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夏休み後半のサンリオピューロランドの混雑〜2018年版

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昨年も行っているのですが、先日、サンリオピューロランドに行ってきました。昨年に引き続き、娘の誕生日祝いとしてわずかながら特別感を求めて遊んできました。

ほぼ同時期なのですが、前回は夏休み前半(お盆前)、今回は夏休み後半(お盆後)で、それなりに違いがあったので。同じところ違うところの差などを中心に、夏休みのピューロランドの雰囲気をお伝えしたいと思います。

そんな混雑状況のレポートも兼ねたサンリオピューロランド紀行2018。長いので流して軽くお楽しみ下さい。

夏休みにピューロランドに行った

昨年の感じはその当時のエントリーに譲るとして。

やや繰り返しですが、サンリオピューロランドは東京都多摩市にある、サンリオのメルヘンキャラが集う屋内遊園地です。新宿から電車で30分というなかなかの立地。とはいえ、都心よりは相模原や八王子に近いので、車でのアクセスはちょっと面倒ですが。

1番の利点は屋内ということ。そう、遊園地がまるごと大きな建物に収まっているので、気候に関係なく遊べるのが素晴らしい!今年のように猛暑でも関係なし!

実は当日、台風接近の嵐だと予報されていたんですが、予定決行ですよ。まぁ、逸れてくれたので良かったのですけど。さすがに嵐だと、ピューロランドまでのアクセスに難があって少しは空くのでしょうかね?

ともあれ、昨年よりやる気を出して開演2時間前には家を出たヤンメイ家。昨年同様に車で一般道を進みましたが、あれ?なんか去年より道が混んでいる。ところどころ渋滞に遭遇して、昨年より40分オーバーでの到着。むぅ、8月前半と後半の違いなのか、たまたまタイミングなのか。

ピューロランド駐車場の混雑

この日は9:30オープンで到着が10分過ぎくらい。やはり、この時点でピューロランドに一番近い、地下の駐車場所は満車になってました。それでも道路を挟んだ最寄りの提携駐車場に無事入庫。提携駐車場は閉園まで停めても定額1500円の券がインフォメーションで買えるのでそこそこお得です。

やはり、地下駐車場に入れたい方は駐車場が開く開演30分前には行かないと、駐車は難しいかも知れません。いつも遅刻なので、どれだけ並ぶのかは分かりませんけど。

夏休みのピューロランドの持ち物

1.前売り券を用意

ディズニーランドでもそうですが、入場の時点で券を買うのに並ぶのは時間も無駄ですし、お高いです。今回は去年と違い、結構入場で並びました。ご家族連れは買う人と並ぶ人で分かれていた様子。まぁ、どちらの列もディズニーと比べればかわいいものですけど。

今年もヤンメイ家はあらかじめヤフオク!にて株主優待券を買っていたので、3人でも3000円程度。ほぼ去年と同じ額なので、1枚1000円くらいが相場なのですかね?遊園地で1日遊べる金額としては破格にお安いです。

2.上着を用意

長袖でも良いのですが、ヤンメイは持っていった上着、一日中着ていました。屋内施設であるピューロランドでは夏も冷房が効いているので、長袖で暑いということはありません。シアター系のアトラクションを楽しむ時、特にフェアリーランドシアターという部屋は冷房がキツくてかなり寒くなります。

ちなみに、凍らせたペットボトルを保冷バッグに入れて持って行ったら、帰るまで溶けずにあまり飲めませんでした。

3.敷物を用意

パレード系のアトラクションは結構場所取りから開始まで長い間、地面に座ることになります。地面自体は直に座ってもいいと思うのですが。長く座ってると足腰にくるので、簡易クッション的な物があると楽かも知れません。

