さて、前回のエントリーはコンタクトの買い換えの話でしたが、今回は派生エピソード。買い換えたアスフェリックUVエアのレビュー、とてもニッチなお話です。特に、アイミーEXプレミアムからの乗り換えを考えている方のお役に立てたらいいな。
アイミーEXプレミアム廃番になる
前回、3年振りの買い換え前にコンタクトの値段をネットでチェックしたお話をしました。
実はこの時、ヤンメイ的に小さい事件が起きていました。長年使ってきた、アイミーEXプレミアムというレンズが廃番になっていたのです。
思えば愛用してから20年以上ですからね。旭化成、モデルチェンジのサイクルが非常に長いです。コンタクトレンズってこんなもん?他の商品で20年サイクルのモノって知らないぞ!?
ともあれ、メーカーの廃番を伝えるページにはアイミーサプリームという商品が代替品だと書いてありました。
フラッグシップモデル(?)は別の商品
ですが、コンタクト店で、アイミーサプリームは旭化成のハードコンタクトで一番の商品ではないことが判明。
ラインナップ的にはもっと上のアスフェリックUVエアという商品があったのです。以前のEXプレミアムもラインナップ中は一番の商品だったので、こっちの商品を買うことにしました。
画像代わりに貼っておきます。
アスフェリックUVエアレビュー
以下、アスフェリックUVエアを実際に使用してみて、アイミーEXプレミアムとの対比で感想を。
装用感
一番気になる装用感に違いは感じられませんでした。ゴロゴロするような異物感、すぐに乾燥してしまうというような不快感はほぼありません。快適に1日中使えます。
とはいえ、良くも悪くもならず、ちょっとがっかり。20年分の素材的な進歩とかに期待したのですが。まぁ、前モデルからレベルが高かった、ということかも。
非球面レンズ
目って球面じゃん!?と思いますが。非球面なんだそうです。なので、非球面レンズの方が目にフィットすると。作るのに技術が要りそうですね。確かに各メーカー、値段の高いモデルにのみ採用の構造です。
EXプレミアムからの乗り換えで一番気になったのは、この非球面採用のせいでレンズ径が大きくなったこと。8.8mmから9.2mmにサイズアップしています。
ですが、着けてしまえば全然違いが分かりません。目の上の滑りも全く問題なしでした!
UV機能
紫外線を95%カットする、UVカット機能がアスフェリックUVエアのウリの1つです。ただ、日焼けみたいに目がヒリヒリするようなことって日常ではないですし。
雪目とかスキーにでも行けば違いが分かるのかも知れませんが、今のところ違いを感じる機会はないです。問題もないです。
紫外線をカットするのと可視光線をカットするのは違うので、サングラスみたいにかけていれば眩しくないワケではないですよ、念のため。
その他
若干、くもりというか、汚れが付きやすくなった感じです。まだ新品なので装用感にはなんの影響もないですが。1日中着けている日は、夜になると早く洗いたくなります。
まとめ
総じて、可もなく不可もなくです。実は、カタログデータ的には、1ランク下のサプリームとレンズの厚さや酸素透過性は同じになっています。一番の違いは非球面レンズであるというところでしょう。
正直、良くなった気はしませんが、見えづらくなるとか、不快なことはないので、今まで通り快適に使えます。これが一番重要ですよね。
結論から言えば、アスフェリックUVエアはアイミーEXプレミアムから乗り換えても安心して使えます。買い換え成功!という個人の感想でした。
おまけ:旭化成のネーミングがツボ
アスフェリックとは、英語で書くとaspheric。「非球面」のことですね。しかし、言いづらいし、長いし、意味分かりづらいし。正直、ヤンメイ辞書引きましたよ。ジェネリックとかとイメージ被るし。
商品名としてどうなのか?
もういっそ、ウルトラUVとかハッピーエアとかでいいんでない?
サプリームはサプリームで、最高の、とか究極の、って意味のsupremeでしょ?それって一番上位モデルに冠する名前では?
少年マンガじゃないけどインフレ起こしてるのか!?
次はどうするつもりか、楽しみなような心配なような。
旭化成、やってくれます。