以前書いたピータン記事が意外にコンスタントに読まれています。地味に嬉しいですね、こういうの。
どんな検索でたどり着いているのか不思議です。そんなにみんなピータンが好きなのか、食べ方を知りたいのか、あんなの食べる奴いるのか?と確かめたいのか。ともあれ、一定数ピータンに興味を持つ人々がいるということ。
そこで、中国人との結婚も10年目に突入し、いっぱしのピータンイーターになりつつあるヤンメイが、最近発見した新しい食べ方をご紹介します。そんな、ピータンの食べ方のアイデアのお話。
ピータンいらなくね?
とか言っといてなんですが。まぁ、わざわざ無理して食べるものでもないんですよ。以前は「よくあんなん食べるな」「絶対無理!」「ピータンって、マズいじゃん?」みたいな反応にいちいちカチンと来ていましたけど。
自分のエントリでなんですが、意外にコンスタントにピータンを調べる人がいることを知り、そういう人に届けばいいや、と。無理って人はそれでいいんじゃない?人生損してるわっ!って程でもない。
ヤンメイもまだ人生で鮒ずしとか食べたことないですし。でも、人生大損してるとは思わないです。機会があれば食べる気満々ですけどね。やっぱり発酵食品というのは、不慣れな人にハードル高いのは確か。
そんな中ではピータン、比較的ハードル低い方かもなぁ、とは思いますけど。
小さいピータン
そんなピータンが苦手、不得意なんだけどどうせなら美味しく食べたい、という方にオススメなのがこちら。


ウズラのピータンです。中華丼とかに入ってるあのミニサイズの卵で作ってあります。普通のピータンはアヒルの卵なので、ほぼ鶏卵と同じ大きさなのに、ウズラピータンはこんなに小さいのです。
味はほぼ一緒ですが、完全にひと口サイズなので、それほどクセを感じないで口から消えてしまいます。いわゆる白身の部分もうんと小さいですからね。カットされた普通サイズのピータンより口中の存在感がありません。でも、味はピータン。
これだと割と食べ易いかな、と思います。というか、ピータンイーターとしてはあっという間に食べてしまい、むしろ物足りないくらい。
持論なのですが、発酵食品はその美味しさが分かるのに時間がかかります。繰り返し食べていくうちに、いつしか美味しいと感じられるようになる食べ物ではないかと。チーズだって最初からこれ美味しい!と思えた訳じゃなかったし。
徐々に慣れていく、という点でいうとこのウズラピータンは良いと思います。
和風ピータン?
それと、これは邪道かもしれないけど。自分の慣れた味に引き寄せて食べるのもありかと。
それで思いついたのが「ぽん酢」です。
これがピータンに意外に合います。ピータン用にわざわざタレとか作らなくてもね。日本人ならぽん酢で食べると、十分美味しい。なんとなく自分サイドの味になった気さえします。フロマージュとか言うの?分かりませんが。本場の人にはない発想でしょう。←そもそもぽん酢がないよ!
ぽん酢が合ったので、次に試したいのはワサビですね。ワサビ醤油かワサビぽん酢。ワサビって、肉料理とかマグロのトロとか、くどい系の味に合わせるのもパターンです。ピータンは割とコクのある、濃厚な味の系統なのでワサビは合うと思うんですよね。まだ未経験ですが。今度やってみたら追記してみます。
ともあれ、ピータンが苦手な方はウズラピータンかぽん酢でチャレンジしたら意外にいけるかも、という食の冒険のお話でした。