ピューロランド午前の周り方例

ヤンメイ達は着いて早々、インフォメーションで誕生日カードを発行してもらい、キャラクターと一緒に写真を撮れるグリーティングに参加した後、メルヘンシアター にて10時10分より開演の「KAWAII KABUKI 〜ハローキティ座の桃太郎」というお芝居を観ることに。

ピューロランドは大別すると参加型が乗り物系とゲーム&撮影系(徒歩で周りつつ写真撮影とか)、鑑賞型がシアター系(座席から観るお芝居)とフロア(パレード)系になるのですが。鑑賞型は開始時間が決まっているので、どうやって回るかを考えないと、時間が重なって観られないものも出てきます。

ヤンメイ家はゆるいので当日に園内で配っているタイムスケジュール表を見ながら適当に予定を立てましたけど。計画的な人はあらかじめサイトから確認しておくと効率的に廻れますね。

「KAWAII KABUKI」は開始まであまり間がなかったのですが、ピューロパス(詳細は後述)を使って時短に成功。40分ばかりの舞台を堪能しました。

その後、やはりピューロパスを使い「キャラクターボートライド」という乗り物系アトラクションをこなしてから、妻子は写真撮影の楽しそうなところで記念撮影タイム。ヤンメイは少しそれに付き合ってから、昼食の席取りに。

早めのお昼までに、ステージ1つ、乗り物1つといったペースでした。

ピューロランドのオススメランチ

ピューロランドは再入場も可能なので、持ち込みや園外で安くあげることも可能です。でも園内にはいくつかレストランがありキャラクターフードが充実しているので、そういったメニューも選ぶのも楽しみかも。

ヤンメイのオススメは4階の「館のレストラン」です。ドリンクバーとデザートも含むビュッフェ形式で、大人1980円、子供980円(小学生以下ー200円)とリーズナブル。オススメなのは、食事中にレストラン内のステージで、15分程のキティーちゃんのプチライブが行なわれるから。

時間が決まっているので、そのタイミングでレストランにいないと見られません。基本的には12時からライブ開始ですが、予約は不可。当日、タイミング良く入店するしかありません。

昨年は11時半に並んですんなり着席出来ましたが、今年は11時15分に空き席の確認を行ったら、ステージのあるお部屋の席は最後の1席でした。壁際の端っこの席をギリギリ確保!

その部屋からであれば着席したままライブが見られますが、キティーエリア外の席に入店すると、席を離れて立見でライブを見ることに。まぁ、子供達は立って一緒に踊ったりするので、席がなくてもそんなには困りませんが。

ライブが始まると、キティちゃんは後ろ側の客席の間から前方にあるステージに向かうので、お部屋の真ん中めに席を取ると、かなり近い距離でキティちゃんとすれ違えます。

メニューは炭水化物が多いですが、ちゃんとサラダバーもあり野菜も採れます。味も並みのファミレスレベルなので不満はないかと。今年はカレードリアや汁なし坦々麺が美味しかったですが、小さな子供にはあげない方が良い辛さです、念のため。

ちなみに、プチライブ「join! KITTY」のセットリストは

1.恋しちゃいなタウン

2.1・2のサンドイッチ

3.Lucky Happy Everyday

の3曲で、曲目は昨年とまるで同じ。まぁ、ほぼ忘れてたので新鮮な気持ちで観られました。結構、立ち見の子達は一緒に踊れていて、予習でもしてきたのかな?上記曲目をyou tubeで調べると映像が出てきますよ。

ピューロランドのお誕生日

ピューロランドにお誕生日に行き、インフォメーションカウンターに申告すると、誕生日の小冊子とカード、シールが貰えます。

このカードは首に下げて園内を回っていると、スタッフがお祝いの言葉と共に、シールを貼ってくれます。乗り物に乗るときはおろか、すれ違った掃除のお姉さんもお祝いしてくれて、ちょっとスペシャルな気持ちになれます。

昨年より少し慣れた娘は、スタッフの方に「シール下さい」と声をかけてシールを貼ってもらう術を覚えたので、昨年よりたくさんシールが貰えていました。

無料ステージあり

「ハッピー はっぴ〜 バースデー SHOW」というステージがあります。これは同じお誕生日月のキャラクター(各キャラクターに誕生日があるんですよ!)が歌い踊り、誕生日の子達と写真も撮ってくれるようです。が、1日1回10時25分から開演で、前述のステージと被ってたので今年も未鑑賞。いつか観る機会があるかな?鑑賞は自由なので、お誕生日以外の人も関係なく楽しめます。

予約制のお祝いもあり!

