ウチのカミさん中国人 ~毎日が異文化~

国際結婚したい人の夢を壊さないといいな。国際結婚の現実、いいとこ悪いとこ盲点、みんなお話しします。

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パソコンを売ってみた。買取業者はどこがいいの?

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パソコンを売ってみました。古いデスクトップだったのですが、無料回収業者に出す前に買取業者に査定をお願いしたところ、意外や値段がつきました。7年落ちの中古でも売れるものなんですね。

なので備忘録代わりに、ヤンメイが行なった買取業者選びから回収までの流れをレポートしていきます。パソコン処分の際の参考になれば。

古いパソコン売れる?

古いパソコンが邪魔だったのです。もう7年使った2011年製のデスクトップでした。ウインドウズ 7なので、遅い遅い。起動に時間がかかる上、アップデートでしばらく動かない。それが嫌であまり使わないので、たまに起こすとアップデート時間が長い、という古いパソコンあるあるです。

ちなみにこんな機種。写真を撮っておかないあたり、ブロガーの自覚のなさが出てますね。
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実は、妻の買い換えに先立って、約一年も前にデスクトップを買い換えていたのですが。ネット通販で買ったら引いてしまうほど大きくてね。新品なのに邪魔なので、ずっとお蔵入りさせていたのです。

しかし、いつまでも古いパソコンと箱入り新品を並べておくのも無駄なので、意を決して古いパソコンを処分することに。調べてみると、壊れて動かない品でも買い取る業者もあるようなので、無料回収ではなく買取業者を探すことにしました。

パソコン買取査定は色々

ヤンメイ、一応陸マイラーなので。ポイントサイトに「パソコン 買取」と探すと、いくつかの業者が出てきます。しかし、これらの業者さんにお願いしても、付くポイントは300〜750。ないよりは良いですが、その分査定は引く出ます。

なので、やはりネット検索で出てきた数社に見積もりを依頼してみました。

メーカーと型番、付属品の有無や現状の説明を記入すると、暫定査定額を連絡してくれます。

当日か翌日には査定が出揃いました。上記3社はメールでお返事。高く売れるドットコムはお電話をいただきました。

ちなみに、FMV ESPRIMO FH56 の査定額はこんなでした。意外にバラつきがあるでしょう?ヤンメイ驚きました。

 

PC-WRAP  ¥22,000

PCいっとく  ¥2,800

買取マクサス   ¥19,000

高く売れるドットコム  ¥5,000

( 2018/3/20時点での査定額)

 

一応、破損なし、付属品は揃っていてMicrosoftのOfficeのパッケージもある、という前提での価格。まぁ、数字だけならPC-WRAPさんですよね。会社名で検索をかけると、悪評もなく実店舗も持って10数年営業している会社のようなので、こちらにお願いすることに決定!

ちなみに、査定をお願いするときにメアドが相手に伝わるので。会社によっては2度3度売らないか、というメールが来ることもありました。無視していたらすぐ来なくなりましたが。

買取の準備、データ消去

準備とか言っても、着払いで箱に詰めて送るだけ。しかも、PC-WRAPさんは希望すれば配送用の箱セットも送ってくれるらしいです。

普通はその前にデータ消去をしなければなりません。いや、これもPC-WRAPさんでやってくれます。でも、ちょっと他人任せは怖いじゃないですか?疑ぐり深いヤンメイのような人の為か、消去証明書も有料で発行してくれます。

まぁ、それはそれとして自分でやりました。もちろん、その後先方でも消去作業してくれるのでしょうけれど。念には念を入れて。

ウインドウズの再インストールとかも良いのですが、データ消去にはデータ消去ソフトを使うと安心かな、と。

データ消去ソフトについて

諸説あるとは思いますが、データ消去ソフトの無料と有料のものの1番の違いは、速さだろうとのこと。無料だと、ソフトのインストールにもデータの消去にも余計に時間がかかるだけで、確実性については大きく変わらないのでは?と思っています。

なので、共にフリーソフトである「File Shredder」と「Freeraser」で検討して、「File Shredder」を使うことに。データ上書きの回数を1、3、7、35回から選べるのが決め手でした。3回を選択して消去。2時間くらいちまちま作業をして、無事消去が終了しました。

