ウチのカミさん中国人 ~毎日が異文化~

国際結婚したい人の夢を壊さないといいな。国際結婚の現実、いいとこ悪いとこ盲点、みんなお話しします。

野菜たっぷり水餃子のレシピ 皮から作るよ!

今週のお題「ゴールデンウィーク2017」

自営で連休にはなりませんが。天気も良く、時間もあり。こんな時は水餃子を作ってがっつり食べたい!連休の最中、急に盛り上がってしまい、水餃子ランチに決定です。

もっちりとした皮を楽しむため、中国人家庭は皮から作りますよ。←毎回ではない

今回はウチカミ初となるレシピもの。記念すべき100記事目に水餃子を作ってみました。

皮から作る水餃子レシピ

[材料]およそ100個分

・皮  

薄力粉    500g
水            適当(200cc前後)
ドライイースト  3g

・あん

豚挽肉             500g
キャベツ          半分
白菜                 1/4
ニラ                 1束
塩                     少々
ゴマ油              少々

・タレ


醤油
ラー油
パクチー

[作り方]

1.小麦粉(薄力粉)にイーストを入れ、水を加えながらこねます。耳たぶくらいの柔らかさになるまで、水を適宜加えていきます。イーストはなくてもいいのですが、我が家は食感重視で入れています。こねあがったら、1時間ほど寝かせます。

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2.フードプロセッサーであんの野菜を刻みます。

もちろん包丁でも良いのですが。我が家は妻が皮を仕込む間に、ヤンメイがあんの準備をすすめるため、こんなもの買っちゃいました。

貝印 NEWアットミジンII DH-0288

貝印 NEWアットミジンII DH-0288

 

はっきり言って、包丁が早い人(妻とか)には無用の長物ですが、ヤンメイのような包丁素人を料理の戦力とするには秀れた道具です。昨年、餃子用に買いました。

全部やるとこんな感じ。

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3.これに豚挽肉、塩、ゴマ油を加えて混ぜます。ゴマ油を入れないとボソッとした食感になってしまうので、少しでよいので必須です。

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4.皮の生地が膨らんできたら、2cmほどの棒状に伸ばし、それをナイフやヘラなどで2cm程にカットしていきます。カットした生地を軽く丸め、手の平で潰します。そこからさらに少し麺棒で伸ばしていきます。

この手の平で潰す作業を入れず、全部麺棒で伸ばそうとすると、型を整えるのが大変です。台に適度に小麦粉を拡げながら、皮がくっつかないようにして下さい。

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手作り皮の楽しいところは、皮の厚みを自分で調整出来る点です。ヤンメイは皮を食べたいので厚めに(伸ばすのが楽)、ヤンメイ妻は食感重視で薄目に伸ばします。


5.皮にあんをひたすら包みます。 

皮の真ん中に具を乗せ、包むのは普通の手順通りですが。手作り皮はフチにお水を付けなくても大丈夫。皮がもっちりしているので、キュッと閉じればくっつきます。段々とあんから水が出てくるので、あまり増えたら捨てて下さい。


6.タレを作る。

酢と醤油を7:3くらいで混ぜます。今日は米酢でしたが、もちろん黒酢でも可。適宜、ラー油や豆鼓を加えます。お好みで刻んだパクチーやネギも入れましょう。

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7.大鍋で茹でます。

お湯を沸騰させた鍋(ヤンメイ家はフライパン)に20個〜を入れ、10分程茹でます。もっと早い時点でも食べられますが、もっちり感を出すために少し長めに茹でています。

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8.茹であがりをお皿にあげて、いただきます!

そのまま食べても、タレを付けても美味しいです。

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水餃子のちょっとした工夫

今回、100個ほど作りましたが、3人でおよそ60個は食べてしまいました。

飽きると思うでしょ?それが飽きないんですよ。ツルツル入っていって、10個、20個は簡単に食べられてしまいます。

同じ材料でも、皮の厚みや包み方を変えると、全然味の感じが変わってしまうから不思議です。

ヤンメイは厚みのある皮で、ニョッキやフィットチーネを食べるように生地を食べたいんですよ。なので、こんな感じ。合わせ目から皮の厚みが伝わるでしょうか。下手でも自分で食べるから気にしません。

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妻はやや薄めの皮に、さらに薄いヒラヒラとしたヒダを付けて、また違う食感を作り出していました。茹でるとヒダが踊ってキレイです。

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ちなみに、終盤、飽きてきたのと面倒になってきたので、手抜きを兼ねてこんな大物も。市販にはない大きさで作れますからね。冷凍庫行きになりました。

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子供のリクエストで焼き餃子も。同じあん、同じ皮の素材で、少し薄めに皮を伸ばせば完成です。これはこれでカリッと焼きあげてあり美味しいです。

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水餃子、皮から作って食べてみて

 朝、思い立って、9時から挽肉を買いに行き、生地を仕込み始めました。それから、茹でて食べられるようになるまで、2時間はかかりましたね。作り慣れた北の中国人ならもっと早く、簡単に作ると思います。

結構時間がかかるでしょう?なので、時間にゆとりがないと取り組めないのですが。やはり、作る価値のある美味しさです!変な添加物とかも一切入っていませんし、安心で美味しくて幸せな気持ちになれます。

冷凍で安い水餃子もありますが。一度試すと全然違うことが分かると思います。是非時間と気合がある時に、一度トライしてみて下さい。

ちなみに、過去記事の餃子エントリーはこちらからどうぞ。