上記のステージの他に、キティちゃんのステージを観て、ステージで一緒に写真を撮ってお祝いをして貰い、お土産まで貰えてしまう「アニバーサリータイム」というイベントがあります。貸し切りミニライブみたいな感じです。

正確には、このイベントのチケットを買って参加します。本人は2300円、付き添いは500円で、付き添いにもジュースとお菓子が出ます。お値段を考えると特別感があって楽しいのですが、このイベント、予約制です!

ですが、なんかこれ、予約サイトを使ったりチケットをコンビニで発券するなど、上記チケット代以外に、手数料関係に1000円くらい余計にかかるんですよね。なんかこれが惜しくて。(手数料がチケット代の30%って…)席に余裕があれば当日にカウンターでもチケットが買えるとのことだったので。当日券に期待して予約せずに行ったら、やはり当日参加は無理でした。前日に予約手続きをした時は、まだチケット取れそうだったのにな。ケチな父ですまん、娘。

午後はパレードから

食事が終わった頃からピューロランド中央にフロアをぶち抜いてそびえ立つ「知恵の木」周辺で、鑑賞型イベントの「ミラクルギフトパレード」が始まるのは去年と同じ。ただ、昨年ほどアナウンスはしてませんでしたね。

開始10分前では鑑賞に良いスペースは当然ないので、昨年と同じく娘を抱っこして2階から見下ろすように鑑賞。ピューロランドは屋内なので、場内を暗くすることが出来、光の演出がキレイでした。確かに、行った以上は一見の価値ありですね。

とはいえ、これも昨年とまるで同じ内容。どれくらいのスパンで出し物が入れ替わるんでしょうか。基本的にタイトルが同じものは内容も同じなんでしょうね。

凄いお姉さんいたっ!

ただ、昨年は気付かなかったのですが。天井から帯2本だけでぶら下がってる凄いキャストがいたんですよ!いや、昨年も存在は見ていましたが、よもや他になんの支えも安全装置もなし(そう見える!)だったとは!?帯に身体だけでぶら下がって体重を支えるって、超高等技術ですっ!!シルクドソレイユかっ!?

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いや〜、ピューロランド、なにげにメルヘンを装ってスパルタンです!!これだけでも一見の価値あり。是非二階からお姉さんを応援しようっ!!

ぐでたま・ザ・ムービーショー

さて、その後、またもピューロパスでショートカットして、ゴーカート的な乗り物でマイメロのいるマリーランドを巡る「マイメロードドライブ」を楽しんだ後、昨年は未体験の〝ぐでたま〟の参加型アトラクションへ。

ぐでたまというのは、潰れた(?)卵の黄身のキャラクターで、でろ〜んとヤル気のなさを前面に押し出したキャラクターなのですが。今回、ヤンメイはこれが一番面白かったです。

参加型とはいっても、映画のような画面に向き合った観客を、ぐでたまがライブで弄りながら話が進行するという、初めてのタイプのアトラクションです。なので、参加とはいっても、何人かの観客がカメラ越しにスクリーンに写り、ぐでたまとやり取りをするのがメイン、という地味な参加です。

ですが、台本が良いのか、マイクの向こうの人がとても慣れているのか、客の弄りがとても見事なんですよね。完全なるライブ感に感心しつつ、娘もヤンメイも結構笑って楽しんでしまいました!