着払発送とお支払い

買い換えた新しいパソコンの空き箱があったので。なんとかそちらに詰めて着払いで発送しました。そう、この送料も会社によって違うので要確認です。

送って2日後にメールが来ました。現品を見た上で査定価格の再提示です。

・液晶画面キズあり -1000円
・キャッシュバックキャンペーン +2000円

とのこと。液晶のキズとか特になかったはずだけど、見る目の厳しさが違ったのかな。なんか、期間限定で査定価格によるキャッシュバックをしていて。そこで上乗せがあったようです。特に査定に不満はないので、オッケーのお返事をしました。すると、その2日後には指定口座に振り込みが行われていました。

以上で一連の流れはおしまい。無事処分が出来てめでたしめでたしです。まぁ、パソコンを処分する時は、有料で処分してもらわないといけないとか、データ消去が面倒とか考えていましたが、いざ始めてしまえばそれほどの手間なく終了しました。

 

そんな、パソコン処分一連の流れのお話でした。全然余談ですが。買い換えて放置しっぱなしだったデスクトップはやっぱり邪魔。こんなん買わないで、DELLのノートにしておけば良かった…。

 

 

ゴールデンカムイが面白いぞ!国際結婚者には特に!!

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ゴールデンカムイ、ついにアニメ化しましたね。とか言いながら、まだ読者歴ひと月程度のにわかなのですけど。

あるブログを読んで読者になった身として、また元ネタの方とは別の視点で魅力を伝えてみたいな、と。

中でも、ヤンメイと同じく国際結婚している人に読んで欲しいのですよ!中国人と結婚した方には特に楽しんで貰えると思うんですよね。

今回は漫画「ゴールデンカムイ」の面白さ、国際結婚との共通点についてのお話。考えてみれば初めての本レビュー。面白さや熱さが伝わりますように。

ゴールデンカムイとは

週刊誌「ヤングジャンプ」で連載中の野田サトル著の漫画です。

ゴールデンカムイ 1 (ヤングジャンプコミックス)

ゴールデンカムイ 1 (ヤングジャンプコミックス)

 

ゴールデンカムイ、舞台は日露戦争後の北海道。時は明治、満州からの帰還兵である「不死身の杉本」こと杉元佐一(すぎもとさいち)とアイヌの少女アシリパの出会いから物語は始まります。(上の表紙の人物が杉元)

以下あらすじ

幼なじみの戦友の未亡人、梅子の難病の高額な手術代のため、北海道で砂金採りをする杉元。日露戦争で武功抜群の英雄であった彼だが、上官に重傷を負わせて恩給を受けられなかったのだ。

そんな中、莫大なアイヌの隠し金塊のウワサを耳にし、杉元は一攫千金を狙った危険な金塊争奪戦に身を投じてゆく。

一方、たまたま熊に襲われていた杉元を救ったアイヌの少女アシリパ。その金塊が元で命を失った父の死の真相に迫る為に、杉元と協力して共に金塊を追うことに。

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アシリパ

北海道の自治独立の為の資金として、陸軍の精鋭部隊(のハズレ者集団)や旧幕府軍の土方歳三の一党がそれぞれの目論見で金塊を狙うなか、杉元とアシリパ、その仲間達も金塊のありかを追う旅を続ける、といったのが大まかなストーリーです。ざっくり言えば冒険活劇ですかね。

基本的に、金塊を巡る命懸けの争いなので、血生臭いシーンも多いです。生きる為の狩猟、解体シーンも描かれるのでそこも要注意です。

異文化交流の物語

元々は千日さん(id:sennich)のブログに紹介されていて本作品を知りました。千日さんは「心が壊れてしまった人達の再生の物語」である、と語っていまして。なるほど、確かに。そう読むか、深い!とても知的な受け取り方です。

 
他方ヤンメイは面白さを感じたところが全然違います。ヤンメイは、杉元とアシリパの関係、特に食べ物をめぐる部分に、自分と妻を重ねて楽しんでいました。どういうことか?

