ウチのカミさんがね、昨日、おはぎにコーヒーを合わせるんですよ。それで美味しいって。「え〜っ!?」ってなりましたけど。
でも、よく考えてみるとウチ的には全然ありな組合せだったんですよね、あんことコーヒーって。それを、条件反射的に拒否してしまう固定観念の根強さですよ。
今回は、あんことコーヒーは合うよ、というお話と、おじさんは油断すると頭がドンドン固くなってゆく、というダブルテーマでお送りします。
小豆小町知ってる?
今夏、ヤンメイ家ではコーヒーにあんこを入れて飲むのが流行っています。きっかけは最近コメダ珈琲コーヒーで、ヤンメイ妻があんこ入りのコーヒー「小豆小町」を頼んだことです。
ご存じの方はとっくにご存じかも知れませんが、コメダ珈琲にはコーヒーにあんこを入れる、スイーツ系コーヒー(?)があるのですよ。メニューで見つけたときには「えっ?」ってなったのですが。意外や飲んでみると美味しいのです。
コーヒーの深い苦味とあんこの重めの甘さが上手くマッチしていて、再現も簡単なのでたちまち流行してしまいました。そもそも、コーヒーにお砂糖やガムシロップを入れるのなら、甘味をあんこで出すのも全然おかしくないですよね。
そんな訳で缶詰のあんこを買ってきて、コーヒーを入れる時にせっせと投入するのが最近の習慣になっているヤンメイだったのです。
コーヒーとおはぎ
そこにきて、ヤンメイ妻のおはぎを食べる時のお茶にコーヒーという行動がありまして。ついヤンメイ、「えっ!?」っとなってしまいました。いやいやいや、おはぎのお茶は日本茶でしょう、と。
しかし、ヤンメイ妻はまるで気にせず「美味しい」とコーヒーのお茶受けにおはぎをペロリと平らげてしまいました。ヤンメイにも勧めてくれたのですが、お腹もいっぱいだったし丁重にお断りしました。
でも、よくよく考えてみると、コーヒーにあんこを入れて飲むのに、おはぎだとダメっておかしな話だな、と思い当たりまして。翌朝、コーヒーにおはぎを合わせてみたら、また小倉コーヒーとは違いますがこれはこれでありでした。
オッサン反省
もうね、深く考えずに条件反射で拒否しちゃうんですよ。食べ物の固定観念って結構強いです。そこにきて、年を重ねてきてますます許容範囲が狭くなってきた気がします。新しいものを受け入れるのに無駄な抵抗しちゃうのはオッサン(オバサンも?)の証ですね。
どんどん時代は変わっていくし、生きていくということは変化するということですからね。もちろん一見変わらないこともあるけど、実体は同じではありえないですから。嫌がらず、面倒臭さがらず、アップデートをしていかなきゃな、と思います。新しい美味しいものもドンドン出てきますからね。
そんな、コーヒーとおはぎは意外に合うぞ、嫌がる前に一度試してみよう、というお話でした。