冷やし中華始めました。ぶどう狩り始めました。そういったお知らせは見かけますが、終わりました、終わります、の類のお知らせはあまり見かけませんよね。
今回は、終わりましたに遭遇したお話。
また山梨に桃狩りに行ってきた
先月、山梨の桃狩りが素晴らしいかった件をお伝えしました。その文中、今シーズン中また来よう、と書きましたが、昨日それを実行して来ました。
計画はもっと前からあったのですが、お盆を避け、台風で延期し、とつい月末になってしまいました。
桃狩りの終わる時期はいつか
もちろん、今回も御坂農園に行く気マンマンだったのですが。確認すると、今シーズンの桃狩りはもう8月上旬で終了していました。正確には、桃狩りは出来る。が数は少ないので食べ放題は不可、とのこと。桃の種類にもよりますが、御坂農園では8月上旬で桃の食べ放題は終わり、と見なければなりません。
冷やし中華のように、いつの間にかフェードアウトするのではなく、サイトに今シーズンの食べ放題は終わりました、と明記してあるのが御坂農園の素晴らしさです。(重ねていいますが、未だ利益供与は受けていません)
諦めず、桃狩りを決行
ですが、成功体験は人の判断を狂わせます。ヤダヤダ、またあんな風に美味しい桃をたらふく食べたい!そんな夢を見て、我が家は桃食べ放題を強行することに。たまたま入った御坂農園があんなに素晴らしかったのだから、まだいい所たくさんあるんでない?と楽観しての突入です。
しかし、もはや8月も下旬になると、桃食べ放題自体をやっているところも減り、ブームはぶどう狩りに移行します。実は、ヤンメイ妻は桃よりぶどうをこよなく愛しています。そこで、更に色気を出し、桃もぶどうも食べ放題になるフルーツバイキングを発見し、そちらに行ってみることに。
8月末の山梨桃狩りレポート
結論から言うと、ヤンメイ家「二兎追う者は一兎を得ず」状況にハマりました。伺ったのはあ〇なろ園さん。こちらは、桃、黄桃、ネクタリン、ブドウ各種が食べ放題で1500円というリーズナブルさ!
やはり今回も昼過ぎに到着し、駐車場にご案内。ブドウ棚の下に駐車出来るので車内が暑くならないのが嬉しいです。受付を済ませ、ナイフと人数分のお皿を渡され、あとはご自由に召し上がれ、と席に案内されます。
確かに、桃もネクタリンもぶどう10種類も食べ放題で、色とりどりのぶどうが並ぶ光景にテンションが上がります。が、そんな気分も食べ始めるまで。
桃とぶどうは相性が悪い?
あれ?なんか味気ない。
ぶどうの甘さが強く、桃が味気なくなってしまうんですね。
もしくは、ピークが過ぎてそれほど美味しくない桃なのか。
ともあれ、先月の感動とは程遠い満足度でした。まぁ、値段相応と言われればそうかも知れませんが。
桃の食べ放題に何を求めるのか
今回、他所に桃狩りに行ってみて分かったのは、山梨にぶどう園はたくさんありますが、当然、それぞれのぶどう園でクオリティが違う、ということ。見た目で区別は付かなくても、内容は全然違うんですね。
ウチの子は虫が苦手なんです。しかも、食べていて手や口がベタベタするのを凄く嫌います。なので、小綺麗な環境でないと、果物が楽しめないのです。
今回行ったぶどう園は、机や椅子もあまりキレイではなく、机を拭く台布巾もフォークもありませんでした。ゴミ箱の食べカス入れも虫だらけで、ゴミを捨てると虫が舞い上がります。果物も冷やす工夫は何もないので、出された当初は冷えていた物も、すぐに常温になります。
まぁ、果物狩りは野外のイベントですし、それくらい普通、と教育するのもありだと思います。実際、ヤンメイの子供の頃のぶどう園はこんな感じでしたし。
でも、清潔な環境で座って、冷えた果物を落ち着いて食べたいヤンメイ家には、ちょっとミスマッチでした。というか、自分達の好みがはっきり分かったのが今回の山梨行の収穫でしょうか。そうした点で、御坂農園さんの素晴らしさがより感じられました。
事前に調べても、環境の細かいことはなかなか分かりませんし、行った人のレポートでも探せなかったので。ヤンメイも自分の書いたものをもう一度見直して、誰かの役に立つと良いな、と思います。