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ウチのカミさん中国人 ~毎日が異文化~

国際結婚したい人の夢を壊さないといいな。国際結婚の現実、いいとこ悪いとこ盲点、みんなお話しします。

MENU

メニューがない!料理のオーダーで分かる人生の態度

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妻に連れられて、中国の菜館(レストラン)に行って、メニューを見た覚えがありません。

お前がメニュー読めないからハブにされてるんだろ!?
という読みもいい線いってるかも知れませんが。

実際、ヤンメイ以外の人にもメニューを出してるのを見ることってないんですよね。では、中国人は中華料理店でどうやってオーダーするのか?なぜメニューがないのか?

今回はそこから見えてくる、中国人の「基本的態度」についてのお話。

メニューのない中華料理店

中華料理店って、まぁ、普通のお店の話なんですけど。日本では、ラーメン屋さんとか定食屋さんだと、壁にメニューが貼ってあったりしますよね。中国も、朝の軽食を食べるようなお店だと、そんな感じでそもそもメニューがありません。

ただ、もうちょっとメニュー数の多そうなお店や、高級感のある個室完備のキチンとしたお店でも、やはりメニューを見たことがありません。

まぁ、日本のように写真付きならまだしも、オール漢字なので、仮に見られても肉か魚かとかそれくらいしか分かりませんけど。

多分、「メニューある?」って訊けばあるんだと思います。でも、基本的に出してきません。一つには、顔なじみのお店なので、メニューなんか見なくても美味しい料理が分かってる、ってことはありそう。

でも、根本的にはそういう話ではないようです。

メニューがない店のオーダーの仕方

好きな物を好みの味付で頼む!

以上。

え!?何それ!?

ですよね。

あのね、なんでか中国人は食べたい物がハッキリしてるんですよ。

「何食べたい?」

「なんでもいい」

とか、多くのカップル、夫婦、親子をイライラさせてきたこの問題、多分中国にはありません。

それどころか、「この食材をこんな風に食べたい!」みたいな意思に溢れています。

なので、「羊肉を薄切りにして辛い味で」とか「青梗菜をたっぷり入れたスープを」とかって頼んでるんですよ、多分。

多分ですよ。
なにせ、ヤンメイ中国語分かりませんから。

でも、あるお店に行った時、食材庫みたいなところに通されました。
で「何食べたい?」と。

訳分かんないので、ボーッとしてるうちに、連れて来てくれた叔父さんが、食材を指差しつつテキパキとお店の人にオーダーしてくれました。

あれ、おそらく、「この野菜をこんな風に、あのお肉はこんな味付けで」とか頼んでくれてたんです。

自分の人生に参加する人々

中国人は食事にかける意気込みが凄い、って話は前にも別の話題でしていますが。

お仕着せのメニューなんかに用はねぇ!
俺はこれが食べたいんでぃ!

みたいなエネルギーに満ちてるですよ、みんな。これって国民性もあるみたい。

イタリアの幼稚園にお子さんを通わせていた人から聞いた話で、父母会での会議内容で「給食にどの店のトマトソースを使うか」に1時間半を費やしてた(笑)、と。反面、イギリス人のお母さんはその話題になった途端、長引くのを察してすぐに帰った、というのも国民性を表してますが。

これはたまたま食事の話ですが。一緒に暮らす様々な場面で、こだわりの強さというか、自分はこうしたい、という自己主張を頻繁に感じます。

大げさに言うと、自分の人生はこうしていくんだ、というエネルギーを大量に持っているのが中国人なんだ、といっても間違えではない気がします。人生にどうでもいいシーンがあまりない、空白があれば自分の意思でどんどん埋めてゆく感じ?

タイトルに話題を戻すと、メニューのような他人の用意した決め事はいらないんです。大丈夫、自分で決めるから、という態度がメニュー不要に繋がるんでしょうね。

逆にヤンメイ、そこまで主張するほどこだわっていること、あまり沢山はありません。なので、楽と言えば楽ですね、一緒にいて。お陰で新しい体験が頻繁に出来ます。中国人妻と結婚したお陰で人生の経験がそれまでの何倍にもなりました。

このエネルギーの差が一体どこから来るのか不思議なんですが。食事のメニュー、レンタカーの車種、写真を撮るアングル、etc。まぁ、こだわりが多すぎて疲れないのかなぁ、とは思います。くれぐれも、ハゲたり早死にしたりしないで欲しいものです。

 

《あとがき》

昨日、珍しくブログを読んだらしい妻から「何言ってるの?メニューないとかありえないでしょ!?変な誤解を広めないで、記事を削除して!」とチェックが入りました。

妻曰く「どんな小さい店でもメニューくらいあるから!」との話で、やはりメニューの分かっている常連だから出さなかっただけみたいです。もちろん、メニューにない料理を作る、とかは頼めば普通にやってくれるようですが。

中国の現地向けの店でも普通にメニューはありました。

中国語が分かる方や中国に精通している方々は、あきれつつ、鼻で笑ってらしたかもしれませんね(汗)。信じてしまった方、申し訳ありません。そういうことで結果的に大間違いのウソエントリーとなってしまいました。ごめんなさい。

2017年3月16日 追記