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透水性コンクリート、ドライテックで犬走りを舗装した

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透水性コンクリート。犬走り。さぁ、また家に興味のない方には聞き慣れない単語が出てきたと思います。

ぶっちゃけていうと、家の周りをコンクリで埋めたよ、という話です。

ただ、この透水性コンクリートって、いわゆる普通のコンクリート舗装とはちょっと違いがあって。ヤンメイも少しだけこだわってみたんですよ。

なので、今回はら透水性コンクリートについて調べている人にはちょっと参考になるかも知れないエントリです。

犬走りをなんとかしたい

そもそも犬走りってなんなのか?ざっくり言うと、家の周囲の細いスペースです。

敷地の大きなお宅だと違うのかも知れませんが。塀と建物の間って、そんなに広く空いてないお宅も多いと思うのです。場合によっては20〜60cmくらいの?人が通る以外にあまり使い道のないスペース。いわゆる、アレが犬走りです。

お宅によってはエアコンの室外機とか、給湯器とかを置いてあったりするかも知れません。

あのスペース。活用するには半端なのですが、建ぺい率とかの関係で、大体のお宅には設けられていると思います。普通、日当たりの良い方に広めにお庭を取るので、お家を北側や西側に寄せた時に出現する余りのスペースですね。

あそこ、日当たりも風通しもあまり良くないのだけど、雑草が元気に生えるのですよ。するとなんか藪蚊の巣みたくなって、それも困るのです。

ヤンメイ家、庭は一切手付かずだったので、剥き出しの土のまま一年放置していましたが、草むしりだけは何回かしましたね。ドクダミの生命力には本当、脱帽です。蚊に刺されないよう雨がっぱとか着て作業してたら、一度軽度の熱中症になりました。マジヤバ。

犬走りを埋めるには

そんな訳で、雑草処置の手間を省くには、ざっくり芝か砂利かコンクリートかでその雑草スペースを埋めてしまうのが一番だと思います。

芝生

これは芝の維持に手間がかかるので論外。特に日当たりの悪いところではすぐ枯れてしまうでしょうし。見た目的には素敵ですけど却下です。

砂利

手間と費用を考えると砂利がお手軽でリーズナブルです。最近は防草シートという遮光性の強いシートを敷いた上に砂利を乗せる施工が増えていますね。

砂利だけだと種が飛んできて発芽するのを避けられないので。シートで覆ってしまえば根も付かず、芽が出たとしても光が当たらないのでほぼ育たない。

ですが、砂利はね、落ち葉の掃除とか面倒なんですよ。細かいゴミとか掃くときに砂利まで掃いてしまい、なかなか掃除が捗りません。

しかも、若干沈み込みもあって足元が不安定かな?と。今後、高齢の親を引き取るなどの場合、家でケガをされるリスクは減らしておきたいので。悪くはないけど、積極採用ではありません。

コンクリート

お金と手間はかかりますが、コンクリートで埋めてしまうのが楽は一番楽でしょう。これ、ちゃんとやれば草むしりの手間はずっとありません。

ただ、コンクリの場合、それなりに費用がかかります。下地を処置してワイヤーを入れたりすればそれなりの費用になるのは避けられません。

しかも、雨対策として水が流れるよう勾配もつけないといけませんし、固まるまで数日の待ち時間が必要です。

そして、何より見た目が殺風景です。ログハウスの周囲がコンクリで固められてるのって、なんか寂しい感じ。せめて上から砂利を敷きたくなります。

透水性コンクリート

そこで調べて浮上してきたのが、透水性コンクリートです。普通のコンクリートと比べ、色々メリットが多い上に価格も抑えめに出来るみたいです。

見た目はアスファルト的で隙間が空いています。そうした構造で水捌けが良いので、水勾配という水を溜めないようにする傾斜がいらなかったり、施工時に金属の骨組み(メッシュ)を入れなくても強度が出たり、乾燥の期間を置かずにその日に施工が終わったり、普通のコンクリより手間がかからないのが決め手ですね。

強度はどうなのか?といっても、元々あまり立ち入るつもりの場所ではないし、草さえ生えなければすご〜く頑丈でなくてもいいし。

透水性コンクリのデメリット

長い目でみると、目詰まりを起こすというか、細かい隙間にゴミが溜まるらしいのですが。それはケルヒャーのような高圧洗浄機で掃除出来るようなので。何年かに一度やってみたらいいのかな?と。

あと、言ってもコンクリートなので、見た目があまり良くはないです。カラーの透水性コンクリートもあるみたいなのですが、施工業者さんもはじめての施工みたいなので、オーソドックスなコンクリ色(単なるグレー)にしちゃいました。

でも、砂利だって価格にこだわらないとあまり良い見た目にはならないし、機能性(防草性)重視でこっちにしようと。

ドライテック犬走り完成!

そんな訳で、依頼したエクステリア業者さんもやったことはないなりに前向きに取り組んでくれて、なんとか犬走りを透水性コンクリートで埋めることが出来ました。

そもそもコンクリートは生コン屋さんに注文してミキサー車で運んでもらうのですが。ウチは3メートルの擁壁の上のお家なので、家の前の道路から一輪車で上まで運んでもらう、という余計なひと手間がかかりました。

それにしても、そんな手間のかかる工事をしても平米単価¥7,500というのはお安かったと思うのです。20平米以上の面積を埋めて貰ったのでそれなりの額にはなりましたけど。今後、毎年の草むしりの手間がなくなったと思えば安いものです。

ちなみに、完成してみると、業者さんがいまいち慣れていないせいなのか、ドライテックって基本的そういうものなのか、多少ぼろぼろ剥がれます。

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とはいえ、これはこれで砂利を撒いたような見た目としてありです。むしろ、グレーなのでより砂利感があって良かったかも。写真でもウッドデッキ下の砂利部分とあまり見分けがつかないと思います。

透水性はさすがですね。全然お水が溜まりません。それでいて、土の時のような汚れはないので、使わない自転車とか置いておくにもとても使いやすいスペースになりました。アイキャッチの画像はまんまそれです。

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ドライテック舗装後

あれ?真ん中とか室外機の裏はドクダミ生えてきてますね。くそぅ、これはいずれ手捏ねコンクリートで埋めてしまおう。ちなみに、擁壁の段に生えているのは、ウチの擁壁ではないので手が出せないヤツ。

落ち葉も普通に掃けるので掃除も楽です。いずれ、何年かしてみてのレポートも上げてみたいです。


今回はそんな、透水性コンクリートで犬走りを舗装したらとても良かった、というお話でした。