我ながら親切なタイトルに感心します。
そう、ある朝、浴室の自動水栓が壊れてしまい、なんの操作もしていないのにお湯が出続けてしまう事態に。
結局、修理は出来ずに交換となったのですが、それを自分でやったら、案外すんなり出来ました。
でも実際は、ネットで調べてみて簡単だとタカを括っていた作業ですが、1つだけ難点がありました。ただ、それについてネットで数記事調べた範囲では書いてなくて。
ならば不肖ヤンメイが書こうではありませんか!どれだけ読まれるかは分からないですが…
今回は、浴室の水栓は自分で結構簡単に代えられます。でも、ちょっと注目が必要です。というお話。
水栓が故障した
ある朝、すぐに起きずに寝室でゴロゴロしていたら、給湯器が動いている音がしてきました。でも、家族はみんな寝室にいますからね。隣室の音か何かかな?と思っていました。
ところが、妻は「いや、ウチじゃない?」と。この場合、調査班は当然ヤンメイです。「えーっ、違うと思うけど?」とブツブツ言いながら浴室に行くと、水栓からジャージャーお湯が出ていました!危機はいつも自分以外のところにある、と思い込んでいる、のんきな日本人丸出しです。
浴槽の栓が閉まっていたので、5cmは貯まっていたでしょうか。あれ?なんで勝手に?と思いつつ、停止スイッチを押すも反応なし。自動水栓なので蛇口的なものがなく、スイッチが反応しないとお手上げなんですよ。
仕方ないので、浴室隣の洗面台の下を開けるもそれらしき栓はなし。室外に出てそれっぽい元栓を閉めたら、ようやく止まりました。家中の水ごと。そう、元栓を閉めてしまうと、朝ごはんの支度はおろか、トイレにだって行けないんですよね。
まぁ、トイレは貯めた水でも流せますから。朝ごはんの支度で水を使う作業の間は、もう一度浴槽に水を貯めつつ、一時的に元栓を開けよう。と、再度元栓を開けると、何故か水は止まっていました。
でも、原因は不明ですからね。またいつ出ないとも限りません。ヤンメイのマンションは、鍵や設備のトラブル時にスタッフを派遣してくれる駆けつけサービスを導入しています。住まいのJAFみたいなものですね。
ありがたいことに24時間受付なので、早速電話をして、9時にはスタッフさんが到着するよう手配してもらえました。なかなかのスピード感で素晴らしい!ちなみに、派遣、補修までは無料です!部品代がいる場合は別途請求です。
修理の人は来たけれど
その後、ヤンメイは出勤してしまったのであとは伝聞なのですが。結局は水栓自体の故障だからメーカーを呼ばないと修理は出来ません。ただ、水栓自体が古いので、メーカーにも部品がないと交換でしょう。ということで、TOTOさんにバトンタッチすることに。
その場でTOTOさんに連絡してくれ、午後には来てくれたようです。ですが、結局は同じ判断で、部品がないので水栓ごと交換になります、と。ただ、ここでTOTOさんに頼むと、水栓の値段自体が高いんですよね。メーカーさんなのにネットの販売価格より全然お高い。しかも、水栓を持ってきてもらうためには出直しが必要で、再度出張料もかかります。工賃も合わせると計4万〜はすると。
なので、調査、出張料として5,000円ほど払ってお引取り願いました。ヤンメイ妻は何にもしてないのに高過ぎる!と怒っていましたが。日本は人件費高いからね。プロを呼び付ければお金がかかるのよ、と説明しました。
ネットで浴室水栓を買ってみた
一応、ネットで浴室の水栓の型番を調べるも、やはり廃番に。なので、すごくこだわりはないけれど、やはり同じTOTOで探してみました。
風呂にお湯を張るのと、シャワーが浴びられればそれで良いので、廉価なヤツでいいや、と。ただ、今回みたいに自動水栓だと故障時に面倒なので、アナログというか手動切り替えの品を探しまして。選んだのがこれ。
yahoo!ショッピングで¥13,000でポイントが1,200円分ほど付いて送料無料なので、TOTOさんにお願いするより全然安いわけです。工事をお願いしても+ ¥12,000くらいなんだけど、もういっそ取付も自分でやって、とことん節約してしまおう、と。そんな訳で、人生初の水栓交換に挑みました。
届いたのを開けてみました。シャワーフックもセットでした。
自分で水栓を交換してみた
あらかじめ、ネットで「浴室水栓 交換」と調べると、やり方を書いたサイトや動画がたくさん出てきます。
基本的には、水を止めた上で、古い水栓を外して新しいのを付けるだけです。スパナ(モンキーレンチ)とかドライバーが普通に使える人なら問題ない作業です。
水栓を外す手順
まず、古い水栓本体をスパナで外します。
残った脚部(ホース部分)は手で回して外します。左回り(逆時計回り)に回します。
残った接続部の金具を掃除します。
水栓をハメる手順
この壁の穴に新しい水栓の脚部をはめていきます。はめる前の準備として、シールテープという薄いゴム性のテープを脚部の根元(ネジ部)に巻いておきます。密閉度を高めて水が漏れないようにするパッキンの代わりですね。
ヤンメイの買った店ではシールテープがおまけで付いてきました。5〜6回巻き付けます。


このように準備した脚部を、外す時とは逆に右回り(時計回り)に締めていきます。
左右の角度を調整して、本体をスパナで止めて終了です!
使ってみても水漏れもなく、無事取付られました。新品は気持ちいいですね。
ヤンメイの失敗
ですが、実際の作業はすんなりいった訳ではありませんでした。つまり、失敗してやり直したのね。
脚部を取り付ける時、ネジと一緒で右回りに回していくんだけど。仮に、回し過ぎて、角度を合わせようと戻してしまう、つまり、左回しをしたらいけない、と説明書にもネット上でも書いてあります。
ですが、実際ははめて回してみないと、どの角度で止まるのか分からないんですよ。
実は、上の取り付け写真は失敗した作業の写真です。脚部の角度が合ってないでしょ?
本当は左の脚部をあと5°くらい内側に傾けたいんだけど、もうあれ以上回らないんですよ。仕方ないので、左回りに回さないといけないんだけど、左回りにするとシールテープが破れて密閉性がなくなるのです。
つまり、もう一度シールテープを巻き直さないといけない。
ところが、サービスのシールテープには長さの余裕がなくて、近所のホームセンターに買い直しに行ったんですよ。シールテープだけ。なんたる無駄骨。
水栓取付の注意
この悲劇を防ぐには仮止めならぬ、仮ハメをする必要があります。つまり、シールテープを巻かない状態で、丁度良い角度に合わせるのに何回転するのか、実際にはめてみて数えるのです。
すると、丁度良い回転数が分かるので、回し過ぎて行き過ぎることがなくなります。
ちなみに、シールテープを巻くと接合部が太くはなるのですが、計った回転数まで回せない、ということはありませんので大丈夫です。
まとめ
浴室水栓を自分で交換するときは
・仮ハメで回転数を確認しておく!
その他
・駆けつけサービスは便利!
・24時間対応だと更に助かる!
といったところでしょうか。
そんな、自分で浴室水栓の交換をやってみたら、以外に簡単だった、というお話でした。さぁ、みんなもレッツ水栓交換!←しないって