ウチのカミさん中国人 ~毎日が異文化~

国際結婚したい人の夢を壊さないといいな。国際結婚の現実、いいとこ悪いとこ盲点、みんなお話しします。

AI時代の運動会のお話

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あっ、最初にお断りしておきます。今回、進歩した科学技術に触れてAI時代の到来を実感した、とかいうお話ではありません。

単に、子供の運動会に参加した時〝こうだったらいいのにな〟があったという、くだらない独り言メモです。

全国の幼児パパ必見の(?)AI時代に望む未来予見、いや未来願望のお話。

幼稚園撮影事情

先日、子供の幼稚園の運動会でした。きょうび、子供の行事に参加する親は、まず何かしらの撮影機器を持っています。いや、スマホレベルだったりしても。そして、撮影禁止という但し書きがなければ、まぁ、大体撮影しています。

幼稚園などは◯◯参観とか◯◯会とか色々あるので、親も顔を出す機会が多いのですが。下手すると、片手にスマホ、片手にカメラ(ビデオもあり)とかの強者もいます。

それは極端にせよ、運動会みたいな行事ではかなりビデオ率も高いです。まぁ、ほとんどの親がビデオを持っていると言っても過言ではない感じ。いや、ヤンメイ家なんか昨年、運動会後にビデオカメラ買ったクチですどね。

それで、事前に会場内での種目毎の子供達の配置図みたいなものが配布されていて、子供の勇姿(?)を見逃さない、撮り逃さないように配慮されています。そんなん、親になるまで知りませんでした。いつからの話なんですかね?

ともあれ、そんな事前通告に従って、種目毎に親も撮影に良い場所を順番に入れ替わっていく紳士協定があります。より撮影に適した場所にポジショニング出来るか、というのは昨今の親に要求される能力の1つと言えるかも。

カメラマンはパパ?

そう、〝親〟の必須能力です。必ずしも〝パパの〟ではありません。

最近はカメラ女子ではないですが、撮影に一家言あるママも結構いて、「カメラマンはパパ」というパターンにも崩れが生じています。いや、まだまだパパの出番は多いのですけど、機材も小さく軽くなってきて、ママの担当も増えている感じ。

ヤンメイ家なんかはダブルカメラマンですよ。妻はカメラ(写真)担当、ヤンメイはビデオ担当です。写真はビデオより技術が必要なので、適材適所な配置です(笑)。ダブルカメラマン家庭も増えてるんじゃないかなぁ。

そして、これが結構なプレッシャーなのです。ヤンメイ妻の写真にかける情熱はこれまでも度々触れてきた通りなので。撮り逃しでもしたらどんな叱責を喰うのか戦々恐々で、正直、応援の気持ちに勝るほど、義務感、仕事感があります。これって本末転倒でないかい?

ご自身がカメラにかける情熱のあるパパはまだしも、この、無事やり遂げねはならない、というミッション感で撮影しているパパ仲間ってどれだけいるのかな。いや、今回のエントリはそんなまだ見ぬ同志に「大変だよねー」と語りかけたい気持ちで書いております。

求むAIカメラマン!

そんな中、ついつい子供の頃のように夢想してしまいました。「こういう撮影とかってAIがやってくれる時代になんないかな?」と。

はい、ここから架空の話に入りますよ。

もうね、360°じゃないけど、会場全体を様々な角度から映せるカメラが大量に設置されているワケです、未来の建物。防犯とか記録の意味からも有効です。

入場者は入館証とかじゃなくて、マイナンバーカードとかで入場時に認証します。これでもうイベント中の全記録の中から顔認証で追尾とかされてしまうので、変な犯罪は出来ません。

さらに、全記録映像から自分の子供を指定すると、写っている様々な角度からの動画を見ることが出来ます。

これによって、親は撮影の労力から解放され、個人では不可能な角度からの映像すら入手出来て、撮影マナーとかも気にせず純粋に我が子の鑑賞、応援に集中出来る。もう、撮影失敗に怯える日々とはおさらばです!

こんな未来が来ないかなぁ、なんて思いながら、子供をズームアップしておりました。いや、本当、こんなん技術的にすぐにでも出来る時代が来そうですけどね。

 

そうしたら妻が言いました。

「それって便利だけどなんかつまらなくない?」

あーあー、その観点はまるで抜けてましたよ。好きな人はどうぞご自由にやって下さい。

 

そんな、運動会の撮影にまつわる非カメラマンパパのボヤきでした。