最初ね、思ってたんですよ。「宮古ブルー」って何だよ、またマスコミは勝手に変な造語作りやがって、と。
いやいやいや、ありました。
ごめんなさい。
宮古ブルーあったわ。
ぶっちゃけ、どこも宮古ブルーなんですけどね。そんな中、宮古ブルーとがっつり初対面したとあるプライベートビーチをご紹介します。いや、このままマイナーでいて欲しいのですが、ウチカミの拡散力はほぼないので(泣)。
今回は宮古島の穴場ビーチをご紹介するお話。
宮古の海は宮古ブルー
と言うらしいです。地元の方は言わないと思いますけどね。そんな呼び方をしたくなる気持ちは良く分かる!いや、ホント、ハンパないブルーです!!
これまで石垣島を絶賛してきましたし、もちろん全然石垣島の魅力は変わらないんだけど。
いや、宮古島の海のキレイさは別格でした!
なんというか、石垣島の1番キレイな海が宮古島のフツー、くらいな感じ。ちなみに、その石垣島自体が沖縄本島とは別格の海のキレイさですからね。
それくらい澄み渡っている透明に碧い海、まさに宮古ブルー!!どこもかしこもそんな景色ですからね。初めて行くとびっくりすると思います。
マジ、最高に美しい。沁みてくるような青です。人生で一度は行くべきです。
宮古島は山や川がなくて土砂が流入しないから、沖縄の他所と比べてもひときわ海がキレイなんですって。
宮古島海中公園を口コミ
さて、そんな宮古島の中でもご縁があり、北端の池間島(橋で繋がっている)に行くことになったのですが。その途上、それこそ宮古島のほぼ北端に宮古島海中公園という施設がありまして。そこもまた楽しい所だったのでご紹介しておきます。
正確には、水族館、公園、磯遊びの出来るビーチ、展望台などがある複合的な施設です。ただ、ヤンメイ達はついでの立ち寄りなので水族館だけ行ってきました。本当はもっと遊べる所なのかもです。
で、その水族館(海中観察施設)、なかなか面白い造りです。公園の中で、この施設だけは有料で、料金は以下の通り。
大人 | 1000円 |
高校生 | 800円 |
小中学生 | 500円 |
公式サイトでは一応、バリアフリーを謳っていて、確かに車イスの方は階段をエスカレーターで降りられます。でも、ちょっと足腰が不自由なくらいの、車イスでない方は結構な距離の階段を降りないといけないので要注意です。
長い階段を降りて下のフロアに着くと、ガッと展望がひらけて明るい海底が目に飛び込んで来ます。そう、こちらは水族館ではなく、窓の付いた水中の建物内から海を見る施設なんです。結構アガります。
海の中での魚の生態がまんまよく見えるんですよ。中ではガイドの職員さんがいて、ずーっと何やら説明をしてくれています。結構ライブ感覚で楽しいです。
ただ、水槽ではないので、どの窓からも魚が良く見えるという訳ではないですよ。魚、動きますしね。運が良いと亀とかマンタとかも見えるかも知れませんが、そうでなくてもサイズ、色ともに様々な魚の海中の姿を見られるって珍しい体験ですよね。
気になるのはどうやって海中にこんな施設を建てたのか?いや、みんな疑問に思うんでしょうね。施設の建設工程の説明もちゃんと展示されていました。
建物をブロック構造にして、海に沈めてからくっつけていったようです。頭いい!
池間島のプライベートビーチは超穴場!
寄り道の後は、いよいよ本命の池間島(いけまじま)に向かいます。池間島は宮古島から1.4kmの橋を渡って行くのですが、その橋からの景色がめちゃくちゃ絶景です!
特に、大潮で干潮に向けてどんどん潮が引いていくタイミングで橋を渡ると、もう、白い砂と碧い海のコントラストがなんとも言えない美しさです。ただでさえキレイな海が、浅瀬ではまた違う色合いになって本当に素晴らしい!ボキャブラリーが貧しくて伝わらないかもですけど。心が洗われる景色です。
橋を渡りきるとすぐ右側に食堂、お土産屋の駐車場があり、ビーチにも降りられます。もう、早速駐車して橋の眺めをゆっくりと見たくなります。普通、橋は駐停車禁止ですからせっかくの絶景を見るには橋からすぐの場所しかないわけです。
しかし、ヤンメイ達の本命は他所にありました。その目的地こそOHAMAテラス!穴場のプライベートビーチです。橋を望む絶景のすぐ近くにあります。
とあるツテで知ったのですが、あんまり知名度がありません。こうして「OHAMAテラス」って単語を知っていればいいんですけど、普通に検索してもあまり出てこないんじゃないかなぁ。
そもそもオーナーさんががっつり宣伝するってタイプの方じゃないので、ガイド誌などに広告も入れないし、知る人ぞ知るって感じのところなのです。むしろ、大陸の口コミサイトに載っているのか、外国人の訪問が多いくらいの穴場らしいのです。
ヤンメイ達も小さな看板に導かれてようやくたどり着きました。あらかじめ「島に渡ってすぐ右側」との案内を聞いていなければたどり着けなかったかも。
というのも、検索の仕方次第ではテラスそのものではなく、事務所(?)の住所が出てしまい。それをカーナビに入れるとビーチでもなんでもない住宅に着いてしまうのです。
さて、そうしてたどり着いた看板にはcloseの文字…。
マジか〜〜〜っ!?
いや、確かに電話は繋がらなかったんだよね。よもやお休みだとは…。
それでも、せっかくだからどんなところか近くまで行ってみよう、と入り口を目指して運転をしていたら、何やら門を開けて車を入れる人を発見!近づいてみたら。
なんとオーナーでした!
実は臨時のお休みでスタッフがいないタイミングだったのです。たまたまご用のあったオーナーが立ち寄ったタイミングに訪れてしまったみたいで。せっかくだから、と営業中ではなかったけどご厚意で中に入れていただきました。
門をくぐるとブランコなどがある見晴らしの良い庭がテラスまで続いています。そして、テラスからは橋から眺めた絶景がゆったり楽しめます。本当、何を食べても何を飲んでも絵になる素敵な光景です。返す返す営業していないのが残念!
テラスの奥からは階段でビーチまで降りられます。本来は、そちらのテラスで飲食をした方と、宿泊者(トレーラーハウスがあるのです)の方だけが使わせていただけるプライベートビーチです。いや、あの空間を数人で占有できるだけでも、OHAMAテラスに立寄る価値があります。
そしてなんと、ヤンメイ達はオーナーさんのご厚意でプライベートビーチも使わせていただきました!いや、マジ、ヤンメイ家の貸し切り。本当のプライベートビーチです。3人で心ゆくまでシュノーケリングを楽しみました。いや〜、遊んだ遊んだ。
多分、次に訪れたらここまで貸し切りにはならないでしょう。偶然とオーナーさんの優しさに感謝です!!心残りと言えば、ここで遊びきって満足したので、池間島の他の場所に一切行かなかったこと。また、次回のお楽しみですね。
そんな、宮古島(池間島)にはスゴく素敵なプライベートビーチがありますよ、というお話でした。宮古島を調べていて、何かの偶然でこの記事を目にした方は、是非訪ねてみて下さい。営業中にね!
旅の始まり、続きはこちらから。
・10月の宮古島旅行をヤフーパックで~宮古島旅行記①~
・アラマンダコーラルビレッジ宿泊感想 ~宮古島旅行記②~
・宮古島のウミガメツアー~宮古島旅行記④~
・宮古島のオススメビーチ3選~宮古島旅行記⑤~