もうちょっと旬が過ぎた感がありますが。中国人はタケノコが大好きなんだそうです。
ウチも例年食べていましたが、今年は安いルートを見つけたので15kgは買いましたかね?
いや、もうただそれだけの、中国人家庭では春のタケノコは必須行事だ、というお話。
中国人とたけのこ
皆さん、この春はタケノコ食べました?新鮮なタケノコを手に入れて皮から剥いたのを食べた方や、パックになった水煮を買った方などそれぞれだと思いますが。
今年のヤンメイ家は箱買いしましたよ!それも3回も!!
ヤンメイ妻曰く、中国人は春には必ずと言っていいほど、たけのこを食べるんだそうです。それも頻繁に。それくらい、春にはたけのこが溢れてるということみたい。
いや、そんなん始めて聞きましたけど?ただ、都会では新鮮な皮付きの筍なんてそれほど売っていないし、あってもそこそこお値段がするので、あえては買わなかったのだ、と。
ポピュラー感でいうと、夏のトウモロコシやスイカみたいなものらしいです。あ〜、確かにあれは夏はよく食べるよね。あまり食べ飽きないし、またぁ?みたいな感じにもならない。
中国人は子供でもあれくらいの頻度で春はタケノコ食べるんだそうです。それってなかなかのペースじゃない?
子供の頃、実家で皮付きのタケノコを入手すると、タケノコご飯とか煮物とかになったけど、それ程嬉しいものでもなくて。なんで大人はあんなもの喜ぶのかなぁ、と思ってました。
大人になるとなんだか嬉しいんですよね、あれ。タケノコご飯とかキノコご飯とか妙に美味しく感じる。当時は普通の白いご飯の方が好きだったけど。年をとったんですかねぇ。
たけのこは◯◯で買うべし
さて。それで、妻的にコスパのあまり良くなかったタケノコを、なぜこの春になって買うようになったのか?それはこれまでより安価な入手先を発見したからです。
その入手経路はおじさんヤンメイにとっては意外なものでした。まぁ、若い人は当たり前にご存知なのかも知れませんけど、もったいつけてお教えしましょう。
そのお安いタケノコの買い方とは…
メルカリです!
知ってました?メルカリで食べ物売ってるって。ヤンメイ、最初に聞いたとき、聞き間違えたかと思いましたよ。だって、ヤンメイにとってメルカリって個人所有の中古品、ブランド物とか子供用品とか、そういう商いがメインだと思っていたので。
そのメルカリでよもや食べ物!?まぁ、農協とか通さずに個人のこうした形の売買の場というのが広がって来てるんだなぁ、と時代の流れにびっくり。
妻はこうした出品者の方から、スーパーで買ったり、たけのこ狩りをしている農園に行くよりもお得な価格(送料込)でタケノコを買っていたんです。
いや、最初は「大丈夫?」って不安もあったようなんですが。届いてみれば、受注後の掘りたてのたけのこを箱いっぱいに送っていただきました。いや、かなり値ごろ感があります。 良心的ですねぇ!
中国人のたけのこ料理
まぁ、5kgとか8kgとか言っても半分くらいは皮なんで随分減ってしまうのですが。それでもかなり大量のたけのこですよ。
これを届くとすぐに皮を剥いてアク抜きをします。届いてすぐのヤツはまんま調理したりもします(妻が)。
こないだは茹でたて、剥きたてのたけのこが味噌炒めになって出て来ました。完っ璧な和食です!使ったのは甜麺醤とかじゃなくて日本の普通のお味噌ですからね。キラッとひらめいたらしいです。
それがシンプルで美味い!ヤンメイ、晩酌とかしないのですが、酒が旨くなりそうな一品でした。白いご飯でもいいなぁ。それも夕飯後で食べきってしまっていたので、たけのこだけいただきました。白米あったらおかわりコースでしたね、間違いなく。
下処理をしたタケノコは冷蔵庫で保存して、適宜調理されます。
他に、煮物とか青椒肉絲とか作りますけど、中国でポピュラーなのはたけのこの豚肉炒めです。なんですかね、鴨にネギではないですが、たけのこと豚肉というのはペア確定みたいです、中国では。
いや、確かに美味しいのですよ。日本人はあまりそういう調理はしませんけど。一度試してみると、ヤンメイのように豚の脂とたけのこの相性の良さにハマるかも知れませんよ。
ちなみにこれは今夜の夕飯の一品。たけのこ味噌炒めwith焼豚です。自家製の焼豚とたけのこを豆板醤を入れて炒めたもの。めっちゃご飯が進みました。ごちそうさまでした!美味かったです。夕飯を写真に撮ってたので不審がられました。
いや、単に。たけのこって和食として愛されているけど、中国人のたけのこ愛はそれにも勝るんじゃない?という、久々のカルチャー話でした。