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ログハウスの天窓に驚きの機能が!

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先日、何の気なしに天窓を開けて空気を入れ替えていました。すると、とある驚きの機能があることが判明しました。

これは天窓には普通なことなのか?ウチの窓が特殊なのか?まぁ、便利は便利!

今回は、ログハウスの天窓が意外にもハイテクだったお話。

天窓はいいぞ

天窓。文字通り、屋根に付いている窓です。屋根裏のある日本の家屋だとあまりない作りかも知れませんが、ログハウスではポピュラーです。

とはいえ、フェニックスホームさんでは(どこでも?)標準仕様ではないので、オプションで頼んで付けて貰うわけですが。ヤンメイ家には吹抜け、ロフト、廊下の3ヶ所に天窓を設けています。

単純に明り採りとしてしか考えていなかったのですが、思っていたより優れて快適です。以下に、半年ログハウスに住んでみての天窓のメリットを並べてみます。

天窓のメリット

1.明るい

いや、明り採りに付けたんだから当たり前なんだけど。本当に明るいのです。

ヤンメイ達はマンションから引っ越しをしてきました。最上階の角部屋だったのでそれはそれは明るくて、昼間はまず照明を点けなかったくらい。なので、最初に戸建てに引っ越してきた朝、「うわー、暗いわ」という印象は拭えませんでした。それなりに隣家との間は空いているんですけど、それでも朝からほの暗い。朝だー!ピカ〜っ!!ってワケにはいきませんでした。

それでも、それは1階での話。2階はさすがに明るいし、天窓のあるロフトや廊下は確かに明かりはいりません。昼間にいたってはブラインドを降ろさないと眩しかったり暑かったり。明るい、という点で不足はありません。9月時点では、日中はほぼ明かりを付けないで過ごせます。

なんでも、普通の窓に比べると採光は3倍なのだとか。これ、採用して良かったよ。これがないと、せっかくの新居が明かりギャップでがっかりになるところでした。

2.通風が良い

天窓は風の抜けも良いです。夏なんか熱い空気は上に溜まりますから、天窓を開けるとサーっと涼しい風が流れてきます。もちろん、外の空気がヌルい時はそこまで気持ち良くはないけれど、暑い時には入れ換えを実感できます。

あと、ヤンメイ家はオープンキッチンで、換気扇は回していてもリビングはお料理の匂いでいっぱいになります。そんな時、天窓も開けると匂いの抜けが早いので、かなり風が流れてるんでしょうね。(すぐに匂いがしなくなるとかではないよ)

もちろん網戸が付いていますので、虫が入って来るということはありません。

3.光対策はバッチリ

逆にね、暑いとかまぶしいとかはないのか?って疑問があるかも知れません。これに対しては対策があります。

ヤンメイ家の天窓はUVカットの複層ガラスなので、基本的に遮熱効果が高いと思われます。もちろん、窓がないよりは明かりというか熱は感じますけど、ジリジリ暑いって訳じゃないです。

それと、電動ブラインドが装備されているので、暑いとかまぶしい時にはそれを下ろしてしまえば、かなり直撃感が和らぎます。ウチでは入れてないけれど、遮光タイプもあるようなので寝室の窓にはそっちなのかな。ウチのと同タイプは寝室にはちょっと明るいかも。

 

うん、こんなものかな?いや、これだけなんだけど、本当に素晴らしいメリットなので。付けるかどうか検討している人、付けられる環境にある人は是非に付けて欲しい!というのが半年使ってみての感想です。

ヤンメイ家の天窓

ヤンメイ家の天窓は、デンマークの天窓メーカーのVELUX(ベルックス)のものです。知らない?ヤンメイも天窓を入れるまで知りませんでした。歴史と知名度のある会社のようで、天窓と言えばこの会社なのだそうです。知る人ぞ知る、ってヤツですね。

 

www.velux.co.jp


それに電動ブラインドが付いているのは前述の通りですが、天窓自体も電動です。リモコンを押すとね、ウィーンと押し上がって開いてゆくのです。で、結構な高さまで開きます。

もちろん、手動も選べるのですが、迷った末に電動にしました。壊れた時とか考えるとシンプルな機構に惹かれるのですが、妻の毎日の利便性を重視。まぁ、機械物はいずれ壊れるのでメンテが必要ですが、ラクなのは本当ラク。ボタン1つで開閉してくれます。雨で急いでいる時とか、手動のほうがソッコー閉められるのかな?とは思います。

ちょっと面倒なのは、窓の開閉とブラインドの開閉が別々のリモコンで行われること。外国仕様だから?場所は喰うし、電池も2倍ですよ。ちょっとのことだけど。

ベルックス天窓

ベルックスリモコン 左:窓用 右:ブラインド用

天窓の心配事

そう、壊れた時とかの心配は正直あります。開かなくなったのならまだいいんだけど。開けていて閉まらなくなったら大惨事だよなぁ、という心配はあります。

それとね、天窓って屋根の一部ですよ。日々雨風を受けて、太陽にもさらされる部分です。昔なら瓦、今はコロニアルとかコンクリート的な丈夫な素材で作る部分です。

そこに窓を入れてガラスで代用するって、保ちは大丈夫?とも思います。その辺は、長年使ってみないと分からないですね。一応、10年のメーカー保証にはなっています。

まぁ、メンテが必要なのは屋根でもなんでも一緒なので、特別壊れやすいとかじゃなければいいのです。老舗の歴史を信じることにします。

天窓、驚きの機能とは?

そんな天窓ちゃん、冒頭で触れたように驚きの機能を隠し持っていました!

ある日、夜間の換気に廊下の天窓を開けておりました。2階に上がった妻に閉めるのを頼んでいたのですが、何を勘違いしたかブラインドだけ閉めてくれていて。

その後、雨が降りだしました。すると、2階からウォンウォン音がするのです。

 

何の音?

 

見ると、妻が勘違いして開けたままになっていた天窓が閉まるところでした。音はその開閉のモーター音だったのです。

 

そう、なんと賢いウチの天窓は、センサーが付いているのか自動で閉まる機能が付いていたのです!!

 

おおっ!!なんて素晴らしい!!

 

ヤンメイは廊下の突き当たりにパソコンを置いてあり、その作業スペースを明るくするための天窓設置なのですが、幸いパソコンはほとんど濡れずに無事でした。これ、手動だったらびしょ濡れで一発アウトでしたね。

別に説明とかなかったし、見ての通りリモコンの操作はラクなので、説明書とか1度も読んでなかったのですが(だって、窓の説明書とかいちいち読みます?)、まるでそんな機能知りませんでしたよ。

賢い、賢い。頼りになるヤツです。とはいえ、開けっ放しとかしませんけどね。べルックスの最新型は天気だけではなく、温度とかも感知して自動で換気のために窓の開閉をしてくれるらしいですが。目下、ヤンメイ家は雨感知の自動閉鎖機能だけで充分感度です。


そんな、天窓が自動開閉して驚いたよ、助かったよ、というお話でした。天窓設置に迷うあなた、是非天窓仲間になりましょう!お待ちしています。