ウチのカミさん中国人 ~毎日が異文化~

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一枚板のダイニングテーブルを見にセールに行ってきた

さて、いよいよ引越しも決まってきた中、テーブル問題が浮上してきました。いざ施工という段階になり、随分前から用意していた一枚板の加工が難しくなったのです。そこで新たに加工の業者さんを手配してもらったり、一工程増えてしまうことに。

そこで、ふと思い立って家具屋さんに行ったところ、掘り出し物のテーブルを見つけて衝動買いしてしまいました。本当は一枚板テーブル用の脚の種類や値段を確かめに行くくらいの気持ちだったのにね…

今回は栃(トチ)の木の一枚板のダイニングテーブルを買ってきたお話。ダイニングテーブル選びの参考にはあまりならないかも知れませんが、一枚板テーブルを追っかけて知り得た知識をシェアさせていただきます。

一枚板を買うお店

今回、行ってきたのは埼玉県の吉田木工さん。

www.yoshidamokko.com

 

「埼玉  一枚板」と検索して出てきたサイトから3つを選び、それを妻の直感でチョイスしてもらいました。多分にアクセスの問題もあったかも知れないけど、期末セール中だったのも決め手でした。

余談ですが2月に決算セールをしている板屋さん、結構あります。

「東京 一枚板」だと結構お高めだったり、オシャレげなお店が出てきたりします。東京は家賃高いから、絶対にそれが乗ってくると思って除外しました。木場とか本来は材木商がたくさんあっても良さそうなのにね。

基本的にはマージンが発生しないよう、材木商や直売の家具屋さんの方が安いのかな、と。やっぱり立派な家具屋さんに並ぶと、一枚板なんか平気で30、50、80万とかしてきてめまいがします。どこのブルジョアかと。

一枚板の大きさや種類

一枚板のダイニングテーブルを選ぼうとすると大きさと値段問題に直面します。ダイニングテーブルとしてゆとりある1800×800mmなんてサイズを欲しがるとかなりお高くなってきます。

特に、この幅というのは幹の太さとイコールなので、それなりの樹齢とコンディションがないと広い板が取れないのです。

そこで、接ぎ板(ハギ板)というものが出てきます。これは、長さはあるけど幅がない板を2枚、3枚、もっと貼り合わせて一枚の板にしてしまおう、というやつです。これもこれで合わせ目をキレイに加工する手間がかかりますが、一枚板よりはお安くなるし、2枚、3枚ハギくらいだとワイルドな存在感は健在です。

一枚板と接ぎ板

拙い絵だけどイメージ伝われ


なので、ヤンメイ家ではこの2枚ハギ、3枚ハギくらいの板を目指して吉田木工さんに行きました。

ちなみに、木の種類というのも色々あるのですが、一枚板のテーブルとしてメジャーなのは欅(けやき)と栃。この2つが国産ではツートップの扱いなのだとか。硬いところがテーブルに向いていると人気のようです。輸入物だとウォールナットやモンキーポッドとかも多く見かけますね。

杉は大きいサイズでよく見かけるし、比較的一枚板の中ではリーズナブルです。決してダメではないのですが、ダイニングテーブルとしてはやや柔らかいためか、そこまでの人気ではありません。

アクシデント発生

ちなみに、ヤンメイ家ではフェニックスホームさんで随分前から楠(くす)の一枚板を押さえてもらっていました。ただ、希望のサイズに使うにはやはり大きさが足りなくて、結構トリッキーな継ぎ方をしてもらう予定だったのですが。

いざ施工の段階で、現場の大工さんの手には余るとかで(確かに微妙に守備範囲が違いそう)、新たに板の加工を依頼する必要が出てきました。

そもそも、板の良し悪しを見る目もないので、加工にいくらかかるのが適正なのかも分かりませんし。じゃあ、ハギ板っていくら位するのか見に行ってみよう、というのも今回の目的でありました。現場に行くと現品限りとかあるかも知れないじゃないですか。

一枚板は高かった

最近、怠慢ブロガーなので全然写真を撮っていないのですが、結論からいうとお高かったです、一枚板。ほぼ、木の種類に関わらず手が出ない感じ。希望のサイズのものは30万越えの雰囲気でした。清水の舞台から飛び降りる気持ちで10万円代の予算を組んだのですが、まるで歯が立たず。

また、お目当てのハギ板の天板がほとんどない。在庫がないというのもあるけど、接ぐのも色々技術がいるしそこまでお安くはない(20万オーバー?)、とのお話でした。

そもそも、現在は本社を新築中で仮店舗営業のため店頭にはほとんど板がなくて、近くにある旧本店まで足を延ばしました。それでも正直、もっとたくさん板があるかと思ったのですが、希望のサイズに限ると数枚しか見られる板はありませんでした。

多分、一枚板のテーブルなんてそうバンバン売れるものではないし、木工屋さんは木を仕入れて売るので、この不景気にそこまで大量の在庫を抱えないのかも知れません。引越しも控えてるしね。

なので、板を安く買いたいならやはり材木屋さんを狙わなければいけないのかも。

一枚板テーブルの注意点

ただ、材木ってね、乾燥すると縮むんですよ。なので、自然乾燥にしろ、機械乾燥にしろ、ある程度まで乾燥させないと反りや割れが発生してしまうのです。

むしろ、一枚板なんて程度の差こそあれ、ほぼ反りや割れは付き物と考えて良いくらいのものらしいです。

そうすると、どの木なら大丈夫かという目利きが必要になってきます。基本的に材木屋さんには「一枚板は変化して当然」「それを分かって買うもの」という前提があるようです。ヤンメイがいくつか見た材木屋さんのサイトだと、現物が全てだから納得して買ってね、という雰囲気のところが多かったです。

