ウチのカミさん中国人 ~毎日が異文化~

国際結婚したい人の夢を壊さないといいな。国際結婚の現実、いいとこ悪いとこ盲点、みんなお話しします。

日本にはない?中国で面白かったこと 〜杭州旅行記⑦

別に面白くねーよ!という人はそれでよろしい。40代半ばのヤンメイが2018年に杭州に行った時に感じた面白さの備忘録なので。それでも、誰かが「ふぅん」とか思ってくれるときっと嬉しい。

今回は、中国でいいな、面白いな、と感じた小ネタ集です。

洋菓子レベルアップがすごい

中国で洋菓子を食べたことのある人。それも経験が昔の人ほど共感して貰えると思うのだけど。昔の中国の洋菓子(ケーキとか)のレベルといったら低いものでした。まぁ、ネタ、経験としてでなく、本当にケーキが食べたいなら他の物をお勧めするレベル。

それが、今はもう普通に美味しいです。中には旅行記①に書いたような名店もありますが。そうではない、町中の普通の洋菓子店でも十分及第点になってました。

散歩がてら妻とブラブラ近所を歩いていて入ったケーキ屋さん。パンも売ってます。漢字表記が面白いですが、外国のカフェ風ではないですか?(いや、実際外国のカフェですけど…)兎航店とあるのはチェーン店なのかな。

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中も普通です。まぁ、ケース内にぱちモンのキティちゃんみたく微妙なのもありますが。これくらいの微妙さは日本のローカルケーキ屋でもたまにお目にかかります。

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カフェスペースがあったので、ティラミスを注文。ヤンメイ、何を隠そうティラミス好きなのです。それだけに、マスカルポーネのコクが、とか、底のスポンジ部分のブランデーが、とか色々注文はありますが。総じて普通。充分コンビニレベル!甘さ控え目で悪くないです。好みで言えば、コストコのあのバカデカいティラミスよりは好きな風味でした。

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ちなみに、ティラミスの右隣のケーキは抹茶です。もはや、中国でも抹茶スイーツは定番と化しているんですね。いや〜、本当に隔世の感があります。

電気ビーグルが充実

以前から、中国にあって日本にないもので、これ導入したらいいんじゃない!?と思っているものに、電気スクーターがあります。日本の原チャリがエンジンではなく、モーターで動いてるヤツだと思って下さい。

電気バイク

原チャリではなく電気バイクです

これね、杭州ではいたるところで走っています。ヤンメイが子供の頃の中国のイメージって、人民服を着て自転車に乗った人が大勢うわーっと走ってる映像だったのですが。現代の中国では、そこまでみんなが自転車ってワケじゃありません。

自転車に代わって台頭してきたのがこの電気スクーターって感じ。実際、街のそこかしこをこのスクーターが走っています。一度、郊外の田舎の誰もいない農道で運転させてもらいましたが(もちろん無免許)、結構パワーもあるしスピードも必要充分出ます。

なんで日本で普及しないのか?この10年、ずっと不思議です。排ガスは出ないし、ブイブイうるさいこともないし。デメリットと言えば、駆動音が静か過ぎて気配に気付かないのが危ないくらい。

ただ、ヤンメイが見ている範囲では平坦な道しか走ってないので。もしかしたら、坂道ではパワーが出ないとか、坂がちな日本の国情に合っていないのかも。いや、本当、それくらいしか導入しない理由を思いつかないほど良い物だと思うんだけどなぁ。なにか政治とか産業構造の問題なのか?

ちなみに、中国ではスクーターだけでなく、三輪車とか四輪車でも電気ビーグルはたくさん見かけます。プリウスとかハイブリッド車は見なかったけど。小型の電気モーター車については間違いなく中国が進んでいます。

というか、日本ではほとんど見かけないよね?近いのは電動アシスト自転車。逆にあれは中国では全然見なかった。なんでこうも普及の方向性がまるで違うのか、不思議で面白いです。

電気四輪車

電気四輪車。おもちゃではなく実用車です。

この電気四輪は、前後にギリギリ2人乗れるかタイプ。割とお年寄りが足代わりに使ってるのを見ました。ある車両には「老年支援」みたいな文字があったし、自治体が貸与するような制度があるのかも。

電気三輪車

電気三輪車

三輪車は昔、日本にもあったオート三輪のモーター版でしょう。初めて杭州に来た10年前は自転車(三輪車)の輪タクが結構走っていましたが、もはやそれもすっかり見なくなりました。それに代わるのがこの車両。用途は色々あるでしょうが、近距離のタクシー的にも運用されているみたい。

頭がいいなぁ、と思ったのは、スーパーの前にとかで客待ちしてるのね。それで、つい買い物し過ぎて重くなっちゃった人を待ち構えているのです。あるある!そこに安い輪タクあったら乗っちゃうよね!

駐車場の表示が頭いい!

この写真、失敗しているのですが、何を写したか分かります?

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これ、駐車場の入り口にある電子表示を写したかったのですが。本当は残りの空き台数が表示されてるんですよ。

都内によくある5台未満の小規模駐車場ならぱっと見で分かるのもありますけどね。もう少し規模が大きくなると、駐車場に入ってみたはいいけど入れるところがない、とかもタマにあります。

中国の駐車場、このように残りの空き台数を表示してくれるトコがあります。(写ってないけど)これを見た時、頭いいなぁ!と感心しました。とても便利です。

まぁ、満車表示で充分だろ、って考えも分かりますが。駐車下手な人はゆとりがないと駐車したくない(できない)とかあるかもだし。とにかく、いいサービスだなあ!日本にも欲しい!と感心したのです。どこかの会社の方がウチカミ読んでいて、日本でも導入するようなことにならないかなぁ。

銀行の窓口は4時半まで

まぁ、中国でお金の出し入れしないし、そもそも中国の銀行に口座持ってないし。なので直接利益はないんだけど少し羨ましかったのが、タイトルのように中国の銀行は窓口が午後4時半までやっていることです。ATMも24時間だし、ユーザーフレンドリーです。

面白いのは、キャッシュレス化の進む中国で、銀行窓口は遅くまで仕事してるんですよ。何してるんでしょうね?

個人的には日本も、玉銭のやり取りと両替機での交換が出来れば、どんどん無人のATM化していただいても構わないんだけど。

中国の銀行のカウンター


中国の銀行で気になったのは窓口。とある窓口はこのように板で銀行員と客が隔てられているのです。なんかチケット売り場みたい。強盗対策なのかとも思ったのですが、別の銀行では日本と同じような、オープンな窓口もあり。何のためかは分かりませんが、些細なところに日本との違いを感じてしまいました。

大手都銀ではこのような仕切り見たことないけど、地方銀行だとあったりするのかなぁ?


さて、小ネタ集といいつつ長くなって来たので、次回に続きます。


里帰り2018、杭州旅行記はこちらにも

中国がスゴが過ぎて憂国した 〜杭州旅行記①
中国のネットは本当に繋がらないのか 〜杭州旅行記②
あなたの中国観を変える最新中国事情 〜杭州旅行記③
中国、変わる街並と住宅事情 〜杭州旅行記④
中国で食べ残しなんてマナーはない 〜杭州旅行記⑤
中国キャッシュレス化の実際 〜杭州旅行記⑥
170円カットをしてもらった 〜杭州旅行記⑧
中国の街で見かけた色々 〜杭州旅行記⑨