メリークリスマス!皆さん楽しいクリスマスをお過ごしでしょうか?
最近、ドイツが長かった友人からクリスマスに関するお話を聞き、面白いと思ったのでシェアしようと。いや、海外の事情に通じてる人にとっては今更なのかも知れませんが。
今回は、外国と日本ではクリスマスとお正月が逆転してるように感じる、という久々の異文化話。タイトルの〝外国〟とは今回はキリスト教圏を指しますのであしからず。
ドイツのクリスマス
数年ドイツにいた友人によると、ドイツのクリスマスって、日本人のお正月みたいな感じなんだ、と。
???
どういう意味でしょうか?
最近は日本のお正月も色んな過ごし方があるようですが、昭和トラディショナルなお正月だと、三が日はあまりレジャーとかしなかったんです。ヤンメイ家だと、元日は家族で初詣に行き自宅で過ごし、2日、3日あたりから親戚が集まったり、挨拶廻りの人が来たり。
帰省する人なんかはまた違う過ごし方だったかもしれませんが、まぁ、お正月って基本は家族、親族の交流に重きが置かれていたのですよ。
ドイツのクリスマスはまさにこれ!みたいです。基本的には家族で過ごすものなんだそうです、クリスマス。ご馳走を食べたりはするけれど、それってお正月におせち料理を食べる感覚で。
オシャレなレストランでカップルがいちゃいちゃしたりして、独り者はなんか寂しさを味わう若者行事ではないってことね。いや、もう令和にもなると、そんな昭和バブリー感のあるクリスマスを過ごすような若者は現存するのか知らないけれど。
そもそも、家族でゆっくり過ごすために、多くの人は23日の午後から仕事が休みになり、そこからクリスマス休暇に突入。26とか27日くらいまでは連休となる人がポピュラーなんだって。それって、凄く日本の年末年始っぽくないですか?
クリスマスにミサに行くのも、なんか日本人が初詣に行く感覚で、義務的な感じよりはなんか行かないと変な感じ、ってことらしいですよ。
クリスマスプレゼントもね、お年玉だと考えると近いと。まぁ、あちらは大人同士もプレゼント送り合うらしいですが。ヤンメイ家も妻にお年玉をあげてるから近いな。←無理矢理感
ねっ、なんか日本のお正月と被るきがしません?
ドイツのニューイヤーカウントダウン
ところがそれだけじゃなくて、日本の年越しにあたるニューイヤーカウントダウンが、ドイツではむしろ日本のクリスマスのように友人達とうぇ〜い!!って騒ぐイベントらしいのです。
なんでもドイツでは法律で打ち上げ花火が禁止されているのですが、この日だけは別らしく。人々は何日も前からコツコツと花火を買い込んで、大晦日の晩、年越しの瞬間にそれこそ一斉に花火を打ち上げまくるんだとか。なんか中国っぽいよね?
それはそれはうるさく、翌日の街には花火のゴミが散乱しているのがドイツの元日朝の光景だということです。
これって、多分若者がメインのイベントだと思います。分別ある大人はあんまり花火ドンパチやらないですからね。そんなところは日本のクリスマスと重なります。
中国のクリスマス
ちなみに、ヤンメイ妻にとってのクリスマスは日本のハロウィン的な感覚のようです。つまり、年配者にはあまり馴染みがなく、若者の間には浸透している外国文化ということ。
そう、ヤンメイ妻が子供の頃にはクリスマスって別に馴染みがない遠い異国のイベントだったようです。それって、まんまヤンメイにとってのハロウィンです。
それが今では日本ではかなり当たり前のイベントになってきましたよね、ハロウィン。ヤンメイは特に何もしないですけど。今では、中国人もクリスマスで盛り上がるみたいです、若者は。年配の大人は遠巻きに見てる感じですかね?
あっ、でもヤンメイ家もクリスマスはご馳走とプレゼントで楽しく過ごしますよ。何故か大人もクリスマスプレゼントを贈り合ったりして。まぁ、楽しければなんでもいいのが日本的ですよね。
そんな、外国ではクリスマスが日本と結構違うんだなぁ、という当たり前といえば当たり前のお話でした。ではでは、メリークリスマス!!