ウチのカミさん中国人 ~毎日が異文化~

国際結婚したい人の夢を壊さないといいな。国際結婚の現実、いいとこ悪いとこ盲点、みんなお話しします。

群馬の子連れ雪遊びのオススメゲレンデ

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みなさん、あけましておめでとうございます!本日から仕事始め!通勤の往復時間に綴るウチカミも始動しますよ〜!

恒例の正月レジャー。自営業のヤンメイ家では連休が珍しいので、正月休みは貴重なチャンスとして例年雪国を訪ねています。

ですが、今年は家の工事も控えているし、節約して臨もうとレジャー自体を凍結していたのですが。

急遽、夫婦間で熱が高まり、やはり近場の雪国に出かけてしまいました。こういう突発旅行はヤンメイも始めてです。

今回はヤンメイ家、無計画正月旅行のお話。

年初の突発旅行

そんな訳で、まぁ、今年の遠出は見合わせよう、という流れだったのですが。

元旦から何の気なしに旅行サイトとか見てしまったら、近場のゲレンデで直前の空き予約が非常にお安いのを見つけてしまい。もう、正月料金どころか、普段よりも安いんじゃないか?という投げ売り価格に、つい飛び付いてしまいました。

見つけていた旅行先を、のんびり起床した朝食(もちろん、お餅とおせちですよ)のあと、妻子に諮ってみました。すると、即決で出発が決定!すぐさま雪遊びの用意がなされ、11時前には家を出るスピード旅仕度。スキーウエアとか、普段使わない雪遊び道具もこの時間で用意するんだから、妻のレジャーパワーは今年も凄そうです。

関越をひたすら北へ。沼田インターで降り、かたしな高原スキー場まで40分ほどのドライブで、1時半にはゲレンデに到着していました。

かたしな高原スキー場覚書

かたしな高原スキー場は〝ミッフィー〟のディック・ブルーナの絵柄の看板があちこちに掲げてあるので、沼田インターからの道筋がとても分かりやすいスキー場です。

そんな子供向けキャラクターを前面に押し出しているくらいなので、キッズエリアの充実を宣伝しています。あと、スキーヤー専用も謳っていますね。

ですが、残念なことに、スキーヤー未満のヤンメイ娘にはマッチしないゲレンデでした。ヤンメイ家に必要なのは、ソリとかチューブで滑れる斜面があること、出来ればスノーエスカレーターがあることくらいなのですが、それらは完備されておらず。←調査不足

キッズのスキースクールなどは充実しているようなのですが、雪遊びの場としてよりは、スキー場としての性格の方が強い構成に感じました。

一応、かたしな高原スキー場にもミッフィーアドベンチャーパークというキッズエリアはあるのですけど、かなり小さい幼稚園児未満向けみたいで、ソリ遊びも出来ますが、ほぼ斜面はなし。他のゲレンデのキッズエリアを想像して行くと、結構肩透かし感があります。

なので、元日はゲレンデの麓の未整備、未圧雪の雪エリアで、ひたすら雪だるまを作ったり、雪に飛び込んだりして過ごしました。

これが寒いんだ。ヤンメイ娘は地味子なので、それで充分に満足なのですが。かたしな高原スキー場はそこそこ雪質が良いのか、雪がなかなか固まらないのです。つまり、雪玉を転がして作る巨大な雪だるまは作れません。

なので、ひたすら雪をぎゅうぎゅう固めて小さな雪だるまをつくるのが関の山で。これが体を動かさないので本当に寒い。座って雪をぎゅうぎゅうぎゅう。身体が芯まで冷えます。たった一時間半ですが、ただただこれ続けるのは本当辛かったですねぇ。元日からなんの苦行か?でも、普段満足に遊べてない負い目があるから頑張りましたよ。

丸沼高原スキー場覚書

なので、翌日は色々とリサーチをして、丸沼高原スキー場に行き先を変更しました。片品村にとった宿は、近所にスキー場がいっぱいあったのです。

丸沼高原スキー場、初めて行きましたが、正月2日からかなり賑わっている大規模ゲレンデでした。早めのチェックアウトをして9時には到着していたのですが、朝から駐車場はいっぱいで、かなり奥の端っこに案内されました。

ここはソリやチュービングが楽しめる専用レーンとスノーエスカレーターがあり、それぞれのレンタルも込みで700円で遊べるのです。昨年まで行っていた、たんばらスキーパークのキッズエリアでは同様の施設利用が1200円なので、その安さにびっくり!多少狭さはあるけれど、コース的にはこちらも充分面白かったです。しかも、充分遊べるにもかかわらず、コンディション不良ということで、料金は取らないのです!頑固職人か!?丸沼高原スキー場!!

