ウチのカミさん中国人 ~毎日が異文化~

国際結婚したい人の夢を壊さないといいな。国際結婚の現実、いいとこ悪いとこ盲点、みんなお話しします。

ルパンの犯行予告の警備は何課が担当するのか

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いや、異文化なんも関係ないんだけどさ。どうしても気になっちゃって。調べた結果を他人に話したくなっちゃったのです。

なんか今年はルパン三世誕生50周年らしいし、大丈夫!大義名分はある!

なのでタイトル通りですが。ルパンの犯行予告があった時、担当はどうなるか、のお話。

ルパン三世知ってるよね?

今さらブログを読めるくらいの日本人で、ルパン三世を知らない人はいないと推測します。話なんかなにも知らなくても、存在くらいは知ってるのでは?

では、いつもながら蛇足的な前提の共有から入りますよ。

ルパン三世とは、モンキー・パンチ原作の漫画で、怪盗アルセーヌ・ルパンの孫、ルパン三世の活躍を描く作品群です。70年代にアニメ化され、広く人気を集めるようになりました。90年代からはスペシャル番組も毎年作られており、もはやアニメ界の寅さんのようです。最近では2014年に小栗旬主演で映画化もされていましたね。

そんなルパン三世。怪盗というだけあって、まぁ泥棒ですよ。世界的に価値のある秘宝も狙うんですが、単に黄金や宝石も対象にしてたような。

で、その犯行の際に、予告を出すんですね、お宝の所有者に。そこで盗みの難易度を上げ、ゲーム性を増しておいてから、華麗に盗み去る。ルパン三世とはそこに美学を感じる泥棒です。

ルパン三世から予告があったら

予告された人は警察に届けるんでしょう。最近のスペシャルは分かりませんが、昭和のTVシリーズだと結構日本が舞台になることがあり、銭形警部が指揮官となって日本の警察を指揮していた記憶があります。

まぁ、普通、泥棒から犯行予告があれば、愉快犯と思うか信用せず無視するかだと思います。が、万が一を考え、警察に通報することも充分考えられます。

もし、美術品に保険をかけている場合でも、ルパン三世から犯行予告を受けて警察に協力を仰がなかった場合、保険適応になるか疑問です。

なので、地元の担当(所轄というらしい)警察に通報したとして。何課が対応してくれるのでしょう。

ルパンを追いかけるのは?

これね、おそらくどこで事件が起こるのかによって違ってくるようです。というのも、地方の規模の小さな警察だと、兼務というか、まとめて対応する部署もありそうなので。

一番マンパワーが充実していて、細分化されていそうな警視庁が分かりやすいかな、と。

警視庁のサイトを見ると、刑事課というのがありました。
以下、当てはまりそうな部署を列記します。


強行犯捜査係
殺人、強盗、性犯罪、傷害、放火といった「強行犯捜査」のほか、誘拐、爆破事件等の「特殊犯捜査」を担当しています。

強盗?ルパンもこれか?これでもいいけどいわゆる強盗ではなさそうな…


知能犯捜査係
贈収賄、振り込め詐欺をはじめとする詐欺、横領、背任等の「知能犯捜査」を担当しています。

ルパンは相当な知能犯ですからね。これもありそう。


盗犯捜査係
侵入窃盗、ひったくり、スリ等の「盗犯捜査」を担当しています。

おおっ!これこれ。まさに侵入窃盗ですもんね。これかな?

組織犯罪対策課というのもありました。

 

組織犯罪対策係
外国人犯罪組織に関する情報収集・分析、実態解明および取締り、外国人による殺人、強盗等の重要犯罪の捜査を担当しています。

中でもこれが気になりますが。ルパン一味を犯罪組織と認定するががキモとなりそう。

警備課というのもあり。やはり、守るといえば「警備」ですからね。でも、意外とあてはまりそうな係がないんですよね。特定の誰かの犯行を防ぐ、という目的の組織ではないからかな?

中の人に訊いてみた

いい加減引っ張ったな。そろそろ正解いきます。


答えは生活安全課でした!


そこの防犯係というのが担当しそうです。こんなとこ。


防犯係
「安全・安心まちづくり」の実現を目指し、地域住民等と一体となってひったくりや空き巣、振り込め詐欺等の犯罪に対する防犯活動を進めるとともに、犯罪に強い住宅部品の普及促進や、犯罪から子供を守る対策等を行っています。また、地域住民等に対し、電子メール等により犯罪の発生状況等の情報発信を行っています。

なんか違う?まぁ、気持ちは分かります。そして、何を根拠にそんなことを決めているんだ、という疑問も当然。

この疑問ね、結構以前から持っていて。いつか警察の人に会ったら訊こうと思ってたんですよ。でもね、ヤンメイの知り合いの現場の下の方の人だと、「うちじゃないな」ってことしか分からなくて。

そしたら、最近たまたま元警察庁のキャリアでかな〜り上の階級まで行った人とお話する機会があり。酒席の戯言で訊いてみたら、「防犯課だね、それは」と気さくに答えて下さいました。

そこから更に突っ込み、でも、刑事課にも色々と当てはまりそうな部署もあるし、そういう境目みたいな件はどうするんですか?と訊いてみました。

すると、「うん、あるね、境目みたいな曖昧なの。そこはね、上の人が決めちゃうんですよ。これは君の所でやって!みたく。命令があれば、あと現場はやるだけだから」

なるほど!
上は責任を持って決めるのが仕事、下は実際に動くのが仕事、ってことかな?
なんかアホなテーマが程よくまとまったぞ。

もちろんね、最終的には上の人が決めるということは、その人の考え次第で担当は生活安全課じゃなくなるかも知れないけど。一応の答えは生活安全課ということでした。まぁ、その元キャリアの人は「警備畑」の人だったので。元の職場に面倒なのは持ち込ませない、という意識が働いていたのかもしれませんが(笑)。


そんな、本当にどうでもいい、ルパンの犯行予告に際して何課が働くのか、いう仮定のお話でした。


ちなみに、警察つながりのエントリーとしてこんなんも書いてます。

www.yanmei.club