今年もあった、ネルケの舞台

ネルケとはネルケプランニングのこと。昨年も面白いけど、ピューロランドとはあんまり関係ないお芝居やってるな、と観ていたのですが。それが、よくアニメや漫画を舞台化している会社、ネルケプランニングによるものだったらしいです。今回はそのネルケによる舞台、第2弾「MEMORY BOYS 〜思い出を売る店〜」。

昨年同様、キャストはイケメン、男性俳優のみの舞台です。サンリオキャラやメルヘン大好きな大きなお友達と、若いイケメンだけで創られる舞台は親和性があるんでしょうね。でも、別に女性が出ないからといって昨年同様違和感は特にありません。おじさんも十分楽しめました。

というか、40分のコンパクトさの中で、ストーリーとして完結し、歌あり、笑いや涙ありのステージは、単独ステージだとしても十分料金の取れるクオリティで、とても見事です。サンリオの心意気を感じます。イケメンかどうかはどうでもいいのですが、今後もこのコラボが続くと面白いなぁ、と思います。

ちなみに、時々舞台に出てくるマイメロディが全然必要ないのと、前回と比べて幼児にはやや難しいお話だったのが少し残念。

やはりお金だ、ピューロパス

さて、先程から時々出てくるピューロパスについてもお話しましょう。昨年のリンクから読んでくれた方は読み飛ばして下さい。

ピューロパスとは、有料版ファストパスみたいなものです。これを出すと、行列をショートカットして、一般列に何人並んでいようと、ほぼ最前列に割り込みが出来ます!順番が金で買えるんですよ!これほど分かり易い資本主義の形が見られるなんて、ピューロランドスゴイです。

ピューロパスは普通に当日、会場内で買うことが出来ます。アトラクションよって異なりますが、500〜2000円で買えます。といっても、2000円はパレード席だけで、普通の乗り物やシアター系は1人500円とかグループで1000円とか、それなりに良心的です。直前まで他のことをしていても、専用口に並ぶとすぐに案内してもらえます。究極の時間節約技です。ピューロパス最高!

しかも、ピューロランドはこのピューロパスを身体障害者には無料で発行しています。(ハートフルパス)すると、障害者も全然並ばないで乗り物に乗れるんです。これって、他の遊園地にはない、かなり素晴らしい特典です。なまじいな料金の割引よりうんと助かると思います。さすが日本発のメルヘンは太っ腹です!

締めはミラクリュージョン

実は、あと残っているのは、キキララのお家とかキティちゃんのお家とかの写真を撮る系と、ぐでたまの世界でゲームをしたり、まぁ、地味目なアトラクションばかり。

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それらもピューロパスを使いながら一通り廻り、最後はキティ・ダニエルと一緒にイルミネーションを楽しむ「ミラクリュージョン 〜スターライトドリーム〜」です。プロジェクションマッピングが上手に使われていて、メルヘン気分が満載です。

とはいえ、これも去年と全く一緒。ピューロランド、出し物の回転はやや遅いのかな?お値段を考えるとしょうがない。それぞれ、イベントに合わせた小道具を売る関係で、頻繁には変えられないのかも?

ともあれ、コストパフォーマンスはとても高いです。特にお芝居系のクオリティの高さは、入場料を大きく超えた価値があります。ヤンメイ妻はディズニーは見事だけどアメリカ資本、日本人ならサンリオに肩入れしなさい!と不思議な説教をします(笑)。

ちなみに、この日は昨年より閉園も1時間長い18時。朝から丸一日よく遊びました。娘も楽しかったみたいで良かった良かった。抱っこは重かったけど、なんとか一日保ちました。効率的に回れたのは、やはりピューロパスのお陰でしょう。


去年の記事、夏休みになってから少しアクセスが増えていたので。またピューロランドを訪れようとする、親子連れやカップルなど、今年の記事も誰かの役に立てば幸いです。