もちろん実際に店頭に行けば、素人に適当な板を売ってしまえ、というひどい対応ではなく、職人として良い板を教えてくれるとは思いますが。

なかなか材木屋さんに行けなかったので、木のプロである家具屋さんの目利きに頼ろうと、吉田木工さんに行ってみた訳です。家具屋さんは家具として扱うのが前提なので、縮みや反りが起こりづらい加工をしてくれていますから。

一枚板にマヒする

とはいえ、あまり高いと買えないので、諦めようとしていた頃、栃の一枚板がありました。長さは1700で少し短いですが、幅は900はあるので大きな板の部類です。厚みなんて6cmもあります。

ヒビの入った部分は綺麗に加工され、割れ止めにチギリが入れてあります。やっぱり、こういう加工は家具さんならではです。

ヤンメイ、最初は一枚板なんて、木を切ってきて売るだけの簡単なものだと思ってました。でも、実は実用に耐えるようにちゃんと手がかかってるんですよね。しかも、同じものは1つもないし、大きな物、厚いもので板に加工出来るようなコンディションのものは多くないからお高いと。まぁ、納得ですよね、買えないけど。

すると、「これなら足をつけて25万でいいよ」と声がかかりました。

 

ねぇ、話聞いてた?こちらの予算は10万円代だとお伝えしましたけど?

 

でもね、色々見ていると10万円代でいい板は難しいのかな、という気になってきました。(いやいや、危ないゾ)

 

そう言われて栃の板を見ると、確かにキレイな板目とかなりの厚み、耳の感じもワイルドです。耳というのは写真のように板の外側が木の皮を剥いだような形で残ってる部分のこと。食パンの耳みたいなイメージ?

耳の付いた板

実はその前に10万円くらいでハギ板のダイニングテーブルを見せてもらっていたのですが。加工されてキレイな、厚みも3cmくらいの天板で。足も楕円でシャープなものなのですが。なんだかスッキリし過ぎてひ弱な印象。(ひ弱なテーブルって何だ?なんか基準がおかしくなってない?)

 

やっぱり、木の家には一枚板が合うんじゃないかなぁ。(あ〜ぁ)

 

そんなことこれまでそれほど考えてこなかったのに、いつの間にか一枚板に取り憑かれています。見慣れたらアウトなものというのがあるんですね。

「20万になるなら買っちゃおうか」と妻との合意が成立しました。まだ2割引かせなきゃいけないのですが。完全にマヒしてきました。

一枚板テーブルの脚

実は一枚板テーブルには脚の問題があります。脚を別に買って天板を乗せるのがポピュラーですが、ネジなどで固定してしまう脚も選べます。

どちらにしろ、重い板を支えるためそれなりの安定感が必要なのですが。実物を見ると太い脚は存在感があって格好いい!

ネットでは3万円台の脚もありますが、やはり少し細い作りです。5万円台になるとかなり太くてガッシリしてきます。もっと高い物もありますが、デザインに凝るとやはり高くなる印象です。

最初は安い脚(それでも3万!)でもいいかと思っていたのですが、天板が6cmを超えるとなるとやはり太い脚が欲しくなります。ちなみに、先ほどの脚を付けて25万円というのは、この5万円の脚を入れた値段でした。

脚はオマケ的に考えていたので予算に含んでいなかったのですが。やはりそれなりにお金をかけないと良いものは買えないのです、ここでも。

吉田木工さんの一枚板テーブル

さて、まんまと買う気になっちゃったので、また仮店舗に戻って価格交渉です。

最終的に、税込み22万円、アジャスター付き、というところで落ち着きました。

一枚板 栃

田舎のソバ屋風ですか?

アジャスターというのは高さの微調整をする器具で、取付け費込みで5,000円はするらしいのですが、それを付けてくれて配送、設置もコミ。(なんと家具屋さん自らが配送!)税金を考えると目標額と言えますし、カード払いの5%還元があるから実質21万円なので、まぁ、妥当かなと。

やはり、自分も自営業なので買い叩くのはあまり好きじゃないんですよね。もちろんお金ないんですけど。商売する人が適正な利益を得て経済を回していくのも大切なことかと。ヤンメイ自身の仕事は値引きとかしませんし。

ちなみに、決め手の一つに将来のメンテがありました。使い続けるうちに問題が出たときも、購入から数年であれば無償で直してもらえるのです。あんまり時間が経つと有料らしいですが、これはやはり材木屋さんで板だけ買うのと違う点ですね。末永い繁昌を祈るばかりです。

うへ〜っ、買っちゃったよい。イタタタ。

もっと安い一枚板もあるよ

安いというだけなら実はメルカリとかでも安い一枚板のテーブルを売っている人はいます。評価も高かったりするので、一時は迷いました。ヤンメイが欲しいサイズの接ぎ板の天板が10万円以下でしたし!なので、店舗でも10万円台で行けるかな、と思っちゃったのです。

でも、やはり乾燥の程度や不具合が生じた時のメンテを考えると、遠方(なぜか出品者は九州に多かった)の無店舗の方は少し不安がありまして。まぁ、それでも半額ですから、冒険してみてダメになったら残りの半額分で普通の家具屋さんでテーブル買うというのもありですけど。

リスクよりは安心を取るあたり、ヤンメイも順調におっさん化してますね。値段というのは安心料も込みなのだと理解し始めましたよ、最近。


そんな、一枚板を見に行ったら勢いで買ってしまった、というお話でした。しかし、人間の感覚はたやすくマヒしますね。危ないから勢いで一枚板のダイニングテーブルとか見に行かない方がいいです。特に、限定品に弱い人は。