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キャンプで焼肉してきたってこと?
と思われても無理のないタイトルですが。焼肉キャンプという焼肉屋さんに行ったよ、というお話です。ぶっちゃけ、焼肉キャンプさんの口コミです。
こちら、タイトルの通り、キャンプとかアウトドアとかをコンセプトにしたちょっと面白いお店だったのです。コロナ下でも色々工夫してご商売が行われていますね。今回はそんな、特色溢れる焼肉屋さんのご紹介レポになります。
焼肉キャンプが出来ていた
焼肉キャンプさん、言ってみれば、アウトドアテイスト、キャンプ気分を楽しむ、というコンセプトの焼肉屋さんです。そもそも、バーベキューというのは野外焼肉ですからね。元々親和性が高いと言えば高いです。
ヤンメイ妻もバーベキューは大好きですが、準備がちょっと面倒なようで。確かに、炭火を起こしたり後片付けとか少し手間がかかります(その辺はヤンメイの担当ですが)。かといって、家でやるにしてもご近所への匂いや煙を気にしなきゃいけないし、意外に簡単お手軽ではありません。
そこに、ツイッターのラインで焼肉キャンプの情報が流れてきて、なんだか面白そうなお店だね、と。しかも、現在都内に2店舗しかないのに、うち1店が近所にオープンしていました!ただでさえあまり刺激のない夏休みですからね。これは行くしかないです。
幸いまだ子供も夏休みなので、平日の昼間のランチに一番乗りでいくことにしました。
焼肉キャンプ
店頭
11時開店のお店に5分前に着くも、待っているお客さんはなく本当の1番乗りです。


待合い席からさっそくワクワクさせてくれます。コールマンの折りたたみ椅子は割と座り心地が良いですね。受付は機械で行われるのは昨今の回転寿司と同じスタイルです。
座席とシステム
写真のように、コールマンのアウトドアチェアの席もありますが、普通の机というか、一般的な焼肉屋さんっぽい席もあります。ヤンメイ家、そこまでアウトドアらしさを求めていないので、普通席を選びました。
さて、時間通りに席に通されると、基本的にオーダーはタッチパネルでどうぞ、と。席には焼肉のグリルと飯盒用のIHヒーターがあります。
席には皿、トング、換えの網、エプロンが完備されていて、あまりスタッフの方を呼ぶ必要がありません。ランチタイムはメニューによりライス、スープ、サラダ、キムチがおかわり自由なのですが、それらおかわりの注文もタッチパネルから行います。
そして、オーダーは座席間にあるベルトコンベアによって運ばれてきます。(よくある回転寿司の注文品が届くシステムを連想して下さい)
なので、こちらで呼ばない限り、スタッフさんと接するのは空いたお皿を下げにくる時だけ、という、実にコロナ時代に対応した作りになっていました!
メニュー
さて、焼肉キャンプのコンセプトは見た目だけではなく、そのメニューにも現れています。
飯盒でご飯が炊けたり、ポップコーンを作れたり。ヤンメイ娘などはまだ飯盒を見たことがないでしょうから、これなんか一度は体験させてみたいところです。今回は見送りましたが。
あと、普通の焼肉屋さんと違うのは川魚の串焼きがあるところ。マスや鮎が選べます。マスは夏限定だったかな?ヤンメイ家は鮎を選びましたよ。
他にも、他愛ないのだけどキャンプの宝箱というメニューもあり。単に、焼肉が宝箱風のケースに入って出て来るだけなんですけど。遊び心に妻子が大喜び。保冷剤代わりにドライアイスが入っているので、これに水をかけるのも楽しいんだなぁ。


あと、ちょっとアウトドア風なのが焼きマシュマロ。ご覧の通り、マシュマロを串で刺して焼くメニューです。いや、ヤン娘はそのままが好きなんだけど、どうしてもヤンメイ妻は焼いてみたくてね。夢が叶って満足だったようです。お味は普通、というかちょっと甘過ぎたようですが。


あと、植木鉢パフェというのもありました。これはアイディアでしたね。チョコの土の上にミントが生えてる植木鉢風のデザートです。
ちなみに、これ以上の情報は公式サイトにはないのでネタばらしすると、チョコ層の下には生クリーム、コーンフレーク、コーヒーゼリー、バニラアイスが順に層になっていて、見た目よりボリューム感のあるデザートでした。
スプーンがシャベルなのもお洒落ですよね。
メインのお肉メニューについて。お肉は総じて美味しかったです。特に、和牛メニューが豊富な割にリーズナブルなのが嬉しかったです。
全く余談ですが、ヤンメイ家は狂牛病以降、基本的にアメリカ産の牛肉を信用しておらず、オージービーフは普通に食べますが、アメリカ産は分かっていればあまり食べないのです。
そんな訳で、基本的には満足のうちにランチを終えました。なにしろ近い上にアクセスが良いので、今後また利用したいところ。味は充分値段あたりの水準をクリアして、普通に美味しかったので。
コンセプトの面白さからマスコミに取り上げられる日も遠くないと思いますが、そうしたら混むんだろうなぁ。でも、なんの変哲もない焼肉屋さんをアイデアで面白くする。こういう発想はヤンメイ大好きです。
会計
会計もコロナ対応の標準的対応で、ついたてとトレー越しのやり取り、非接触型の電子マネーにも対応していました。
ただ、一点だけ気になったところがありましま。配送システムというか、席にメニューを運んでくるベルトコンベアですが、覆いがないのです。つまり、客席の間を剥き出しのお肉やらサラダやらがスーッと流れてくるのですが、その高さはほぼテーブルの高さなので。
お客さんがベルトコンベア側を向いて喋っていたら、ちょっと飛沫が飛ぶかもな、と。くしゃみとかもね。これ、コロナだから余計に気になりますが、コロナじゃなくてもちょっと気になるなぁ。まぁ、焼いちゃうメニューなら大丈夫なのかもしれませんが。
くら寿司ではありませんが、なんらかのカバーが掛けてあるとグッと安心感が増すのですけどね。ヤンメイ達は1番コンベア最初の方の席だったので、危険はなかったと思いますが。その辺が運任せって嫌だなぁ。求む改善!って、こんな記事読まれない可能性は大ですが。公式さんからコメントとか来たら神対応ですよねぇ。
ともあれ、近所に面白い焼肉屋さんが出来たので行って来ました、というお話でした。あぁ、そろそろ子供の夏休みも終わりますねぇ。