「国際結婚、中国」とかで検索すると、まぁ最初の2、3ページはほぼ結婚斡旋サイトですよ。検索してる人が知りたいのはこれなんでしょうかね?
国際結婚をしたい人、外国人と恋をしていて結婚を考えている人、中国人との結婚後の生活の実態を知りたい人、様々だと思うのですけど。このウチカミは三番目、中国人との国際結婚後の生活をつづるサイトです。
そこで今更ですけど。今回は、なんで妻に中国人を選んで結婚したのか?ぶっちゃけ、ヤンメイが中国人の妻のどこに惚れたのか?というお話。大丈夫、のろけ成分弱めです。
自分の頭で考えてる?
ヤンメイ、とあるパーティーというか飲み会というかで妻と出会いました。まぁ、会場の注目を集めるような美女だったとか、派手ないでたちだったとかでは全然なく。微妙なアクセントの、外国人の話す日本語が聴こえてきたので、ん?と目を向けた方向にいたのが後の妻でした。(後の妻は面倒なので、以後妻とします)
ヤンメイ、学生の頃から中国や中国文化には興味があったので、のこのこ近づいていってお話をしました。するとね、歯応えがあるんですよ、一般的な日本人より。
当時妻は大学生だったのですけど。凄く頭が良く、飛び抜けた知性を感じました。とかではなく。(いや、そんなスーパー才女だったらヤンメイの方で気後れしてしまいますって)ただ、しっかり自分の考えを持っていて、それをちゃんと表現できる人でした。意思がはっきりしていて、話しているとヤンメイ自身の考えまでクリアになっていくのです。
つまり、お話してて面白かった。これ、冴えないおっさんが若い娘と話せて嬉しかった、というのとは違いますよ、念のため。
完全にヤンメイ個人の好みなのですが。「ふぅん、そうなんだ」とか「へぇ、ヤンメイ君てスゴイね」とか、そうして表層を流れていく会話、一方的な感嘆とか全然楽しくない。女性誌には「そうやって共感してあげましょう」とか「肯定して聴くことで彼のハートをキャッチ❤️」とか書いてあるのかもしれませんけど。
ちゃんと自分の意見がある。それを表に出す。これがとても心地良い加減だったのが、好意の始まりだったように思います。
中国人は日本人より自己主張しますからね。自分の考えがない、とか、何を考えているか分からない、という人とのお付き合いに物足りなさを感じる人は国際結婚の適性ありです。
ミスもオッケーだった
その後、メールとか電話とかぼちぼちするうち、また会いましょう、出かけましょう、という流れですよ。そこでヤンメイ、日帰りバスツアーを提案してみました。妻もオッケーしてくれて、イチゴ狩りのバスツアーに申し込みました。
ですが、当日、待ち合わせ場所で受付の人に参加者である旨を告げると、リストに名前がないと!そんなはずはない、と確認してもらったら、ちゃんとありました。前日のリストに…
うっかり日にちを間違えて予約していたようです。その会社は特に参加証を送付してくるでもなく、電話だかネットだかで申し込むだけのツアーだったんですよ。スマホもない、ゆるい昔の話ですから。
つまり、予定は白紙に。なまじ早朝に集合場所に行っただけ無駄足です。出だしからめっちゃ段取りの悪い、出来ない男ぶり全開ですよ。
しかし、そこは妻は良い意味で中国人的なゆるさでね。実にミスに寛容でした。じゃあ、どうしようか?と。結局、若干時間をロスしますが、一緒にヤンメイの家まで行き、車で千葉までイチゴ狩りに行くことに!さすが中国人、臨機応変ですよ。
当初、初デートは警戒心を起こさせないためにバスツアーを選んだのですが。結果的に自家用車で2人きりのデートと相成りました。これはこれで良かったのかな?
さて、全然怒らなかった妻の本心は?怖くて未だに確認していません。結果オーライです。一生文句言われる案件だと思ってましたが、その後一度も言及されてませんねぇ。
ともあれ、国際結婚する人は、アクシデントに寛容でいましょう。予定は未定、くらいで楽しめる性格が、国際結婚を楽にしてくれます。少しくらいの失敗は無問題です。
やっぱ愛でしょ?
さて、その後も順調に交際を続けていたヤンメイカップルですが、妻の大学卒業も近づき、結婚をチラホラ意識し始めました。
ですが、その頃、ヤンメイは独立開業を考えており、経済的には全く読めない、というか、すでに人生最高に貧しくなることが予想されてました。もちろん、ヤンメイなりに勝算があっての船出ですが、フタを開けてみないと確証はありません。ある意味、博打です。こんな博打に他人の人生は巻き込めません。
ですが、そんな沈みゆく泥舟になるか、ピカピカの豪華客船になるかも分からないヤンメイ丸に、妻は乗る気満々だったのです。それどころか「2人で頑張れば、すぐに豊かになるよ!」と力強いお言葉まで。
山之内一豊の妻かっ!?出来過ぎだろっ!?
褒めすぎは万が一妻に読まれた時恥ずかしいので、ちょっと遠回しな表現で。いくら日本語が上達してても、山之内一豊の妻は分かるまい。
しかし、めっちゃポジティブシンキングです。中国人は起業家精神が強いし、失敗を気にしないので不安はなかったみたい。
これがダメ押しでしたね!金目当てどころか完全に逆!経済力もない、安定もない。あるのは愛だけですから(笑)。「一緒に豊かになるんだ!」と目標が明確化されました。腹がくくれたというか。この言葉から結婚の決断までは早かったです。
まとめ
そんな訳で中国人妻を貰うと
・自己主張をしっかりしてくれる
・アバウトでも大丈夫
・内助の功あり
こんな生活が待っています。きっと。
中国人との結婚を悩む皆さんが、ヤンメイ妻くらいの優良物件と結ばれることをお祈りして、のろけエントリーを終了します。