といっても、家建てるの初めてなんで一般論分からないんですけど。しかも、ぶっつけと勢いで始めちゃって、綿密なリサーチとかしてないもので。遅れるのが普通なのか、ウチの家が特別なのかも分かりませんが。とにかく、まぁ、この1年と9ヶ月、あんまり順調に進んで来た気がしないんですよね。
一昨日、クリーニング予定だった訳です。必然的にそれまでに室内の大工仕事は終わっているはずだったのですけど。なんかまだ終りそうにないんだな。家の構造として完成してはいるんだけど、細々と色々ね。住める段階ではない。
今回は完全に将来の思い出話ネタ、引っ越し1週間前に家が完成していない、という備忘録です。
家造りの順番
そんな訳で家が完成しません。絶賛建築中です。これが普通なのかは分からないんだけど、家を作ってから外階段などを作るんですね。確かに、同時進行でやっちゃうと家の資材を運び込みたいのに、階段のセメントが固まってなくて踏めないとかありますから、順番としては仕方ないのかな。
とはいえ、中もまだ完成してないです。現時点で、微妙に小さなところと扉系が全然ないです。つまり、クローゼットも部屋の扉もない解放状態。これはこれで好きですけど、実際に住む形とは違いますよね。多分、その辺は持ってきてハメるだけだし、中の作業をするには扉がない方が好都合なので後回しなんでしょう。
似たような理由でか、階段も結構ぎりぎりまでありませんでしたね。これも2階に部材を運ぶ時にスペースが空いてる方が楽にだからか、ずっとハシゴで登ってました。
予定外のこともあるよ
トラブル1
また、連絡ミスなのかちょっとオーダーと違った完成をしていて、手直しをお願いする部位もありました。まぁ、どうしたってそういう点は出てくると思います。
ヤンメイ家の場合、キッチンのオープンカウンターの板を耳付きにしたかったのです。こんな木の外皮が外側に残ってる部分を耳と言います。
ですが、ちょっとそこの指示が抜けていて、普通の板で完成していたんですよ。なので、せっかく綺麗に完成していたのですが、そこはやり直していただくことに。もう、出来上がってしまったし、「いいかなぁ」という気分持ちもあったのですが。どうせなら納得できるようにしようと、社長さんと棟梁さんが頑張ってくれました。
結果、ヤンメイの作業台用に確保していた板が使い勝手の良いサイズだということで、徴用されていきました(泣)。ヤンメイはそこまで耳付き板の作業机に固執してなかったので、まぁいいんですけど。
(2020.3.1 追記)
行ったら耳付き板のカウンターが出来てました。このあとヤスリがけ(サンダー)で完成かな?確かにワイルドな感じに仕上がりますね。棟梁、ありがとうございました!
トラブル2
あとこれはヤンメイのミスですが。照明の発注を間違えて、ライティングレール用の照明を直付け用で頼んでしまったんですよ。 しかも、それを現場の電気屋さんが指定位置に付かないので、気を利かせて他の場所に付けて下さってしまい。(その場所には何も付けないで下さい、という指定をしていなかった)
一応、取り付けてしまった上、箱なども処分してしまったし、買っておいたのも半年以上前なので交換も出来なくてね…
結局、取り付けてあったライティングレールを外し、天井に直付けで工事をし直して貰うことに。いや〜、これ、手間とお金とその後の自由度を考えると、レール付けて貰って、照明を買い直した方が安かったのかも。本当、アドリブ力ないですわ。
とまぁ、そういう風に現場でちょっとちょっと作業が増えていくので、そりゃ完成も延びますよね。
足場とデッキ
あとは、なかなか足場が外せなかったので、足場の部分に出来るデッキも未完成です。足場屋さんという業種があって、足場の付設と撤去は別業者さんがやるんですね。もちろん、塗装屋さんが自前でやるケースもあるのでしょうけど。
足場を外してからじゃないとデッキが付けられないので、これはもう入居後の完成になることは分かっていました。外作業なら住んでいても特に不都合ないですし。
通常、引き渡しというのは全部終わってからかと思っていたのですが、そうじゃないパターンもあるんですね。ヤンメイ家の場合、子供の転入手続きとか住民票を早く移したいので、完成を待つよりは入居が優先なんです。それに、庭とか外構というのも後回しになりますしね。
入居して住みながら徐々に家が完成するのが戸建てなのかも。特にログハウスは手をかける余地がたくさんあるので、引き渡しだけでなく、本当の意味での完成はまだまだ先なのかも知れません。
そんな、引っ越しの時期は迫ってきてるけど、まだ家が完成しないよ、というとある戸建てのお話でした。