ウチのカミさん中国人 ~毎日が異文化~

国際結婚したい人の夢を壊さないといいな。国際結婚の現実、いいとこ悪いとこ盲点、みんなお話しします。

コロナな夏休みの遊び方

子供の世界では絶讃夏休み中ですね。そろそろ大人でも夏休み、お盆休みに突入する方もいらっしゃるかも知れません。

世間ではGoToとかも言われていますが、なかなか大手を振っての旅行はためらわれます。でも、せっかくのお休みにず〜っと家で遊ぶのもどうかな、と。

そこで、どマイナーな郊外に遊びに行くことで非日常感を演出しようとトライしてみました。なかなか良いところでしたのでシェアしてみますね。

今回は浦山渓流フィッシングセンターに遊びに行った口コミのお話。

夏休みどうしよう

コロナもなかなかしつこくて、相変わらずの自粛ムードが続いていますよね。基本的には用心して感染しないようさせないよう、他人との接触を避けるように心掛けないといけない雰囲気。

でもね〜。長い夏休みにず〜っとこもりっきりって、ある程度大きくなっていればまだ平気かも知れませんが、幼児とか低学年の子達にはなかなか厳しいものがあります。妻が時々人気のない河原とかで放牧していますが、さすがに飽きてきますよね。

折しもその日は休日。今日の遊びの計画を考えなさい、と朝から妻の指令を受けました。なので、父ちゃん考えた。車で郊外に遊びに行く。現地のお店などには極力立ち寄らない。政府は、さぁ旅行に行って下さい、ってキャンペーンやってるんだし、こちらの健康状態に問題がないならこれくらいいいだろう!

ということで、秩父の川に魚のつかみ取りに行くことにしました。色々調べて、ちょっとマイナーで混雑のなさそうな場所を探します。

秩父へGO!

それで出てきたのが「あしがくぼ渓谷国際釣場」です。ヤマメやマスを釣ることが出来、景観的にもよさげな渓谷です。それに、お食事も充実していて、良くある釣った魚が焼けるだけでなく、定食メニューや鹿肉メニューまであります!

これなら、11時くらいに家を出て、到着後ゆっくりご飯を食べ、それから遊び始めて夕方に帰る流れで行けそうな感じ。よし、出発!!

そんな訳で、急いで支度をして2時間かからずに、あしがくぼ渓谷国際釣場に到着。さすがにお天気の良い休日の昼下がり、駐車場はかなりいっぱい。こりゃ、マイナーではないかも。早々にお昼を食べ、いざ魚のつかみ取り!と思ったら、なんと!魚釣りはやっていても魚のつかみ取りはやっていないのでした!!

リサーチミスですね。確かに釣場ですしね。でもさ、つかみ取り出来るエリアが併設されていても良くないですか?まぁ、でもないんだから仕方ない。釣り未経験の6歳児に渓流釣りをしろ、というのも難易度が高いので、別につかみ取りが出来るところに移動することに。

実は第二候補があるのでした。ちょっと山の中に入る感が強かったので避けたのですが、こうなったら仕方ない。一応電話をすると営業中かつ混んではいないそうです。そこで、車で30分程移動することになりました。

浦山渓流フィッシングセンターの口コミ

新たな目的地は浦山渓流フィッシングセンター。フィッシングセンターとはありますが、釣りもつかみ取りも出来ます。


場所は秩父の浦山という場所で、結構な山道をどんどん登ったところにあります。途中、二台がすれ違うにはきついような道幅の道を、道があっているのか不安になりながらもひたすら登っていくと、出てきました!浦山渓流フィッシングセンター!

 

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浦山渓流フィッシングセンター

そこから先の道は通行止めになっているので、まさにどん突きです。通行止めの先までちょっと歩いてみたら、少し行った先は崖崩れというか、山が崩れていて道が半分土砂に埋まっていました。梅雨に地盤が緩んだのかなぁ。

まぁ、そんな若干の秘境めいた場所のせいか、ヤンメイ家の他には1グループしかお客さんがいません。これはラッキー!

システム

システムは簡単。川か池を選んで希望の場所に魚を放してくれます。あとはお客さんが釣るなり、捕まえるなり楽しむだけです。

基本的には川が区画に区切られていて、そこにヤマメ、イワナを10匹(4000円)かニジマスを10匹(3000円)を放してもらって釣る。もしくは、さらに浅く小さく区切った区画(池?)に希望の匹数を放してもらってつかみ取りをします。後者は、イワナ、ヤマメは1匹400円、ニジマスは300円です。竿とビクは無料で貸してもらえますが、エサは有料ですよ。

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ちょっと分かりづらいですが、奥が川。その手前の中央が区切られた川。一番手前の左側は流れの少ない池です。

つかみ取り

ヤンメイ家はつかみ取りを選び、イワナとニジマスを全部で6匹放してもらいました。後は捕まえるだけ。池も川の水を流していますのでとても冷たいです。早く捕まえないとマジ寒い!一見小さい池ですが、魚が自由に泳ぐには十分な広さです。

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つかみ取りの区画

そしてまた、魚のつかみ取りはなかなか難易度が高いですね。さすがに魚も必死ですし、トロトロ泳いでいないので、なかなか捕まってくれません。最初は歓声を上げて追いかけていたヤンメイ娘も、いざ掴もうとするとヌルヌルしていたり、ビチビチ元気があることにびっくりして、次第に諦めモードに。

最初にヤン娘が諦め、次にヤンメイ妻が諦め、最後まで水に浸かって奮闘していたのはヤンメイだけでした。結局、6匹全てヤンメイが捕まえたのですが。それも、最後の1匹はどうしても捕まえられず、飽きた妻子がよそ見をしている隙に、水と一緒に外に蹴り出すという邪道技で捕まえたのでした。いや〜、寒かったわ。

ここね、子供もウェルカムではあるんですけど、網は貸してくれないんですよね。網があれば全然楽勝なんですけど。これを読んで行く気になった人は要注意です。網は貸してくれないぞ!

焼いて食べる

釣り上げた魚は、持ち帰るもよし、その場で焼いてもらうもよし。焼いてもらう場合、1匹100円です。さばいてもらい、炭火でじっくり焼いて、塩をかけて串も付いてのお値段としては安いですよね。

ただ、お願いしてから焼き上がりまで40分〜はかかるので、注文の際はお早めに。ヤンメイ達はガラ空きでしたが、やはりそれくらいの時間はかかりました。40分は最短時間と思いましょう。

焼き上がりまでその辺を散策するにも行き止まりですからねぇ。まぁ、川で遊んでいるしかやることはないのですが。ほぼ貸し切りの渓流でのんびり過ごすのも贅沢な時間でした。

はい、焼き上がった魚は当然美味しかったです。お腹も空いていたので写真を撮り忘れたのはいつものことです。


帰りの高速もそれなりに流れていて、疲れを残さず遊んでこれました。まぁ、人と接触しないように遠出をしようと思えば、それなりに出来るものですね。

そんな、秩父のマイナーエリアでの魚のつかみ取りが楽しかった、というお話でした。