アイヌは北海道の土着の民で、日本人ではありますが、独自の文化、言語、価値観を持っています。作中では、非アイヌの日本人を「和人」と自分達とは分けて表現するくらいで、地続きの共通点を持ちながらも生活は大きく異なっていました。

その目立った違いに食文化があります。狩猟、採集を主とするアイヌは、獲れた獲物に感謝しつつ、無駄なく最大限に活用します。つまり、骨と皮以外は大体食べるってこと。脳みそも内臓も目玉も何もかもです。

作中、このギャップが何度も描かれます。

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『ゴールデンカムイ』(野田サトル/集英社)1巻より

これ、獲物で獲ったリスを食べるシーンなのですが、まさにこういうシーンがヤンメイ自身の経験と重なります。多分、この杉元みたいな顔をして食べた物も色々あるんじゃないかなぁ、と同情しつつ深く共感してしまうのです。

ここで偉いのは、杉元が「俺、そういうの食べ慣れてないし」と言って、複雑かつ微妙な顔をしながらも、決してアイヌの食文化を拒否しないことです。もちろん、「私たちの食べ方に文句でもあるのか」と言われながらあんな顔をして見つめられれば、文句も言えないですけど。

それにしても、オエ〜っとかうわ〜っとか言わないのです。違うものは違う。慣れてないものは慣れてない。でも拒否はしない。これって、異文化交流の基本にしてキモだと思います。相手への尊重ですよ!

国際結婚をすると、特に食べ物ギャップがあります。中国人は特に色々食べますし、アイヌのように肉食の歴史が長いせいか無駄なく食べるので。えっ、これも食べるの?ここまで食べるの?みたいな食材も普通で。杉本の驚きは他人事とは思えません。

振り返れば結婚以来、豚の軟骨、鳥の足、鴨の頭、羊の舌、スッポンの甲羅などなど、日本人の一般的な食生活にはないものを色々食べる機会がありました。食べてみればそれぞれ普通に美味しかったです。(慣れも必要)

中東、アフリカ、南米、欧州でもそれぞれにお互い食べない物を食べているはず。最近も、北欧を旅行した友人が、トナカイの肉がデフォルトで出るのが食べられなかったと言っていましたし。国際結婚者はここに共感出来る分、普通の人達よりさらにこの作品を楽しめると思います。旅行好き、外国好きの方にもこの感覚は当てはまるかな?

ゴールデンカムイの面白さ

もちろん、本作の面白さはそれだけではありません。魅力はたくさんあるのですが、以下にざっと並べると。

アイヌ文化の紹介

この作品を読んでいると、アイヌのウンチクがじわじわ頭に入ってきます。押し付けがましくない流れなのですが、特に、狩猟を通して自然と向き合う様々なシーンで、アイヌの考え方をアシリパは杉元に伝えていきます。自然と一体に生きることの素晴らしさ、というか、我々は自然の一部であり、それを損なうことの愚かさに気付かされるのです。

とはいえ、もはや明治も遠い昔。すでに現実の世には作中に描かれたアイヌはどこにもいないことを思うと、なんだか切なくなるのですけど。

明治人の生き様

同様に、作中には様々な異種異能の変人達がたくさん出てきます。もちろん、これらはフィクションで、本当の明治時代にもこんな人達はいたはずがないのですが。それでも、ギラギラと生きる意志を剥き出しに困難に立ち向かう人々は、明治人ってこんなガッツがあったんじゃない?と思わせるのです。

作中、杉元をはじめとする登場人物達は、現代の我々から見るとかなり貧弱な装備で冬の北海道にたたずんでいます。まぁ、薄っぺらな寒そうな服装なワケです。実際の明治人の冬装備というのもそんなものだったようです。当たり前ですが、今のような軽くて暖かい服など存在しませんものね。現代と比べると困難がデフォルトなので、簡単にはへこたれない感じ。すぐ心が折れた、とか言ってる場合ではありません。

作中のキャラ達は生に執着し、粘り強く戦います。その粘り強さは、あるいは明治という時代が作ったのかなぁ、と想像してしまいます。その姿が生き生きとしているところが、また本作を魅力的にしています。

まるで余談ですが、大正生まれの大叔父がおりまして。ヤンメイから見ればメチャクチャ頑固者だったのですが。その彼をして「明治の人はシャンとしていた。自分達、軟弱な大正モンとは比べられない。明治人の気骨はスゴかった」と言わせるくらいなので。本当に明治人は強かったのでしょう。

痛そうな格闘(ネタバレ)

