ウチのカミさん中国人 ~毎日が異文化~

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ログハウスの外壁の色 〜ログハウスの外壁の話②

色々選択肢のある中から、ヤンメイ家のログハウスの色はどうなったのか。今回はそんなログハウスの色決め、確定編です。いや、引っ張る話でもないのですけど。

ヤンメイ家のログハウスの色

それでそれで。ヤンメイ家のログハウスはどんな色になったかというと、前回のシュミレーションに出てきたこの色なのでした。

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右から5番目がTaiga


TIKKURILAのSUPER COLOR、5157のtaigaという色です。赤といえば赤。茶にも見えます。ワインレッドとでもいうべきでしょうか?隣の5156の鮮やかな赤よりは大人しい気がします。

これ、カーテン選んだことのある人は分るかも知れませんが、小さい見本と本物サイズって、印象が全然違うんですよ。フェニックスホームさんが過去に建てたお客さんでも、同じ色で建てた人はいなかったらしく。近い色で建てた資料は見せてもらえましたが、本物はどうなるのか、塗り始めるまで、というか、完成するまでドキドキしていました。

ちなみに、屋根は石版ミックスというグレー系。近くでみると、色味の違う3色のグレーを組み合わせています。そして、窓枠やデッキの手摺りなど、アクセントに白を入れてみました。赤も大事なのですが、白と組み合わせることで凄く引き立つというか、印象が完成する感じです!

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Taiga、全面に塗ったらこうなった

ログハウスの赤い壁

さて、そんな赤い壁に白アクセントという配色は、実はフィンランドなどログハウスの本場ではめちゃくちゃオーソドックスな色なのだそうです。

フェニックスホームさんの話だと、郊外(田舎)のログハウスの6割近くはこれ、というくらいポピュラーな配色なのだとか。都会ではそう多くないけれど、ガチガチの王道カラーみたいです。

ちなみに、元々壁の赤色は「ベンガラ」。酸化鉄の色で、木の耐久性、強度を上げる効果があります。昔は木の保護のために家の壁に土を塗っていたら、結果的に赤くなったのだそうです。それが、現在でも様式美として続いていて、ログハウスの壁といえば〝赤〟というパターンになったんですね。

つまり、日本でいうと土蔵の白壁に灰色の瓦屋根、みたいな鉄板のカラーリングがこれなわけですが。日本の住宅街にこの配色は珍しいでしょうね。クリスマスカラーですよ。雪が映えそう。ドアは絵の具のビリジアンみたいなグリーンなので、完全にクリスマス配色です。

ヤンメイ3つの自由

妻の強い希望で決まったログハウス住まいなので、基本的には妻の希望が大体優先されています。当初の和室騒動で懲りたので、お金は出すけど自己主張はあまりしないことに。長く家で過ごすのは妻なので、好みの異なる場合も反対はしないです。

ただ、そんなヤンメイにも主張を許して欲しい、と勝ち得た権利が3つあります。それが、外壁の色、作業机、ペレットストーブの導入なのでした。それぞれ、いずれ詳細を語る機会があると思いますが、まずは外壁の色ですよ。

この外壁の色に関しては、ヤンメイが決めても良い、と何故か割と初期に決まっていまして。まぁ、外は住んでいればそれほど見る機会もないですし、中を自由にするためのバーターとして差し出されたのかも。

ともあれ、元々はそれほどログハウスに興味がなかったヤンメイですが、せっかく好きに家の色を決める機会を得たら、なんか赤を選んでしまったのです。単なるフィーリングで深い意味はありません。日常で赤い服やグッズを買うなんてほとんどないんですけどね。

外壁のメンテナンス

そんな訳で毎日赤い家から出かけて赤い家に帰る日々を送っております。家の中は全面無垢の木なので、普段は全然意識しません。これで数年過ごしていくことになるのでしょう。一応、塗料としては10年保つという触れ込みですが、やっぱり5年くらいで一度塗り替える方がいいのかなぁ?

ペンキを塗ってくれた塗装屋さんの話だと、塗り直しはまっさらから塗るより、クリーニングの手間が入る分、工程が多くなって費用もお高いのですって。また足場も組まないといけないですしね。

今回、ヤンメイ家は基本の部分は3日くらいで塗り終えていたようですが、塗り直しはクリーニングや乾燥もいるのでもっと時間とお金がかかるのでしょうね。修繕積立しておかなきゃです。


そんな、ログハウスの外壁色を赤で塗りました。見本と大きくイメージが変わらなくて良かった〜!というお話でした。