ウチのカミさん中国人 ~毎日が異文化~

国際結婚したい人の夢を壊さないといいな。国際結婚の現実、いいとこ悪いとこ盲点、みんなお話しします。

到着後の半日の過ごし方 〜子連れ南伊豆旅行記④

南伊豆ね。良いところなんだけど、ちょっと東京からは遠いのです。高速道路でも伊豆半島の付け根くらいまでしか行けないからね。そこから車でのルートだと、ほぼ迂回路のない一本道を進むことになります。

すると、移動で半日は潰れる訳で。じゃあ、残りの半日でどうやって遊ぶ?と。もちろん、事前に考えて用意をして行きましたよ。

今回は南伊豆で半日遊ぶアイデアのお話。一例報告です。

南伊豆は遠かった

今回の目的地、下田は東京からのアクセスが抜群に悪い土地です。距離にすると200kmもないのですが、時間だと4時間以上かかるコースです。これ、飛行機だったら東京から沖縄の離島に行ける時間です。

なにしろ、高速道路が神奈川どまりなので、そこからのルートが僅かの有料道路+一般道しかない。いっそ御殿場とか伊豆の半ば辺りまで行って半島の真ん中を通るか、半島の西側を愚直に下りていくか、どの道時間のかかる経路しかありません。

これが秘境感というか、はるばる来た感じがすると言えばするのですが。それなりに大変なので、南伊豆は観光先としていままでスルーして来ました。

今回は少しだけ早起きして7時前には家を出ましたが、途中2回の休憩を挟み、下田に到着したのは11時過ぎでした。計算通り4時間以上です。これで途中の渋滞が一切ないのだから、下田ルートの遠さが分かるでしょう。コロナ禍で高速が空いていてこれですからね。

遊覧船サスケハナ号

まずは下田港で腹ごしらえをしてから、目前に見えている遊覧船、サスケハナ号を目指します。まぁ、下田港を20分くらいで廻る遊覧船ですよ。

オリジナルはいわゆる黒船なので、それを模したデザインになっています。日本を脅しに来た外国船に日本人が嬉々として乗るのもどうなの?って感じもしますが、遊覧船は観光の定番ですしね。逆にメリケンから乗っ取ったと考えてればいいのか。

 

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料金は大人1,250円、子供630円で、2階建ての2階部分に上がるには別途500円かかります。えーっ!?なんか高くない?こんなものですか?2階まで上がるとほぼ映画が見られますが。

船は30分おきに出ているのでそれほど待ちません。日曜日の昼下がりなのに寂しい人出ですが、有り難いと言えば有り難い。全部で15人も乗っていなかったと思います。

 

船内ではカモメのエサが売っていて、100円のカッパえびせんの小袋です。なかなかタイミングよくエサを与えるのが難しく、子供は結構困っていました。2階から投げるなら楽なのでしょうが、1階から空に投げ上げるのは大変です。

あと、些細なことですが、デッキにいると解説の船内放送はほぼ聞こえません。船室側に座って聞く用なのかな?景色を楽しむもの、と割り切って乗る方がいいかも知れません。

20分はあっという間ですが、奇景がある訳ではないので充分な乗船時間かと思います。港内なので揺れもないですし。

景色や海のキレイさを楽しみたいなら、石廊崎というヒリゾ浜寄りの遊覧船も良いみたいですけどね。

下田海中水族館

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伊豆下田 下田海中水族館オフィシャルサイト


こちらも、下田観光をする上では必ず目にする施設かと。その名の通り、水族館なんだけど施設の一部が海と繋がっていて、海がでっかい水槽として使われているのです。

こちらのウリはイルカです。イルカショーはもちろん、人間が海に入ってイルカと触れ合えるのです。ウェットスーツを着て水中に入りイルカにタッチしたり、シュノーケルを着けて一緒に泳いだり、エサをあげたりも出来ます。ヤンメイ達はやりませんでしたけど。

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他にも、アザラシやアシカ、ペンギンなどのショーが目白押しに続きます。それぞれのショーの場所は違い、その間隔はあまり長くないので、色々見たいと水槽をゆっくり見られないくらい密度が濃いです。

料金は大人2,100円、子供は1,050円でイルカタッチなどは別料金です。駐車場無料はありがたい。ヤンメイは事前にメルカリで入場券を買ってあったので、実質1人500円くらいで入場しています。内容を考えると家族で定価5,000円以上の価値があるかと言うと…メルカリで買えて良かったです。

こちらからも少しだけお得に購入できます。

【300円割引】下田海中水族館 入館前売りクーポン


水族館なので時間制限はありませんが、2時間は遊べるかどうか。イルカタッチなどすれば別なのでしょうけど。ヤンメイ的には海の施設で黒島研究所を超えるところはなかなかありませんね。

ペリーロード

ペリーが下田上陸時、条約の話し合い(?)をした了仙寺まで行進した道とのことで、今は古い街並みの残る通りがペリーロードと名付けられて観光エリアとなっています。

何があると言う訳ではなく、インスタ映えする写真スポットと思えば間違いではないかと。

伊豆下田観光ガイド-伊豆下田観光協会公式サイト- | ペリーロード


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写真命のヤンメイ妻は20分ほどウロウロしていました。確かに、見た目に風情がある景色です。子供は行ってもつまらないと思います。


なんてことをしているうちに、夕方になってきたので宿にチェックインしました。海で遊ぶとかもしたかったのですが、意外と海辺に駐車場がないのです。

いや、あるにはあるのだけど、1,000円とかの看板ばかりで。夏休みも過ぎて、夕方にちょこっと停めるのに満額とるか分かりませんけど。波と戯れるには気温も低めだったので、海遊びは除外しました。女子なので貝拾いとかもありだったかな。


ともあれ、遊覧船と水族館は下田観光の鉄板だとは思います。特に、水族館はお天気が悪くても遊べるので、子供連れには有り難いです。ヤンメイ家はとりあえずそんな風に初日を過ごしました。下田到着日の、時間調整も兼ねた観光の一例として、誰かの参考になればいいな。という感じで、今回の南伊豆旅行シリーズはおしまいです。