皆さん、スッポンって食べたことありますか?まぁ、ヤンメイの感覚だと、そう頻繁に食べるものではなく、ましてや家庭で食べるものでもなかったのですが。
先日、帰宅するとスッポン鍋が用意されていました。なんか売っていたから、急に食べさせてたくなって買って来た、のだそうです。
えぇっ!?スッポンってそういう食べ物?
今回はそんな、中国人妻が家庭料理として作ったスッポン鍋のお話。
お家でスッポン
家飲みとかオンライン忘年会とか色々言っている昨今ですが、やっぱりお店ならではのメニューってあると思うんですよ。アンコウとかフグとかスッポンって、あまり家庭で食べるイメージが湧きません。
でもね、先日帰宅したらスッポン鍋が用意されていました。なんでも、よく行くスーパーでたまたまスッポンが売っていたので、これはヤンメイに食べさせねば!と勢いで買ってきてみた、とのこと。
結婚12年目ですけどね、お家でのスッポン料理は初めてです!っていうか、あなたそんな料理出来たの?どうやって食べられるようにサバいたの?
鮮魚売り場はありがたい
いやいや、さすがにサバいてはいないみたい。というか、魚もサバけないのに、スッポンサバけるとかないでしょう、やっぱり。
スーパーで魚を物色していたら、生きたスッポンが売っていたらしいのです。というか、スッポンは死んだら急に味が落ちるので、サバいたらすぐ調理しないといけないらしいのですが。なんでそんなこと知ってるんだろう?ヤンメイ妻。
ともあれ、せっかく珍しいスッポンが売っているのだから買っていこう、と。あとはよくあるパターンで、鮮魚コーナーで売ってるお魚をサバいてもらう要領で、スッポンもサバいてもらったらしいです。
スゲーな、鮮魚売り場のスタッフさん。スッポンもサバけるのね。バイトさんとかじゃないのかな?
そんな訳で、ヤンメイ妻に見初められたスッポンちゃんは、トレーに乗せられてヤンメイ家へとやって来ました。
ヤンメイ妻のスッポン鍋
ヤンメイ、実は日本でスッポンのような高価なものを食べたことがありません。中国では幾度もご馳走になっているのですが。日本のスッポン料理は未経験なので、鍋以外にどんな食べ方があるのかも知りません。
中国でもスッポンは鍋ですねぇ。日本ほど高価ではないけれど、中国でもスッポンは高級食材です。ご馳走ポジションの食べ物です。もし、ご招待されたら感謝していただきましょう。
ともあれ、ヤンメイ妻の鍋です。調味料はシンプルに塩のみ。あとは薬膳系の食材で味を整えます。
スッポン鍋の作り方
材料
スッポン
谷中生姜
万能ネギ
棗(ナツメ)
クコの実
ロンガン(龍眼)


まずは刻んだ谷中生姜(なぜ普通の生姜ではないのか不明)とスッポンを炒めます。
それを鍋に入れ、棗と皮を剥いたロンガンを投入。塩で味を整えます。
食べる前に、万能ネギとクコの実を散らして完成!
味付けはシンプルですが、なんとも滋味があって美味しいです。身体がポカポカとすごく温まります。ボキャブラリーのなさに我ながら呆れちゃいますが、とにかく美味しい、の一言。鍋は基本、なんでも美味しいですが、スッポン鍋はまた格別ですね。
タイミング的にこの時期の投稿になっただけで、クリスマスのご馳走がスッポン鍋だった訳ではありませんよ。
いや、薄い内容ですけど。家でスッポンが出てきて結構驚いた、というお話でした。非常にシンプルで失敗のしようがないので、機会があれば皆さんもレッツ、スッポン!