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オーダーカーテンは相見積りでこんなに違う! 〜ログハウスのカーテン選び⑤

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2ヶ月以上前に、カーテンの相見積もりの記事を書きますよ、と予告しました。誰も覚えてないかも知れないけど、ずーっと気になってはいまして。昔ならそろそろ夏休みは終わるし、一応宿題は片付けて9月に臨もうと。

カーテン選びをあれこれ検討した結果、川島織物セルコンさんのfiloシリーズ、ウィリアム・モリスのデザインを11点選びました。それを同じ仕様で数社に見積もりを取ったところ、結構違ったんですよね、結果が。

もちろん、仕上がりとか単純に値段だけでは測れない要素もあるとは思いますが、いちいち仕上がり品とか縫製を見せてもらう訳じゃないので、実際には値段勝負ですよ。

今回は、モリス・デザインスタジオのカーテンで見積もりを出して貰ってから実際に発注するまでの流れの記録をお値段もバッチリ記載してご紹介するお話。

選んだカーテンと仕様について

見積もりを出していただいたのは以下の11点で。


カーテンは5つ

・3ツ山2.3倍ヒダ(2.3倍というのは特殊なのだけど、これがメーカーの推奨仕様なので)

・形態安定加工

・共布タッセル付き

・カーテンレールはTOSO

・レースのカーテンはなし


シェードは6つ

・シングルのプレーンシェード

・チェーン式

 

実際に採寸をしていただかないと、正確な数字は分からないと思うのですが。まずは一応の値段を出していただくために、取り付けたい窓のサイズをお知らせして、概算ということで見積もりをいただきました。

都内まで見積り、施工に来てもらえる業者さんで、ウィリアム・モリスのカーテンを検索していて出てきた3社にお願いをしてみました。

まず最初に検索で出てきた会社さんにざざっと電話で希望を伝えると、ざっくり100万くらいかかりそうですよ、と驚きの回答が!いやいやいや、サラッとおっしゃいますが、これ当たり前ですか?新築に引っ越す方達はそこまで出すの??それとも、ヤンメイ家、身分不相応な代物に手を出してしまったのでしょうか?

 方向転換と削減案

でもまぁ分かりましたよ。ウィリアム・モリスは高いんだ…と。ここから方向修正が始まりました。ヤンメイ家、ちょっとカーテンに100万は勘弁なので。できれば半額以下に抑えたいところ。どこまで45万円に近づけるかという点に絞ってトライしました。

これでも、メチャクチャ奮発してるのですけどね。だって、最初にフェニックスホームさんが組んだ予算、カーテン30万って、そんなに出さないよ!って思ったましたから。結局こうなっていくって、分かってる訳ですね、プロは。

 

削減案は以下の通りです。

・子供部屋と和室のカーテンを東リに。

・子供部屋のシェードを片開きカーテンに。

・モリスのカーテンをメーカー推奨の2.3倍ヒダ3ツ山→1.5倍ヒダ2ツ山に。

ここまででかなり削減できました。


さらに、カーテンプラージュさんには見本持参で現地採寸までしてもらい。そこで新たな問題点が発覚。

リビングの1番大きなカーテンにと考えていたケルムスコットツリーという柄が、実物はあまり見栄えしないように思えたのです。そこで、やはり当初案である東リさんに変更!

これの削減効果はとびきりでしたね。ざっくり10万円は安くなりました。

割引率の問題

ちなみに、家のものは何でもそうですけど、定価と実売価格が違うんですよね。もちろん、販売店さんによって、それぞれどこの会社に強い、というのはあると思いますが。

とくに、川島セルコンさんのモリスシリーズは値引き率が低いのです。大体2割引き前後でした。

その点、東リさんは物凄い値引き率ですね。物はいいんだけどな。定価からは4〜6割くらい安くなる感じです。


そんな訳で、うんと削減案を重ねて選び抜いた結果このように半分近くが東リさんになってしまいました。

 

カーテン(川島 ×2  東リ ×4)

シェード(川島 ×4  東リ ×1)

 

とはいえ、1番目立つリビングはむしろ元々ヤンメイの希望だった東リさんに戻っただけだし、子供部屋のポップさも元々東リ商品がお気に入りだったので、そんなに妥協感はありません。むしろ、全てモリスに統一したい!という妻の変なこだわりが潰えて本来の形に戻った、という感じです。

見積もり価格の実際

ミツワインテリアさん

¥472,000

割引率  43%

カーテンプラージュさん

¥650,000

割引率  21%

 

全て税込、取付料込で、カーテンレール代もその取付料も含まれています。これはあくまでヤンメイ家の例なので単純比較は出来ませんが。結構、オーダーする会社さんによってお値段は変わるので、具体案に沿ってお見積もりを貰うといいかと思います。

ちなみに、ハウスメーカーさん経由で見積もりを出していただいたところ、やはり65万円近くのご提示でしたので。今回のミツワインテリアさんは破格に安かったと思われます。

 

カーテンココさん

¥60,2000(参考価格)

 

こちらは削減案前、全てをモリスのカーテンで見積もった数字なので上の数字と比較できませんけど参考までに。ヒダを1.5倍とか、極力布を小さくしてもらった記憶が。全て川島織物セルコンさんだと考えると、これもかなりお安いですけどね。

驚きの結末

 ここまでの数字をご提示いただければ、もうミツワインテリアさん一択じゃないですか、普通。

でもでも。実はヤンメイ家、とある事情からこのミツワインテリアさんを袖にしてしまいました。

一体、どんな事情があったのか?どこにどんな値段を提示されたのか?

いえいえ。お値段的にはミツワインテリアさんは断トツでした。不義理をしたから言う訳ではなく、こちらの会社はメールのやり取りも迅速かつ丁寧でした。予算をこれくらいに抑えたい、という希望を伝えると色々ご提案をいただけましたし、本当に良い会社さんだと思います。しかもお値段も頑張ってくださるし!

でもね。ヤンメイにはそれでもミツワインテリアさんを選べない事情が、それも結構しょうもない事情が発生してしまったのです。次回はそんな、オーダーカーテンの会社選びの結末をお伝えする予定。


ともあれ、オーダーカーテンは会社選びでお値段が結構変わるので、しっかり見積もりを取るとお得ですよ、というお話でした。

 

・東リショールームのお話
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・カーテンかシェードか問題