ウチのカミさん中国人 ~毎日が異文化~

国際結婚したい人の夢を壊さないといいな。国際結婚の現実、いいとこ悪いとこ盲点、みんなお話しします。

引っ越し業者選びと相見積もり 〜ログハウスへお引っ越し①〜

f:id:yanmei:20200316184357j:image

引っ越しにあたって業者さん選びには悩みました。きっと、引っ越し経験者の方はそれなりに悩まれたことがあるかと思います。

ヤンメイ家も相見積もりを取ってみることに。そもそも、その相見積もりを取る業者さん選びから迷っちゃうワケです。とにかく業者さんはたくさんあるのに、値段以外の違いが見えずらいですからね。

見積もりを取ることにした業者さんは3社。結果的に好条件が引き出せたので、割と早々に決めてしまったのですけど。

今回はそんな、引っ越し業者選びとその決め手についてのお話。

一括サイトから候補選び

家がなかなか完成せず、ズレズレになっていたある日、3月の引っ越しは混み合うから早めに予約をすると良い、と引っ越し慣れした友人からアドバイスされました。1月の後半頃のことです。

なるほど、飛行機も早割があるし早目に決めてしまえば安く良い条件が引き出せるかも。さすがに家の完成予定日は分かっていたので、日にちを決めてしまえば準備もし易いし。

とはいえ、引っ越し業者さんはたくさんあるので、まずはテキトーに一括見積もりサイトを利用してアクセスを待ちました。

以前、電話番号まで入力するサイトを使ったときは、それこそひっきりなしに営業電話がかかってきて凄かったので、今回は電話番号を記入しないですむサイトを使ってみました。希望日、現住所、引っ越し先、およその荷物量などを入力して登録するとサイト経由でレスがあります。

5、6件のレスがあったでしょうか?1社だけ概算の数字が出ていて、あとは訪問見積もりを取ってくれ、という内容のレスばかり。オートで送られているんでしょうね。基本はこの中で選びました。

現在のマンションへの引っ越しには「アリさんマークの引っ越し社」を使っていて、お安くも頑張ってくれていた記憶があるので、本命として連絡確定。「ハート引っ越しセンター」というのもレスが早かったので確定。「アーク引越センター」初見でしたが、3社は比べようとなんとなくランクイン。

ちなみに、近所に営業所があるマイナーな引っ越し業者も調べたのですが、グーグル上の評判があまりにも悪く除外しました。ヤンメイ的には、地元業者、マイナー(中堅?)業者、有名業者+アリさんで考えていたので。地元業者をカットした分アークが入ってきました。

口コミは大事

そこに、ヤンメイ妻から「引っ越しのサカイ」をプッシュして来ました。なんでも、幼稚園ママ界隈ではとても評判の良い業者なのだそうです。安さは一番ではないが、丁寧な仕事ぶりには定評があるのだとか。

ヤンメイ、子供の頃の古いテレビCMで「勉強しまっせ、引っ越しのサカイ〜、ほんま〜かいな、そうかいな♫」みたいなベタな印象が強かったので、丁寧に仕事とかいわれてもイメージが合わなかったのですが。現在はもっとスタイリッシュなCMを流しているみたいですね。

ともあれ、そんな口コミを受けて、「引っ越しのサカイ」が急きょ候補入りしてきました。

結局は、同じ日に見積もりを希望したところ、ハートは営業さんの日程が合わず脱落。サカイ、アーク、アリさんで相見積もりをとることに決めました。

1番手は有利か不利か

さて、なかでもサカイさんはかなりやる気があり、朝の9時から行けます!とやる気を前面に。幼稚園の送りがあったので9時半に設定したら、随分屋早いのね、と妻に驚かれました。

さて、時間丁度にサカイの営業さんはビシッとしたスーツ姿で現れました。6年前の他社の引っ越しの見積もりでは、作業着の現場スタッフさんみたいな人が来ていた記憶があったので、いきなりスーツの営業さんにちょっとびっくり!

