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石垣島で子連れなら底地ビーチへ行け!〜子連れ石垣島旅行記⑥

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石垣島はどこでも海がキレイです。でも、泳げるビーチとなると、いくつかの場所に限られてきます。これまでの石垣訪問で何ヶ所かに回ったうち、子連れにはここだ!というベストビーチが見つかったのでご紹介するこの企画!

今回は小さな子連れで遊ぶには底地(すくじ)ビーチが最高だった、というお話。

石垣島人気のビーチ

石垣島にはいくつもの素敵なビーチがあります。今までに行ったところでいうと、フサキビーチ、真栄里ビーチ、米原ビーチ、底地ビーチくらいですが。どこも景色は良く、それぞれに魅力があります。

10月に訪れているせいか、どのビーチもあまり混雑はないです。身勝手なもんですが、あんまり空いているビーチというのもそれは少し寂しい、というか怖い。いや、万が一溺れた時、とかの心配じゃなくて、何かヤンメイの知らない理由があって、みんな利用を敬遠しているのか?とかが気になっちゃう。

今回、例によって川平湾に行ったとき。(川平訪問はヤンメイ家の恒例行事)グラスボートのスタッフさんとの雑談で、これから底地ビーチに行く、と告げると。いや、この時間の潮位だと米原ビーチの方がいいよ、と勧めて貰いました。そうか!潮位という発想はなかった!!黒島の桟橋であんな目(どこまでも続く潮溜まり)に遭いつつも、あまり真面目に考えてませんでした。

という訳で、川平湾から車で20分ぐらい走る、という点では底地ビーチと距離、時間とも大差ない米原ビーチに行きました。なるほど、こちらは2時過ぎに行ったのですが、そこそこ泳げる環境で徐々に潮も戻りつつあり。親子で楽しく波と戯れました。

惜しむらくは、シャワーありとの情報で行ったのですが、鍵がかかってて使えなかったこと。シーズンなのかタイミングなのか。500円の有料のシャワーはありましたけど。

潮見表を見るべし

ちなみに、先ほどの話題、潮位の話。潮見表というものがあります。「潮見表 石垣島」と検索すると出てきました。潮見表+地名だね。それを見ると、満潮と干潮の時刻、それぞれの水位が分かるのです。

これさえ知っていれば、黒島でももっと良い景色が楽しめたものを…。というか、いい加減、4回目なのに知らなかったのか?という話ですが。

いや、確かに過去にも水牛車に乗ろうとしたら歩いて渡れるくらい足首までしか水がない、とか、海に座ってるのに胸の位置くらいまでしか水位がない、とか経験していたのですが。なんか、タイミングかなぁ〜、くらいで全然潮とか考えなかったのです。

いや、潮見表情報は恐ろしいですよ?

例えば、ヤンメイが米原ビーチに訪れた日は、12時半に干潮で水位は50cmになっちゃうんです!それから6時間かけて170cmまで上がって行くと。1時間で20cmも上げ下げしちゃうんだから、遊んでる間にどんどん環境が変わるワケですよ。

で、じゃあ、大体1時間に20cmづつ変わるのか、と思うと日によって違って。ヤンメイの到着の日だと、干満の差は80cmで、干潮の時刻も1時間早いし。ちゃんとご自分で潮見表に飛べば分かるんですが、こんなに自然って変化するんだね、ってびっくりするくらい日々条件が違うのです。

えっ!知ってた?

それは素晴らしい!

釣り人には常識なんでしょうけど。ヤンメイ、今回の旅行で初めて知りましたよ!これからは昼間に満潮が来るタイミングで旅行の予定を組もう。いつか潮干狩とか行くときも、絶対失敗しないぞ〜!知らなかった皆さんも海に行くときは一度チェックしてみましょう。

底地ビーチがベストビーチ

でも、結局ヤンメイ家は翌日、底地ビーチに行きました。いや、なんと言ってもね、ヤンメイ家的に圧倒的に遊び易いのです!以下に、ヤンメイが底地ビーチを小さな子供連れにベストなビーチだと言い切る理由を述べます。

浅いのがいい

ちなみに、ヤンメイ家では妻子は浮き輪を使う泳げない人達です。そんな人達には、干潮時には他のビーチに行くように注意されちゃうくらいの、水位がめちゃくちゃ浅くなる底地ビーチがちょうど良かったのです。

もうね、危険ゼロ!

10時の時点で水位がかなり下がってきてまして。いや、あんまり早いうちはさすがにちょっと寒いので。ちんたら9時半頃に着いたら、もうどんどん水が減ってきてるなぁ、と分かる感じ。

あまりに開放感のある広いビーチと透明な海に、思わずカナヅチの妻が慌てて浮き輪を用意して海に入りましたよ!今回の旅行での初入水(それまでは撮影のため足のみ浸かる程度)、初遊泳です。とは言え、足が付くとかいうレベルではなく、もう小学生が歩けるくらいの水位なので。本当に天然の子供プール感覚です。

珍しいママの登場に娘も大はしゃぎで遊んでいました。ヤンメイ?ヤンメイは時に泳ぎ、時に撮影と、陸と海を行ったりきたり。そうこうするうちに、もう膝下くらいの水位になったのでさすがに切り上げました。