これは魅力と言っていいのか。ヤンメイは好きなのですが。作中の戦いの描写には度々ドキリとさせられます。とにかく痛そう。

派手なシーン、残酷なシーンというのは他の作品にもたくさんありますが。思わず「うわっ!」と言ってしまうような衝撃的なシーンが作中に度々あります。なんというか、そのインパクトは他に類のないものです。

人が一回転して吹っ飛ぶとか、膨れ上がって爆発するとか、一刀に真っ二つとか、そういう既視感のある描写ではないのです。

頬を団子のクシで貫かれるとか、頭蓋骨から顔の皮が剥がれるとか。ちょっと想像を超えた描写のオンパレード。こんな表現があったか!とびっくりさせられます。

そんな裏切られ方がちょっとクセになります。

命は有限

主人公は「不死身の杉元」と呼ばれています。しかし、実際は不死身ではありません。古くはゲゲゲの鬼太郎の頃から不死身キャラはあり、特に昨今、不死身キャラは飽和している感があります。彼らは本当に死なないか、メチャクチャ死にヅラい、そういう設定です。いわばお化け、化け物の類です。

それと比べると、杉元はかなり頑丈ですがただの人間です。多分、普通に死にます。刃物で胸を刺されても肋骨で止まっていたり、鉄砲で撃たれても運良く当たりどころが良かっただけで、体の仕組みとしては致命傷を受ければ死ぬ存在です。

ただ、それを「俺は不死身の杉元だぁ!!」と自己暗示にも似た強い精神力を発揮して、迫りくる死を紙一重ギリギリで跳ね除けていきます。

そのスリルというか、ピンチの後に命が繋がっていた時のホッとする感じは、不死身モノにはないドキドキです。

アニメについて

祝アニメ化とか言って書き出したので、アニメについても少し。

2018年4月より、深夜枠でアニメも始まりました。録画して、ディズニーとアンパンマン以外のアニメを久々に観ました(まだ1話だけ)。丁寧にお話を追っていましたね。でも、さすがに広範な視聴者を相手にする地上派で、あの血みどろの描写は出来ませんから。胸をギュッと掴まれるような命の切迫感はありませんでした。熊のCG描写とかに現代を感じましたけど。

一巻無料キャンペーンで読み始めたら止まらなくなり、たちまち全巻揃えてしまった漫画と違い、アニメに関しては暇な時にスキマ時間で観ればいいかな、くらいのハマり具合でした。完全にヤンメイ個人の感覚ですよ。

ただ、漫画では分からないアイヌ語の発音なんかは気になります。例えば、作中で「ヒンナ」という単語があるのですが。これが、平手打ちの「ビンタ」と同じイントネーションか、地名の「銀座」と同じイントネーションか。こんなのが分かるという点で、やっぱりアニメも無視は出来ませんね。

特殊なエロあり

色々褒めていますが、青年漫画雑誌なので、それなりにお色気シーンもあります。それ自体は驚くには当たらないのですが。ちょっと特殊なエロも登場します。それがこれら。

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動物を愛するおっさんとか…

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ヒゲのおっさんたちの裸体とか...

どのあたりの需要に応えてるのか分かりませんけど、これも異文化と言えば異文化?決してメインの流れではないのですが、エロに関しても多様化した好みに対応していると言えます(笑)。こーゆーのダメな人はご注意下さい。

まとめ

とにかく、久々に続きが気になって止まらない作品でした。

アクション、ギャグ、グルメ、ネイチャー、歴史、お色気と色んな側面が楽しめますが、やはり一番の魅力は異文化交流のギャップです。

お互いの違いに徐々に慣れて理解をする。同化して混じり合う部分もある。

舞台は明治と過去ですが、これから我々がもっと頻繁に体験することになる、異文化と交流する社会という未来を描いているようにも思えます。


まぁ、理屈はさておき読んでみて下さい。多分、1巻を読んだ時点で引き返せなくなること請け合いです!そんなゴールデンカムイの紹介でした。

 

ガイドブックには載らない中国で美味しかったもの、他食べ物ネタ 〜杭州旅行記⑩

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今回の杭州行きは1週間。その間、色々ご馳走を食べさせて貰いました。予約のなかなか取れない人気中華料理店、郊外のスッポン屋、徒歩圏内なのに予約必須の鍋屋。

でも、ヤンメイは真性の庶民なので、それらのご馳走も当然美味しかったのですが、もっと普通の家庭料理とかチープな料理もホッとして旨いのです!