中に入ってもらうとスカーフを敷いてから鞄を置く丁寧さ。なんか今までの引っ越し見積もりの印象が変わります。そうして、座って自己紹介を受けた後、おもむろに少量のお米(見積もり特典)をいただいてから、荷物チェックに。

各部屋を回り、荷物の総量を確認してからプラン選びに入ります。ヤンメイ家は荷物の選別も兼ねるので、最安プランといっていい、運搬のみのプランを希望。

そこで値段が提示されましたが、まぁ希望よりは全然高い。17万くらいだったかな?なんかパンフレットとかもちゃんとしていたので、そういうところにかかっている費用が乗っているんじゃないの?お米とか(笑)。そこで、ヤンメイ家としての希望価格を伝えました。まぁ、高くて税込み10万円を想定していました、と。このスキ間を埋めないことにはお願い出来ません、と。

まぁ、提示額の4割引きくらいだったので、無理なのかどうか、他社見積もりも何もない状況なので全然分かりませんでした。

引っ越し料金の相場感

当日の作業人数は3人とのことで、概算1人3万円計算です。税込みだと約10万。単純な人権費ではなく、車両費や補償とかもコミですが。今日び、こうした肉体労働をさせ1人2万円はないだろう、と。およそ2.5〜3万がクオリティを担保出来るラインなのかと勝手に判断しました。

それより安い業者さんはあるだろうけど、安かろう悪かろうでは困りますからね。仮に、事故があって弁済なんかしてもらうより、事故なしでいきたい訳です。特にウチはすぐ傷が付く軟弱なパイン材の床なので、安く引っ越して傷に泣く(怒る?)のは避けたいパターン。

その辺の悪評がひどい代表がアート引越しセンターでしょうか?ホント、悪い評判しか聞きません。補償はしてくれるけど、荷物が傷付くという話をあちこちで聞きます。その点、引っ越しのサカイは丁寧だと定評があり、その辺があまり値段交渉で攻めきれない理由でした。

引っ越しの値段交渉

そもそも、どこかのサイトを経由してとかクーポンの提示でとか、各社色々値引の余地があるので最初の提示した値段からあまり信じられない訳です。

すると、いくら値引きさせたかより、希望額を明示してそれが可能かどうか、という交渉が一番確実かと。安ければ安いほど嬉しいのは確かだけど、納得のラインを決めておかないと際限がないですからね。

幸い、ウチはまだ一番手なので、「では他社さんの見積もりが揃ったらご連絡します」という交渉が可能な立場。向こうもすぐには乗って来ないで、極力値段は下げたくない方針みたいです。当たり前か。ただ、今この場で決めてもらえるならもうひと頑張りします、とのこと。これは演技か真実か?

その辺は分からなかったのですが、ヤンメイが電話に出て少し外していた隙に、ヤンメイ妻がオプションを付けて9万9千円にまとめてくれていました!スゲー、10万切ってる!!

オプション内訳

ちなみに、オプションと言っていますが、サカイさんにそうした設定がある訳じゃないですよ。あるお願いをのんでもらったのですけど。

さて、そのお願いとは不要家具の処理、運び出しです。

今回の引っ越しにあたり、テレビボード、机など、大型家具が不要になりました。ですが、地元自治体のゴミ処理方法だと、指定された日に出さないといけないのです。

これがなかなか大変で、かさばる重いものを夫婦2人で何往復も運び出さねばならず、日にちも選べないって、結構実現的に厳しい。ですが、処理業者さんを呼んで運び出しから捨てるまでをお手伝いいただくと、ネット上で見る限り2万円〜って感じなのです。

この近隣のゴミ処理施設まで運んでもらうのを、妻は料金に含めてもらいました。これは賢い!もちろん、ゴミ処理場まで運んでもらったら、その先はこちらでやる作業ですが、運び出しの手間がなくなるだけで全然違います!!

引っ越し業者さんにしても、経由地があっての引っ越しというのはそれほど珍しくはないようなので。それが、引っ越し後に少し回り道をするだけで契約が取れるならそれもあり、という判断だったのでしょう。

なので、妻の交渉を受け、電話から戻ったヤンメイも契約を即決しました。もう、納得できる価格になったのでこれ以上他社さんを呼んで手間と時間を取る必要もないです。その場で妻に契約書などを任せ、すぐにその後の他社の見積もり訪問をキャンセルしました。お陰で午後の時間も有効に使うことができました。

実際、ヤンメイ家ではゴミ処理業者さんに頼む費用分が丸々浮き、サカイさんも2度足を踏まずに即契約にこぎ着け、WIN-WINな商談になったのかな?と思います。

誤算は、その場でダンボールを置いていってもらう流れになり(妻も希望)、ダンボール50個+リサイクルダンボール30個分が引っ越しまでの1ヶ月以上しばらく邪魔だったことですかね。

タイトルには〝相見積もり〟と言いつつ、実際は相見積もり取っていないのですが。やっぱりたくさん人が来ると疲れるし、その都度本気の交渉するのも大変だし。実際に数社見積もりを取る場合も、重点ポイントを絞るのって大切だと思います。もちろん、最安値、というのがポイントの人は多くの業者さんと比較しないといけないのでしょうけれど。そんな、引っ越し業者選びのお話でした。