国際結婚をしていると、色々と生活習慣の違いに驚くことがあります。結婚9年目でも、まだまだ驚きのある楽しい毎日の一コマです。
毎日お風呂に入ってますか?
シャワーじゃないですよ。湯船に浸かっているか、ということです。寒くなってきたんで、じっくり温まると気持ちいいですよね。
日本人家庭では当たり前かもし知れませんが、多分、世界的に見て毎日湯船に浸かる民族って少ないと思います。水道が完備されたうえで、安価でキレイな水が豊富な国って本当に少数かと。
日本だって、江戸時代は蒸し風呂だし、今のように各家庭に湯船が普及してきたのは、戦後しばらくしてからですものね。
それでも、独り暮らしだと面倒だったり、もったいなかったりで、シャワーで済ませる方も少なくないと思います。
入浴は健康に悪い?
当然、中国も毎日は湯船に浸かりません。シャワーだけの家庭もあるし、湯船があっても物置きになっていたり。毎日どころか湯船に浸かる習慣自体があまりないのかも。一応、最近のマンションは湯船は標準のようですけど。使っているかは別。
そもそも向こうでは、「毎日の入浴は体に悪いよ」と言われてビックリしたこともあります。なるほど、毎日せっせと脂を落として、せっせと保湿クリームを塗るって不思議な習慣に映るかもしれません。
ヤンメイ家も夫婦2人の頃は、湯船にお湯を張る頻度が低かったです。
今日お風呂入る?
ううん、シャワーでいい。
とか、男子中学生と親みたいな会話を妻と交わしてました。
さすがに、子供が生まれてからは、頻繁に入浴するようになってくれて。
嬉しかったなぁ。
いや、一人でお湯を入れても文句は言われないのですが、なんかもったいなくて。
でも、ヤンメイ妻、今ではすっかり大きなお風呂好きです。スーパー銭湯とか日帰り温泉とか喜んで行きます。大きなお風呂に足を伸ばしてゆっくり浸かるって、外国人でも気持ちいいんですね。
中国にも銭湯がある
そうそう、こんなことを書いていてなんですが、中国にも銭湯ってあったのでした。少なくとも杭州にはありましたね。いかがわしいお風呂ではなく、普通の銭湯ですよ!
お義父さんが若い頃からの古い銭湯もずっと続いていて、一度連れて行ってもらいました。全然知らない人が入っている、という点では日本と同じなのですが、室内が薄暗いのもあり、ちょっと緊張しました。
だってほら、かけ流しとか、お湯の状態や管理も分からないですし、彼らの入浴習慣も分からないですし…
ぶっちゃけ、衛生面、大丈夫なのか!?と。
でも、腹をくくって入ってしまえば問題なし!
湯船はなかなか広いし、温度も適温。垢すりなんかも出来て、普通に快適でした。
バスタオルを使わない人々
それで最近驚いたことが今日の本題。
銭湯に行く時、妻はバスタオルを持って行かないことが判明しました!
というか、基本的に妻はバスタオルを使わなかったんです。
いや、ヤンメイの入浴セットには入れてくれてたので、気付かなかったんですよね。
バスタオルを使うのが当たり前、という固定観念が強すぎて疑いもしなかったのですが。確かに、洗濯干すときにバスタオル少なかったよなぁ…
最近、銭湯にいった折、「たまにタオルセットで入浴すると楽でいい」と妻が絶賛しており。人数分バスタオルが出るから、あとの洗濯が大変だ、というのですね。
やっぱりそうなんだ?
いりこさん(id:irumonodake)の記事でバスタオルを使っていない。洗濯が楽。というエントリーがあり。コメントを見ると、ノーバスタオル派が日本にもいるんですね。
そんな話をしたら、「そうだよ、私も普段からバスタオルは使わないよ」と驚きの告白!内容そのものよりも、8年も一緒で気付かなかった事実の方に驚いた感じでしたが。
更に曰く、「中国人はみんな使わないよ。寮でもそうだったし、大学の頃ルームシェアしてた友人も使っていなかった」とのこと。「みんな」の真偽はさておき、使わない派は多数派みたいです。日本ではどうなんだろう?
だからなんだって話ですが。色々話をしているつもりでも、まだまだ分かってないことが沢山ある夫婦なんだなぁ、と改めて実感したという話でした。
<あとがき>
ウチは普通にバスタオル使ってました、という中国人家庭の方がいらしたら、是非コメントで教えてくださいませ。