人が少なくていい

底地ビーチ、人はまばらでいい感じに空いています。寂しくないくらいに人はいる。点々といる。でも、近くには全然いない。ヤンメイ達の経験した底地ビーチはそんな感じのビーチです。米原ビーチをはじめ、他のビーチと比べて浅過ぎるからでしょうか?本当、びっくりするくらい人がいない。

昨年はシャワーかなにかが工事中だったからかな?本当に全然人がいなくて。人のいない夏の海を初めて経験しました。そして、それが怖く感じることも知りました。

とにかくローカル!それが底地ビーチです。

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キレイでいい

元々石垣島の海はキレイなんですが。人が少ないせいか、遠浅のせいか。本当に水が澄んでいます。白い浜と青い空、透明な海がカナヅチさえも海に招き入れます。

底地ビーチはそんな海です。

魚がたくさん

これは底地ビーチに限らないのですが。石垣の海はパンを持って行き、エサやりをすると割とすぐに魚が集まって来ます。

しかし、この底地ビーチはその数が段違いに多いです。何故かは知らないけど、エサをあげているといつの間にが囲まれています。大小様々な魚がワーッと寄ってくるのはとても楽しい。もちろん、子供も楽しいです。いや、途中からビビリ始めるくらい寄ってきます。

しかも、これはどんどん水位が下がっても、結構お魚さん達は頑張って近くに来てくれるので。ヤンメイなどはお風呂に入ってる感覚で、砂に座りながらエサやりをしていて、お腹や背中の回りをぐるぐる回りながらエサを食べる人懐こさ。これも底地ビーチでしか経験したことのない遊び方です。

もっというと、エサのパンが全部なくなっても、まだ周りを取り囲んでぐるぐる回ってくれます。大サービスです!

シャワー、トイレ完備

ビーチにはトイレとシャワーが完備されていてどちらも無料です。シャワーは水しか出ないけど、海水浴してたんだし、それほど寒いってことはありません。まだ設備も新しくキレイですよ。

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駐車場無料

他のビーチは有料のところもありますが、底地ビーチは完全に無料です。しかも、かなり広く整備されています。ビーチのすぐ近くに停めることが出来て、子連れにとてもありがたいです。

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アスレチック

海まで来てアスレチックやるかな?とも思うのですが。アスレチック的な設備も出来ていました。最近完成したのかな?

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底地ビーチのアクセス

川平湾から207号線を通って底地ビーチに至る道をザッとご紹介。少しだけ峠を越える感じになります。意外に奥まったところにあるので、写真付きで経路案内など。

川平湾を越えて北上していくとの底地ビーチまで2kmという、こんな看板が出てきます。

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しばらく進み、左側にこのエイの看板が見えたらすかさず左折します。

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少し細くなった道が二股に分かれますが、クラブメッドの方ではなく、左のラ・ティーダ石垣リゾートの方に進みます。看板が草に埋まってて見づらいよね。

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ラ・ティーダ石垣リゾートの脇を直進すると、いよいよ底地ビーチの無料駐車場です。左折するとホテルに入ってしまいますので、もう少しだけ前に進もう。

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駐車場の入口です。派手な看板がお出迎え。お疲れ様でした。

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カラスに注意

さて、そんな小さな子連れに最高だ!と大絶賛した底地ビーチですが。一点だけご注意が。

それがカラス!

海に大金とか持っていかないとは思うのですが、ビーチに敷物とかバスタルとかを敷いて、カバン、携帯、飲み物くらい置いたりしますよね?空いてるビーチだし、特に荷物番とか置かないで遊びに行ってしまったり。…しません?

しないなら問題ないのですが。もし、そうやって無人で荷物を置いている場合、カラスに狙われてちゃうんですよ。だいたいそういうカバンには食べ物が入っているとカラスは学習していて、それを狙って荷物を漁られてしまうのです。

コンビニ袋だと下手すると袋ごと持って行かれます。カバンでも器用に開けたり突かれたりします。実は、先の表現でヤンメイが海と陸を行ったり来たりしていた、というのは、時々荷物がカラスに荒らされてないかを確かめに行ってたんです。

あっ、荷物は無事でしたけど、開けようと突かれたのか、位置が動いてましたね。結構大きな荷物でしたが。なので、ビーチに荷物を放置するときは、泥棒よりカラスに要注意!ということです。

 

以上、小さな子連れが遊ぶのに、遠浅過ぎる底地ビーチは最高だよ!それと、子連れが海で遊ぶときはパンを持って行こう!というお話でした。

 



旅の始まり、続きはこちらから。

10月の石垣旅行をANA楽パックで~石垣島旅行記①~
アートホテル石垣島宿泊感想 ~石垣島旅行記②~ 
ウミガメと会える遊べる研究所~石垣島旅行記③~
黒島はきれいな海だけじゃない~石垣島旅行記④~
やいま村の魅力を語る ~石垣島旅行記⑤~
石垣島の夕飯、魚?肉? ~石垣島旅行記⑦~

以前の石垣記事より
 ・子連れ家庭に10月の沖縄がオススメ
・梅雨の石垣島、子連れの楽しみ方