ウチのカミさん中国人 ~毎日が異文化~

国際結婚したい人の夢を壊さないといいな。国際結婚の現実、いいとこ悪いとこ盲点、みんなお話しします。

ブログはアイドルに似ていると思う件

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なんだかんだで2年半程ブログを書いています。そして、はてな今週のお題「ブログ初心者に贈る言葉」には力作が多いけど、なんとなく乗っかってみることに。とは言え、初心者に贈れるほどの言葉もないんですが。ブログについて思う事をつらつら書いてみようかと。

常々思っていたのだけど、ブログってアイドルに似てない?というお話。

アイドルとブロガー

とは言え、ヤンメイ自身がだれかアイドルのファンか?というと全然そんなことはなく、アイドルのこともオタク活動も何も知らないんだけど。なんとなくイメージで、ブログを書いている自分を「売れないアイドルみたいだなぁ」といつも思っていました。

それで、ヤンメイの思うアイドルとブロガーの共通点って

・自称で良い

・自分大好き

・市場はニッチ

・なかなか売れない

・ライバルはいっぱい

・次のモテ期は予想出来ない

みたいな感じ。さて、納得してもらえるかどうか。思い込みなんで正しさなんて入らないんですけど。

各項目に触れていきますよ。

自称で良い

運営がどんな売り方をするか、とかもあるんでしょうけど。資格ではないですからね。地下アイドルとかネットアイドルとかもいるように、アイドルだ、と言ってしまえば、更に言えば、1人でもファンが付けば、もうその瞬間からアイドル成立かと。

ブロガーも、基本的に自称でしょ?あと1本でもブログを書くこと、それが誰かに読まれた時点でブロガー成立です。

それが認知度により説得力を持つか、「あぁ、自称ね?」と鼻で笑われるか、も一緒だなぁ、と。

自分大好き

いや、本当は大好きか知らないけど。承認欲求、誰かに見て欲しい、知って欲しいっていう気持ちが根底にはあると思います。

そうじゃなきゃ、独りカラオケをやってるか、日記を書いて机にしまっておけばいいんですから。

スポットと声援を浴びて歌い踊りたいアイドルと〝はてなスター〟とかPVが欲しいブロガーって同根ですよね。

市場はニッチ

世間の人はアイドルのことなんかよく知りません。そもそも存在を知らない。まれに存在は知っている人がいても、個々のグループの区別がつかない、メンバーの区別なんかつかない人がほとんどでしょう。ヤンメイは最メジャーと言えるAKBグループですら現役では指原さんくらいしか名前分かりません。

ディープなファンと一般人の隔たりは凄まじいと思います。

ブログも、イケハヤさんとかはぁちゅうさんとか、ブログを知らない人にも名前くらいは知られている人はいると思います。でも、一般の人にはあまり影響力はないでしょう。

むしろ、自分の肩書きを「ブロガー」としてしまうと、胡散臭さの方が勝るような。

興味のある人には、有益な情報をくれる有難い存在なのでしょうが、興味のない人には「ふ〜ん。で?」くらいの、価値の範囲が凄く限定されているのが似ています。

なかなか売れない

日本中に何人アイドルがいるのか知りませんが。多分、彼ら彼女らが夢見たほどの人気、知名度、収入を実際に得られたアイドルはひとにぎりでしょう。

本人も周囲も、いかに売れようか、知名度を上げようか、と心血を注いで努力しているはずですが、成果を上げられる人は極々一部です。成功法則なんかあるはずもありません。

ブロガーもなんとか読んで貰おう努力している人は多いはずですし、方法論も色々ありますけど、著名なブログにまで成長させられる人はほんのひとにぎりです。

お客さんがいなくてへこみそうな小規模なライブや握手会を地道に続けるアイドルと、クローラーと自分くらいしか訪問者のいないブログをそれでも書くブロガーが妙に重なります。明日の成功を夢見て努力するところとかも。

