ウチのカミさん中国人 ~毎日が異文化~

国際結婚したい人の夢を壊さないといいな。国際結婚の現実、いいとこ悪いとこ盲点、みんなお話しします。

中国から来たパジャマ

というか今どき、家電も衣類もおもちゃも中国製ばかりですよね。ただ、今回のお話は直輸入品のお話で。いや、だから何が違うんだ、といえば何も変わらないのですけど。

たまに、ヤンメイ妻は欲しいものを中国から直接通販します。送料もそれなりにかかるのですけど、今回はいくつかの物を一緒に買うので注文したみたい。

そこに、ヤンメイ用に中国のパジャマがありました。これがあまり日本にはない代物でね。日本には中国製のものが溢れていますけど、やはり日本人に需要のないものは入ってこないので。

今回はそんな、ちょっと珍しいかな、と思った中国の製品をご紹介するお話。

中国の冬の暮らし

ずーっと昔、中国の冬は寒い、というエントリを書きました。本当にあっちは「寒いから暖房で部屋を暖かくする」という発想ではなく、「寒いから着込んで自分を暖かくする」という発想です。確かに、エネルギー消費的にはそっちのほうがエコです。

そして、部屋に暖房を入れないばかりではなく、窓を開けて外気をガンガンに取り入れています。室温=外気温と言っても過言ではない。少なくとも、ヤンメイ妻の実家、杭州あたりではそれが普通です。そうして、家の中でも外と同じような格好で過ごしています。

別にこれはコロナ対策とかではなく、デフォルトでそういう習慣なのです。まぁ、衛生的には非常に正しい。今のヤンメイ家も、着替える時など朝の一時は暖房をつけますが、その後は一度窓を完全に開け放してフル換気をします。あまり外が寒いからとか関係ありません。

気分と習慣の問題なので、大掃除をしたがるヤンメイと同じですから文句を言う筋ではありません。ですが、寒いものは寒い。家が寒くて家の中で外と同じ格好って、ちょっと悲しい気分になります。

まぁ、今のところ、冬に入って休日に朝からゆっくりゴロゴロ出来たことはないので、困ったことはないのですが…

中国のパジャマ

とは言え、家では部屋着でウロウロするのは中国人も同じで、もちろんちゃんと着替えることもあるけれど、非外出着、つまりスウェットとかパジャマ的な服でいることもそれなりにあります。

それが今回ご紹介する服です。こんなの。

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いわゆる、日本的なパジャマやスウェットとは別物なのが分かるでしょうか?裏は起毛でモフモフなところはユニクロの裏起毛パーカーなんかと一見似ていますが、表地もキルティングで中綿が入っているとか、かなりボリューム感のある作りになっています。お値段は送料込みで2000円くらいのようです。

はっきり言って、めっちゃ暖かいです。冬に中国に行くと、外出時以外は家の中でずっとこんな格好をしています。長袖の下着を着ていれば、あとはこれ一枚で十分なくらいです。

が、逆に、昨今の高気密住宅においてはオーバースペック気味です。つまり、着てると暑い。

そもそも、ウチはこの冬から待望のペレットストーブを点けているので、基本的にかなり暖かいのです。このパジャマの出番はなかなかありません。

まぁ、妻は節約家なので、昼間はペレットを点けず、この部屋着を着て過ごしているようです。ヤンメイは昼間家にいないので、ほとんど着たことはありませんが。

早く、部屋着でのんびり出来る日々が来て欲しいです。ずーっと忙しくて全然そんなヒマないのですが、来年に期待です。

そんな、中国パジャマが厚手でモフモフだよ、というなかなかどうでもいい話題で今年のエントリーを締めたいと思います。愚にもつかないことを書き続けてはおりますが、来年もお立ち寄りいただければ嬉しいです。皆さま、良いお年をお迎えください!