今回は、決してガイドブックには載らないであろう、中国の美味しかったもののお話。

中国美食

杭州と言えば、東坡煮(トンポーロー)が有名です。豚の角煮の原型みたいなお料理で、とっても美味!!ですが、そんなに杭州人がこればかりを好んで食べているかというと、そうでもなさそう。

それが証拠に、今まで杭州で東坡煮を食べたことは一度しかありません。多分、もっと他に美味しいもの、ヤンメイに食べさせたいものが沢山あって優先順位が低いからと思われます。

唐揚げ

名物とか関係なく、今回の杭州行きで一番美味しかったのは、羊の唐揚げです!

食べたことあります?ヤンメイは初めて食べました。鶏の唐揚げなら普通ですし、豚カツ、牛のカツレツも食べますけど。思い返してみたら、羊肉の唐揚げは初めてでした。

しかも、調理はお義父さんです!高級料理店とかではなく、お義父さんの手料理がこの1週間で1番美味でした!いや、愛情が、とか心遣いが、とかいうメンタルの話ではなく、単純に味として本当に美味しかったのですよ、他の何よりも。

その後お義父さんは来日してイワシの煮物を作ってくれたりもするのですが、これも美味かった。実は料理上手な一面があったようですが、それは余談。

写真?食べるのに夢中でありませんよ。今回はそんなケースが多く、本当にブロガー指数が低いことを実感しました。

ラーメン

次点はうなぎラーメン。食べたのは前回と同じように市場食堂です。

今回分かったのは、あのうなぎは一度油で揚げてありました。カリッと揚げたうなぎを麺の上にドーンっですよ!香ばしいのはそのせいだったんですね。基本的に、タマネギとニンニクも一緒に炒めてあります。やはり旨い!

うなぎラーメン

うなぎラーメン

前回は食材持込のオーダー品だといいました。確かに、いつもオーダー出来るレギュラーメニューではないのですが。どうやら、うなぎラーメンにはデフォルトのスタイルがあるようです。前回と違うお店でも似たような風味で出てきたので。中華のシェフはこう作る、みたいなものはあるのかも知れません。


美食とかいって唐揚げとラーメンか、と思うかも知れませんが。ヤンメイベストなので悪しからず。唐揚げはご自宅で試すのもありですよ。

その他食べ物ネタ

小さい肉まん

日本のようなコンビニは見なかったのですが。スーパーはあるのです。そんなあるスーパーのレジ近くに肉まんが売っていました。

これ、日本と比べて小さい!通常のコンビニものよりふた回りは小さい感じ。皮も日本のほどふわふわではありません。味は普通に美味しかったです。他の店でもサイズはこんな感じなので、これがデフォルトの大きさなのでしょうね。

面白いのは野菜まん。おやきの高菜とかそんな感じで刻んだ青野菜が具になっています。いわゆる中華まんのイメージよりあっさり目なお味はですが、これも普通に美味しかったです。

例によって写真はありません。

小さいミカン

肉まんに限らず。中国はなぜか小振りな動植物が多いと以前に書きました。上海蟹しかり、ミニマンゴーしかり。

これまでの訪中では日本でポピュラーなサイズのリンゴも見なくって。あるのは姫リンゴというか、小さいのばかりでしたが。今回はついに普通サイズに会いました。徐々に中国の食生活も変化していますね。

で、本題はミカンです。今回はミニミカンと出会いましたよ!写真のサイズです。カゴに山盛りなのを見れば普通に食べているのが分かると思います。

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味はとっても甘いです。小さくて濃厚な甘み!ですが、日本で我々が食べているミカン2房分くらいの量なので。物足りないといえば物足りない。口をサッパリさせる、とかほんのちょっとだけ食べたい時にはありですけど、本気でミカンを食べたい時(?)にはまどろっこしいかも。ヤンメイ娘は大好きでしたね。

ナッツ類たくさん

これも以前書いていますが、とにかく中国人はナッツ類を良く食べます。ヒマワリのタネ、クルミ、松の実、アーモンド、etc。日本では見たことのないものも沢山あります。それぞれに美味しいです。

スーパーの中ではある通路というか、あるエリアはナッツだけで埋まってたりします。日本のスーパーでいうとお菓子エリアが全てナッツだと思って下さい。

中でも、向こうに行かないとなかなかお目にかからないのがこちら。日本語でなんというのか?山胡桃と書いてありますが、日本では見たことありません。

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山胡桃?

