ウチのカミさん中国人 ~毎日が異文化~

国際結婚したい人の夢を壊さないといいな。国際結婚の現実、いいとこ悪いとこ盲点、みんなお話しします。

フレッツ光のにねん割は契約者の死亡解約でも解約金が発生して驚いた話

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前回の件と少し被りますが。親族の死に際して色々と手続きがありまして。

そんな中、各種契約の解除、解約とかをやってきたのですが。最近になってやってきた請求書に驚きました。

フレッツ光の2年契約って、契約者の死亡が理由で解約しても解約金を払わなければいけないのですね。当たり前と言えば当たり前、残念と言えば残念なことです。

今回は、〝にねん割の解約〟で調べてる人の役に立つといいな、の親族の死後の手続き中に分かったことのお話。

携帯なら死亡解約金はない

今回の親族の死去ではヤンメイが各種手続きをやることになり。今までも家族を亡くすとかありましたけど、それらの後始末をメインでやるのは初めてです。

いわゆる、ライフライン系もそうですが、各種契約は本人しか分からないモノも多くて、後々、知らずに滞納→請求となる流れもありました。

今回もそのパターンというか。インターネット回線に関しては、早々にNTT東日本に連絡して、契約解除、機器の返却などは済ませてあったので、それで万事終了かと思っていたのですが。

少し前に送られていた請求書、やけに金額が高くないですか?

日割り計算にしても高いんだけど?と思って明細を見ると、「にねん割解約金」という項目があり、そこで¥9,500かかってる!こいつか!?

いや、なまじ他の解約を経験していたので、盲点が出来上がっていましたよ。

というのは、携帯電話の解約だと複数年契約割引を死亡を理由に解約しても、このような料金は発生しないのです。

格安SIMの携帯各社は知りませんが、いわゆる大手三大キャリアでは、死亡解約時に複数年契約の解約金を請求する会社はありません。

悪名高き(?)ソフトバンクはその昔、死亡診断書があっても当人以外では契約解除自体が出来ない、なんて、事態もあったようですが、今は昔。ごく普通に解約できたし、手数料も一切かかりませんでした。

ちなみに、現在ヤンメイが使っているY!mobileは格安SIMですが、やはり死亡解約による費用は発生しないことを確認済みです。

ネット回線の死亡解約情報少なし

なので、ネット回線もそうだろうとタカを括っていたのですが…。ほう、そうですか、NTT東日本!

携帯ではこの事例、案外すんなり検索出来ますが、ネット回線だとあまり情報が出て来ません。ネット回線は契約の条項が各社それぞれだから?それにしても、オフィシャルサイトのQ&Aにも「死亡解約」について全然書いてない会社は多いですね。必ずあることだと思うんだけど。

ちなみに、NTT西日本さんのホームページには記載があり、契約から6ヶ月を経過しての死亡を理由とした解約では解約金が発生しないんですけどね。

NTT西日本公式|フレッツ光|光インターネット接続(光回線)

NTT東日本でのにねん割解約

NTT東日本はどこにもこういうこと書いてないので。請求書の番号に電話をしてみました。

「契約者が死亡しての解約の際にも解約金は発生するのですか?」とこれ以上ない簡潔な質問です。

すると、契約内容を確認するのでIDを教えて下さい、と。契約回線の電話番号や、契約者の連絡先の携帯番号では契約の確認が取れないのかな?

いや、よく見れば請求書にもIDは書いてあるんだけどね。できれば「裏面の右上に記載がありますよ」とアナウンスが欲しい。契約書が手元にないと、なかなか契約情報って分かりづらいです。

待つことしばらく、契約がないとのこと。いや、そーだろー、解約してるしね。でも、解約しちゃったら、残金の支払いとか機材の返却情報とかIDと紐付けないのかな?

なので、「すでに契約は解除していて、機器も送り返してあります。NTT西日本では死亡解約金は発生しない旨をサイトで確認したんだけど、そちらのサイトでは記載がないので。どうなのか教えて欲しい」と再質問。

すると、「確認します」と、再び待つことしばらく。「確かにNTT西日本ではそいうった記載がありますね。うちではどうなのか上の者に確認して折り返します」と。

ええっ!?確認してたのソコ?他社サイトなんかどうでもいいじゃない!?とツッコミも入れず待ちましたよ、20分程。

折り返しの電話では「当社の規定ではそのような免除の条項はありません」とのことでした。以上、やりとり終わり。

えーっ!こんなに待ってこの回答?珍しい質問なのかな?

つまり、「ウチの規則では死亡解約うんぬんについては特に書いてないから。書いてない以上、特別に措置とかないからね。普通に解約金払ってください」ってことですね。

それはそれで分かるんだけど、なんかそれも気分的に嫌だな。どうせ契約書には「死亡による解約時も解約金が発生する」とも書いてないんだよね?多分。

いや、ヤンメイ法学とか全然分からないのでね。書いていない条項をどう受け止めるのが法的セオリーなのかも知らないのですけど。というか、もはや、感情的イチャモンになってる気もするんですが。

ぶっちゃけ、死亡により当事者不在になった契約で、契約の継続が不可能な場合でも違約金が発生するって嫌な感じ!って思いました。

携帯各社や系列会社(?)のNTT西日本では発生しない料金なんでね。なんか不人情だなぁ、NTT東日本!という気持ちですよ。

もう君らとは契約しません!

って、ウチのネット回線はケーブルテレビ系でした。ならもう関係ないしいいか。

まぁ、向こうにしてみれば、「いや知らんがな。死んだらチャラとかそもそも言ってないし。他社さんとか知らんし」という立場なのも分かるんですけど。

今回、身内が亡くなるまでそんなこと考えたこともなかったし、ネット回線や携帯を契約するときに、自分が死んだ時のこととか、いちいち考えて契約しないですからね。えっ?してる?

解約金はさておき、色んな契約で、契約者が死亡したら遺族が継続の手続きをしなければ、契約は終了とか一時停止というのがデフォルトになるといいなぁ。でないと、使ってないサービスがずーっと課金され続けるケースも出ると思うんですよね。今はそれがちょっと怖いです。

 

ともあれ、まぁ、NTT東日本は契約者の死亡が理由でも解約金が発生します、という事実にちょっと驚いて腹が立ちました、というお話でした。