ですが、ウチの地味子と来たら、結局30分滑ったくらいで、今度はかまくら作りを提案してきました。そして、あとはキッズエリアの端っこの山の麓で、ひたすらかまくら作りです。友達と一緒ならソリも楽しいのかも知れませんが、ヤンメイと一緒だと何故、土木作業を選ぶのか?娘よ。

結局、少し離れたところにある雪の塊をせっせと運んできて、ブロックのように積み上げたものを雪で固める、という地味〜な作業をまたひたすら一時間以上続けました。この工法だと、屋根を載せるには至らず、壁作りで終わってしまうんですよね。でも、スコップと固まる雪がないと、雪山を掘るタイプのかまくらはつくれない。

そこで、今年は一計を案じましたよ。山の斜面にソリを工具に横穴を掘るのです。これだと、積み上げる手間もなく、比較的楽にかまくらの形が出来ます。ちょうど良い地形があったので、サクッと30分ほどでかまくら風の横穴が完成!ただ、ヤンメイ娘の出番がほとんどないので、これは不評でした。やはり、完成したかまくらで遊ぶことよりも、父との土木作業そのものに楽しみを感じているようです。いや、疲れるんだって、マジで。

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中国では一人っ子のわがままな子供を〝小皇帝〟と呼びます。ウチのは大してわがままではありませんが、民に土木作業という苦役を課すのが好きなあたり、やはり小皇帝だなぁ、と思います。いや、皇帝は自ら作業はしないか。

まぁ、子供が「パパァ〜🧡」と頼りにして遊びたがるのもあと数シーズンですからね。筋トレだと思って、もうしばらく頑張ります!

生ゆばの町田屋さんの湯葉が旨い!

さて、このスキー場から沼田インターへの道すがら、町田屋というお豆腐や湯葉の販売店があります。ここでは、ワンコイン、たったの500円で、汲み上げ湯葉体験が出来るのです!

湯葉すくい体験!とろとろ絶品湯葉が食べ放題♪ ←じゃらんへ飛びます

ツアーにセットか、じゃらんなどで申し込んで来る人がほとんどなのか、店頭に案内はないのですが、「湯葉すくいがしたいです」と言えば、予約なしでもすぐに用意をして案内してもらえます。

正確には、湯葉すくいとお豆腐各種、こんにゃく、その他の煮物、おから、揚げ湯葉等々が食べ放題でした。お茶やジュースなど飲み物のサービスもあり、至れり尽くせり。

こちらに、帰省ラッシュの渋滞を嫌って早めにゲレンデを出た帰り、インターに乗る前に立ち寄ったのです。発見者は湯葉好きなヤンメイ妻。ちなみに、湯葉は妻の実家辺りではポピュラーな食材で、よく煮物などで出てきます。ほとんど味に違いは感じないですが、日本ほどお高くないのが素晴らしい!

とは言え、ヤンメイはそこまで湯葉好きではないので、「食べ放題とか、そんな、湯葉食べないわ!」と思ってたのですが。

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意外にすくい上げるって行為と、生ゆばの美味しさに、予想外にたくさん食べてしまいました。しかも、他の豆腐やおからも美味しいのですよ。おからなんか、ポテトサラダ風味にしてあって、妙に美味。ダイエットフードにも良さそうです。

しかし、絶品はなんといっても揚げ湯葉!揚げたてパリパリの湯葉って、こんなに旨いのか!?とびっくり!!軽く塩味がついていて、いくらでもいけちゃう感じ。揚げ湯葉は餡かけもあって、こちらも美味。サービスエリアで何か食べるまでのつなぎくらいに考えていたのに、恥ずかしながらほぼ満腹になってしまいました。

帰りには、園遊会に提供しているという「ゆり根入りの揚げ湯葉」をお土産に買ってきました。煮物にしたのですが、これも美味しかったです。園遊会ゆかりの、とか宮内庁御用達とかって、つい反応しちゃいますね。

 

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いや、「一年の計は元旦にあり」とか言われて、年初の計画や行動がその年の指針となるとかいいますけど。それでいうと、なんか今年もバタバタした一年になりそうだなぁ。


そんな、子連れの雪遊びに丸沼高原スキー場が良かった、町田屋の湯葉も美味しかった、というお話でした。今年もまったり行きますのでよろしくお願い致します。