上海蟹ってご存知ですか？はい、シャンハイガニと読みますよ。中国では人気の蟹ですが、日本ではそこまで人気ではないかな？
というのも、この上海蟹、美味しいのですが、少々食べづらいというか、食べるところが少ないというか。そんなカニなのです。
ところが最近、ヤンメイ妻がそんな上海蟹を簡単に美味しく食べる方法を教わってきましたので。全国100万の上海蟹ファンの皆さんにもシェアしますよ。今回はそんな、上海蟹の簡単な食べ方のお話。
上海蟹食べる？
上海蟹が美味しい季節です。冬まで食べられますが、上海蟹が本当に美味しい季節は秋、10月、11月なんだそうです。
上海蟹、食べたことある人いますかね？一度でもトライしたことのある人はご存知だと思いますが、このカニ、実はあまり食べるところが多くありません。中国の蟹は基本的に淡水生で、割と小振りな種類が多いのです。
なので、日本のタラバガニとかズワイガニとか食べでのある蟹は中国でも人気があります。それと比べて上海蟹は、特に足などはあまり身がなく、本体とミソが食べるところのメインです。しかし、そのミソの濃厚なコクが上海蟹独自の美味しさであり、やはり高い人気を誇っています。
基本的には蒸した上海蟹を、身を開いてミソと一緒に身を味わうのがポピュラーかな？前述の通り、足はほぼしゃぶるくらいであまり食べるところはありません。紹興酒漬けという食べ方もあるようですが、虫（寄生虫？）がいるとかであまりオススメされませんでしたね。
日本では本格的な中華料理店で食べられるほか、中国食品の販売店で売られていたりします。冷凍にすると味が落ちるのか、何故か生きたまま縛って売られています。殺したらすぐに食べる物のようです。
日本で養殖しているところもあるようですが、大体は中国からの輸入です。そのせいもあってか、小振りなカニながらお店で食べるとなかなかのお値段です。
なので、食べる時は食品販売店で買ってくるのですが、小振りな身をほじって食べるのも結構な手間なので、ちょっとハードル高めだったのですよ。今までは。
上海蟹を簡単に
ところが、妻の中国人の友人から朗報がもたらされました。なんと、上海蟹を瓶詰めで売っている業者があるのだ、と。その方は地方に住んでいるのですが、頼んで食べたらすごく良かったよ、とお知らせが。季節のものですからね。善は急げです。
早速、ヤンメイ妻も頼んでみました。といっても、中国人LINE繋がりのオーダーで、頼み方とか詳細は分からないのですが。どうやら、製品の性質上、作り置きをするものではないようで、オーダーを受けてから調理して瓶詰めしてくれるようです。
ボイルしたカニ身をほぐしてカニ味噌と和え、調味料を加えて瓶詰めしてあるので、買った人は食べるだけです。超簡単！！あの、身をちまちまほじりながら食べる苦労を知っている者からすると、画期的な商品です！！
意外だったのは、そんな商品が中国人にウケていることですね。いや、あの人達は「肉は骨付き、海老は殻付き」と美味しく食べるためには手間を惜しまないので。上海蟹もそんな食べ方は邪道だ！と言うのかと思ったら。
いや、あの手間が省けるのはいいよね、面倒だから、と。面倒だったんかい！？いや、まぁ、そうだよな。もしくは、ヤンメイ妻もだんだん日本ナイズされてきて、簡単なのが良くなってきたのか？
いざ実食
ともあれ、そんな手間暇をアウトソースした商品がこちら。
重さは計っていませんが、大きさはよくある生ウニの瓶詰くらいのサイズです。これ一瓶に上海蟹2匹分の身が入っていて、一本¥2,200。手間暇を考えると高くはありませんが、大事に食べたくなるお値段です、ヤンメイ家にとっては。
まんま酒のつまみにしても良いのですが、熱々のご飯に乗せて食べるのもいけます。めっちゃご飯が進みますが、カニの消費もハンパなくなります。上海蟹初挑戦のヤン娘もハマるハマる。普段はお米あまり食べないのに、すごく食が進んでましたね。
見た目はそこまでではないですが、マジ美味しいんだって！リピーターは確実です。いつ頃まで買えるのかな？機会があれば、皆さんも是非！ちなみに、上海蟹味噌の瓶詰とは違うものなのでご注意を。
そんな、中国人も上海蟹を手抜きして食べたい、瓶詰でもめっちゃウマイ、というお話でした。
