さて、前回はリリカラのショールームでウィリアム・モリスの壁紙と出会ったお話をしました。今回はそれをきっかけに川島織物セルコンのカーテンと出会い、ショールームに行ってきましたよ、というお話。
ぶっちゃけ、ヤンメイ家のカーテン探訪の旅はこれで終わりを迎えます。カーテンショールーム巡りが3社というのは、多いのか少ないのか?いったいどこのカーテンにしたのか?
本っ当に第三者にはどうでもいいお話ですが。少しでもカーテン探しをしているどなたかのお役に立てればいいなぁ。そんなカーテン探し最終回の備忘録にお付き合い下さい。
川島織物セルコンを発見!
そもそもヤンメイ、川島織物セルコンを知りませんでした。というか、サンゲツもリリカラも知らなかったしね。カーテンの知識はほぼゼロです。
ただ、行ってみたところ、川島織物セルコンのカーテンは本当に素敵でした。なんか別格というか独自の存在感があります。カーテン業界での地位とかポジションとか全然分かりませんが、イメージ的には車で言えばジャガー、大学で言えば上智、みたいな印象です。
調べてみると、元々は京都の織物屋さんが前身のようで。社名にもしっかり「織物」と入れていますし、こだわりを感じます。正直、ヤンメイ家では川島セルコン、川島セルコンと連呼していたのですが。記事を書くにあたりちょっと調べたらそんなことが判明しました。技術力とか違うのかな?
実は、前回、ウィリアム・モリスの存在を知り、そこから広告でウィリアム・モリスの玄関マットが表示されるようになり。それが川島織物製だったことから、川島織物でモリスの商品ラインがあることを知りました。玄関マットだけでなく、ベッドカバー類やカーテンなど色々なモリスの商品がありました。まぁ、妻のアガることアガること。
全く余談ですが、ウィリアム・モリスとは19世紀のイギリスのデザイナーで、発表から150年を経た現在でも当時の彼のデザインした図案から多くの商品が作られている、スゴいデザイナーです。まぁ、はるか後世の異国人をして夢中にさせる辺り、時代を超えて魅力的なデザインなんでしょうね。
川島織物セルコンのカーテンショールーム
なので、一度はフィリップ・モリスのカーテンを直に見たいと川島織物セルコンのショールームに行くことに。こちらも予約制でコーディネーターの方がアドバイス下さるようでしたが、まぁ、そこはなくても良いのでブッツケで行ってみました。
近場のショールームは東京になるのですが、郊外目の方が広々としていてアクセスも楽かな?とさいたまショールームを目指しました。車で行きましたが、ショールームのあるJA共済埼玉ビルは駐車場も完備しているので、ショールーム見学の際は駐車料金はかかりません。
中は割とこじんまりとしていて、ざっと見て廻るのにそんなに時間はかかりません。実際に展示してあるのはカーテンがほとんどで、ベッドカバーや玄関マットなどはカタログのみでした。
ですが、ありましたよ、フィリップ・モリス!filoという商品ラインの中に、モリスデザインスタジオというシリーズがありました。カーテンで40種類ほど、レースも10種類くらいありました。これがなるほどキレイです!よくまぁ、紙のデザインをこのように布に鮮やかに再現したな!と感心します。
もちろん、川島織物セルコンのカーテンは他のラインも鮮やかで素敵なのですが、ヤンメイ達にとってモリスはまるで別の物に感じました。響く人にはめちゃくちゃ響くのでしょうね。
フィリップ・モリスの素敵デザイン
中でも、ヤンメイ妻がこれは!と思ったデザインをいくつか写真に撮らせてもらい、サンプルもいただいてきました。
ほとんどのモデルは色違いが2、3種類あるので、ここにあげた柄で色違いも良い!なんて物も多々あり選ぶのに苦労しそうです。でもまぁ、大勢は定まった感じ。カーテンはフィリップ・モリスで決まりだね、とヤンメイ家のカーテン探しはこれで一応の終了となりました。あとはどれを選ぶか、お値段はどうなるのか、という別のフェーズに移って行きますが。
いや〜、結構長かったですよ。ヤンメイ家ではカーテンを探し始めてから大本命に出会うまでに半年かかりました。幸いというか、家の建築が遅々として進まなかったので、迷う余地があったというか、のんびり探しちゃったというか。
でも、当初の流れで東リさんに決めて買ってしまった後でモリスを知ったらもの凄くショックだったはずなので。建築遅延も含めて結果オーライだったな、と。
しかし、今度は全室モリスカーテン化を目論むヤンメイ家に次の試練が。次回は、オーダーカーテン業者選びのお話!あいみつは大事、こんなに違うの!?というお話です。
・東リショールームのお話
・リリカラショールームのお話
・カーテンかシェードか問題
・カーテンは相見積もりを取る