ライバルはいっぱい

しかし、アイドル、ニッチな世界なのに同業者はたくさんいてしのぎを削っています。戦国時代ではないですが、周りじゅうがライバルです。しかも、グループ同士もライバルですが、グループ内でもライバル争いがあります。

その中で特徴を出す、ウリを持つべく、各種方面に特化していく姿も見られます。まずは頭1つ抜けることが大事なのでしょうか。

ブログもまた戦国時代というか、10年前の統計でも国内のブログ数が1,690万だったらしいから、現在は確実にもっとありますよね。

アニメとか植物とか虫とかの話題ならまだしも、機械の部品とか世界の歯ブラシとか、本当に極一部の人以外には理解されない愛で成り立っているブログもあるけど、それはさすがに売れるための戦略じゃないでしょう。その点は売れるために特化していくアイドルとは違うのか…

まぁ、ライバルが多いというとこだけ共通?同業者が仲間と言えば言えなくもないところとかも一緒かな。

次のモテ期は予想出来ない

これが今回のエントリーを書いた1番の動機でして。ウチカミの場合、基本の読者数が少ない上に話題が多岐に渡るので、記事をアップしてもさしてPVは上がりません。でも、以前書いたことが何かの弾みで検索され出すと、急にアクセスが増えたりします。この年始はPVが700前後に落ち込みましたが、連休とかには1,500前後に跳ね上がったり。その間の更新とかはまるで影響ない感じ。

過去に1日あたり一番読まれた記事はザーサイ記事の544アクセスですが、これもアップ後かなり時間が過ぎてから突然出てきた数字です。アイドルが自分のラジオ番組とかでザーサイの話題でもしたのでしょうか?

また、コンスタントに読まれる常連記事もいくつかあるのですが、実はこの半年くらいの記事はなかなか常連入り出来ません。黒島研究所の記事とかこの半年で1番好きだけど、ほぼ人目に触れません。

この辺りがね、新曲はコンスタントに出してるのに、世間で知られてるのは過去のヒット曲になってしまってるアイドルや往年の歌手と重なっちゃって。次にブレイクできるのはいつなのか?

本人達は「あれ以降も色々歌ってるんだよ。今の曲も聴いて!!」って思っているのに、求められるのは過去曲ばかり。頑張っているのに、なかなか過去の自分を超えられない、みたいな感じに思ったら、妙に書く気が湧いちゃいました。

一度何かで追い風に乗れても、その何かが分からなくて、悶々としてしまう。それは秋元康先生だって同じではないでしょうか?コントロール出来ない何かに踊らされてしまう。そんなところが我が身と重なります。

どうでしょう?似てますかね?アイドルとブロガー。

それでも違ってる

比べるまでもなく、違うところだらけの両者ですが、1番の違いは、アイドルは売れないと終わりがくるけど、ブログは読まれなくても終わりはこないこと。そもそも職業じゃないですし。

極端な話、辞めたってまた再開出来る。そして、タイムリミットもない。アイドルは「もう無理だろ?」って年齢はありますけど、ブログはいつまでだって続けられます。時間を味方に出来るって、すごいアドバンテージです。

正直最近は、何記事目とか全然気にならなくなってきていて、感動は減っているのかも。でも、だからこそ読者数やPVもそれほど気にならず、誰に向けてか淡々と書いていられます。それくらいの緩さが楽で良いです。

そうそう。なんかまとめに入りそうだったけど、自分にとってブログを書くことの大きな利点を2つ書き忘れてました。

1つは意見の多様性が持てる。変なこと書くと反響がありますからね。あれ?自分の考えって普通だと思っていたけど、案外違う人もいっぱいいるんだな、と発見できます。自分の普通が必ずしも「一般的」ではない、ってことが分かるのは大切です。

もう1つは日記、記録簿としてとても便利。お出かけや買い物の記録とか、結構次の機会に重宝します。(書いたことさえ覚えていれば)


以上、ブログ初心者に贈ることばでした。とか言って、本当のブログ初心者の目には触れないんだろうなぁ。