい多菜が当たり前なんだそうで。

また、出来たてへのこだわりもあるのか、昼時になると街中でもあちこちでご飯を作り始めます。例えば、妻の実家辺りだと、洋服屋の前でも、それが個人商店であれば店の前でコークス使って煮炊きを始めます。

いやいや、本当なんだって!!

アウトドアクッキングはじめちゃうんだよ、あの人達。ちなみに、妻の実家杭州は中国の中でも五指に入るくらいの都市部です。もちろん、その中心街ではそんなことないけれど。東京でいう荒川区とか練馬区とか、やや周辺地域ではそういう光景が見られるんです。すごいよね。

中国人、おにぎりに目覚める

と、このままだと日本文化に馴染まない中国人のお話じゃないですか。ところが最近、妻のスタンスが変わってきました。母になり、子供に食べさせるときの便利さに、おにぎりを認め始めたのです。

ヤンメイ娘はあまり積極的に食事をせず、脇道にそれながらダラダラ食べるんですが。比較的おにぎりだと喰いつきが良いようで。しかも、遊びに行く先にお弁当を持っていく際にも重宝するんですね。なので、実用性の点から、おにぎりはありだ、と思い始めたのです。

それどころか、お米自体がとても美味しいと、おかか昆布だけのシンプルなおにぎりが最高に美味しい食べ方だ、と言い始めました。すごい、変わり身です!!基本が米食文化だから分かり合えたんですかね?

ウチで食べてるのは高級品でも何でもない、正にこれ。

ともあれ、我がソウルフードが認められて嬉しい限りです。

外国人におにぎり作りは難しい?

でも、妻は三角むすびは作れません。あんなに料理は上手なのに、あの型にするのは難しいようで。妻が作るおにぎりは全て俵型です。ロクに料理が作れないヤンメイですが、三角むすびくらいは作れるので、夫婦の得意分野が違ってちょうど良かった。小さく握るのは苦手なのですが、少しドヤりながら三角むすびを作っています。


こんなのあると妻も子供も遊び感覚で作れるのかな?少ない活躍の場がなくなってしまうかも…。娘も春から幼稚園でお弁当ですから。美味しいの作って持って行かせるのを楽しみにしています。