硬い殻にちょっとヒビが入っているので、それを歯で砕いて中身を出して食べます。味付けがしてあって、確かに美味いのです!素焼きのクルミのような苦味はありません。

そもそも、普通の日本人では食べ方すら分からないでしょうけれど。食べている中国人がいたら、是非食べ方を教わって分けてもらって下さい。結構ハマる美味しさです。

郊外庭園レストラン

杭州のほんのちょっと郊外めの地域には、広い庭を併設したレストランがあります。中国全土の話なのか浙江省ローカルなのかは分かりませんが、明らかにそういう形態のレストランがジャンルとして確立しています。

日本でも日本庭園をウリにする日本食店とか、古民家に手を入れた蕎麦屋とかあるけれど、中国でいうそういう類のお店かと。

基本的には少し郊外にあり、個室棟や宴会用のホール棟、麻雀などの遊び棟を完備した上に、池を配置した庭があります。なので、かなりゆとりのある施設になっています。どういう景観が中国的な庭園なのかは分からないけれど、写真のような景色が多かったです。

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入口の看板
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個室棟
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麻雀棟と庭

これを見て、中国人が「うんうん、中国的!」と思うのかどうか?はっきりとした特色を見出だせないのですけど。料理は普通に中華です。

お菓子

パイの実?

ロッテ「パイの実」と似ていますが、全然別物です。なんという名前かも分からないし、計り売りの商品なのでパッケージすらないのですけど。

一見、パイの実のつもりで食べると驚きます。塩味です!というか、お肉なのかなぁ、中身。とにかく、甘くはありません。よく分からないけど美味しいお菓子です。ほんの少し、シンガポールとかのスプリングロールというお菓子と似ているかも。

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中国パイの実

カール?

これは妻が子供の頃からあるお菓子のようです。ヤンメイの感覚でいうと、ポッキーとかかっぱえびせん的なポジションでしょうか?

長鼻王
長鼻王
長鼻王

 「長鼻王」と書いてますね。ウ◯ップか!?いや、多分こちらの方が本家というか、歴史があるのでしょう。

で、カールに似ています。が、全然違います。ここにも潜んでいた中華のダブルスタンダード!塩味の効いた棒状のパフはほぼカールなのですが。これが「うまい棒」のように中が空いていて。その空間にチョコなのか、甘い何かが詰まっているのです。

繰り返しますが、外側はカールですからね?カールinチョコ。日本人に想像できるでしょうか。塩っぱい。甘くて塩っぱい。初めて食べた時、何とも言えない顔になりました。

妻はこれがクセになる、とか言うんですが。



いやいやいや、ないだろ!?

甘いか塩っぱいかどちらかにして下さい!なんであなた達混ぜるんですか!?

と、最初は思ったのです。もちろん一個で食べるのをやめました。
が、後に気になり、再び食べると…

あれ?なんか美味しい…?

もう一個食べよう。

すごく美味しいとか、止まらないとかではないのですが、妙に食べたくなります。確かにクセになります。「長鼻王」万が一、中国で見かけたらお試し下さい。損はしません!

これで今回の旅行記も終わりです。旅行記といいつつ旅行者には役立たないお話ばかりでしたが、中国の生が詰まっています。お楽しみいただけたら幸いです。

 


里帰り2018、杭州旅行記はこちらにも

中国がスゴが過ぎて憂国した 〜杭州旅行記①
中国のネットは本当に繋がらないのか 〜杭州旅行記②
あなたの中国観を変える最新中国事情 〜杭州旅行記③
中国、変わる街並と住宅事情 〜杭州旅行記④
中国で食べ残しなんてマナーはない 〜杭州旅行記⑤
中国キャッシュレス化の実際 〜杭州旅行記⑥
日本にはない?中国で面白かったこと 〜杭州旅行記⑦
170円カットをしてもらった 〜杭州旅行記⑧

 

中国はやっぱり面白い。街で見かけた色々 〜杭州旅行記⑨

さて、間に髪の毛ネタを挟んで、中国の良かったこと、見つけた面白いもの第2弾です。いや、本当はカットの話も小ネタに入れようかと思っていたのだけど、思ったより長くなって独立させちゃったので。

