ウチのカミさん中国人 ~毎日が異文化~

国際結婚したい人の夢を壊さないといいな。国際結婚の現実、いいとこ悪いとこ盲点、みんなお話しします。

中国の冬至

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昨日は日本の冬至でしたね。いや、何故か中国では一昨日だったようですが。なぜ、こんなズレが生じるのでしょうね?

ともあれ、冬至にあたって中国の習慣をまた1つ知ったので、それをシェアするお話。今回は、中国の冬至の習慣について。

中国の冬至の習慣

なんか昨日は冬至だったらしいですね。ヤンメイ、テレビも新聞もほとんど見ないので、全然スルーしていたのですが。ヤンメイ妻に知らされました。

というか、一昨日「今日は冬至だよ」と言われて、季節感のある人だなぁ、と感心しておりました。なんか日本と1日ずれていますね。ヤンメイ妻の勘違いなのか、日中にズレがあるのか?

まぁ、今回のテーマはそこではないのでスルーです。1日違ってもどうってことないです。これから日が伸びてゆくということです。1日分での差などヤンメイには分かりません。

今回のテーマは、冬至における中国の習慣についてです。なんかね、餃子食べるらしいんですよ、妻によると。なんでこんなフワッとした物言いかというと、妻もよく知らない習慣らしいので。

なんでも、中国のサイトを見ていたら「中国では冬至に餃子を食べる」と書いてあった、よく知らないけど、とのことで。多分、地域差があるらしいのですよね。妻の出身地杭州辺りではそんな習慣はなかったけど、全土でみるとそれなりにメジャーな習慣なのかも、と。

そもそも、ヤンメイ妻の生家の辺りはお正月だから餃子を食べる習慣もないらしいですからね。冬至に餃子って、ヤンメイも結婚10年を超えて初めて聞きました。

冬至も餃子?

以前も言いましたが、多分、人口比で見れば中国人より日本人の方が餃子好き人口が多い気がするのですよ。恐らく、中国人にとって餃子って、日本人のうどんに相当するのでは?と思うのです。

確かに、うどんは日本を代表するポピュラーな料理だし、メジャーです。でも、みんながそこまで「うどん大好き」かというと…そこまで国民的熱狂ではないのでは?

うどんがよく食される地域はあるし、うどんがないと日も世もくれない、という信者の方もいるでしょう。でも、全日本人がそこまでうどん熱があるかというと、それほどではない。

恐らく、中国人にとっての餃子もそれに近い感覚なのではないでしょうか?まぁ、北では確かに広く食されているらしいので、日本人にとっての「うどん+そば」くらいまで範囲を広げてもいいかも知れませんが。

多分、日本人でも「いや、うどんとそばが一生食べられなくても困らない」という人がある程度いるくらいの感覚が、中国人の餃子への距離感ではないのかな?と思うのです。

あー、何を言ってるかというと、「中国=餃子」って図式は大袈裟ってことです。何かというと餃子を食べる地域もあれば、そうでもない地域もあるよ、と。

冬至は柚子

ちなみに、中国では冬至にゆず湯に入る習慣はないそうです。そもそも、入浴自体がそこまでポピュラーではないしね。シャワーで済ませるひとも多いですから。

ただ、ヤンメイ家ではゆず湯入りましたよ。中国人妻が用意してくれました。あの香りがなんとも言えないですよね。風呂釜が傷まないか少し気になりますが。気持ち良さを共有できるのはありがたいことです。

 

そんな、中国は冬至に餃子食べるんだって、って他人事のように中国人妻が言っていた、というお話でした。