以下、中国の今を伝える小ネタ集です。

大人も公園を利用

日本では、トラックや散歩コースのある大きな公園は大人も利用しますが。遊具のあるような小振りな公園は子供用みたいな雰囲気があります。

中国の公園では、児童用の遊具はあまり見かけませんでした。ブランコや滑り台は見ましたけど。あるのはお店の敷地内とかマンションの敷地内の公園(誰でも利用可)とかで、いわゆる公設の公園(変な表現だな…)には遊具がありませんでしたね。

その代わり、あるものがあります。それは…


大人用の運動器具です!

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青空ジムとでも言いますか、ある程度簡単な負荷で運動、筋トレするための用具がありまして。そんな公園が点在しています。自重なのか油圧なのか、キツくはないけど軽過ぎもせず良い負荷でした。基本的にはお年寄り向けなのだ、という話でしたが。写真は撮っていないけど、10種類くらい、上半身、下半身とも鍛えられるモノが揃っていました。

いや、これ10年前の初杭州訪問の頃からずっとありまして。ちゃんと整備されているのか、古びた感じもなくキレイに使えます。確かに、社会の大きな問題としては運動不足は子供より大人の問題ですからね。その辺にスポットが当たっていて、ジムなどに行かずとも簡単な運動器具が誰でも使えるのって、なかなか良い仕組みです。

監視社会ですか?

普通の住宅街の通路になにげなく、防犯カメラが設置されていました。いや、監視カメラ?とにかく、公設のもののようです。

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気付きづらいのですが、街中の色々なところにあるみたい。そんなにたくさんカメラあって、どこで誰がチェックしているのか?モニターばかりあっても見きれないですよね?

抑止力用のダミーなのか、とも思っていたのですが。知り合いの上海人情報だと、なんか異変のあったものをAIでピックアップしてチェックしているらしいです。本当なら素直にスゲーな!

実は精度的には時々問題もあって、誤認もあるようなのですが。来たるべき社会の一面を見た気がします。攻殻機動隊的な未来が本当になるのかも知れませんね。

食の安全への取り組み

大体この手のものって、お上がスローガンを掲げてやると、すでにポーズ臭いというかウソ臭い気がしてしまうのですが。

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食の安全性を示すポスター

冷凍餃子問題だけでなく、実は中国国内でも食の安全性への要求は高くなっているらしく。消費者、提供者とも徐々に意識は変わってきているようです。

その一端が、厨房の見える化。お店によっては、ガラス張りの厨房でこそありませんが、複数のモニターで厨房内を見えるようにしています。アピールであり差別化なのでしょうね。

また、使う食材を倉庫ごと見せている(立ち入り可にしている)お店もあり。あるお店では、それを見て「ここは食材の鮮度が悪いね」と入店をやめたことがあります。お店側もなかなか体を張っています!

もちろん、見ただけでは分からないこともありますが、日本でも産地や生産者を表示したりとか、色々アピールに工夫しているように、中国にもそういう努力が見てとれたエピソードでした。

スーパーはほぼ一緒

面白かったものもぼちぼち。スーパー内の景色などはパッと見、ほぼ違いはないです。写真でも日本か中国か、良く見ないと判別は難しいのでは?

中国のスーパーの棚
中国のスーパー

袋入りの生ラーメンに関しては、もはや値段も変わりません。3元は50円くらいですから、日本の方が安いんでない?

中国の袋生麺

袋生麺。うどんもありますね

面白いのは、日本では鳥の足とか、豚の骨やホルモンなどは二足三文で売られています。端材扱いというか、一般家庭では使われない不人気な食材です。その点、これらの品は中国では立派な食材扱いなので、もう少し値段が付くようです。いくらかとか見てないですけどね。

不思議洗濯機

中国の謎の洗濯機

謎の二段洗濯機

これ、なんだと思います?不思議なんで、通りすがりに写真撮ってしまったのですが。

なんで、ドラム式洗濯機が2段重なった形状なんでしょうね?よもや二層式ってことはないでしょうけど。

片方は乾燥機なんでしょうかね?メーカーもピンぼけなんで調べようもありません。まんまオチのない話で恐縮ですが、不思議だ、というだけのお話。

リサイクル始めました

最近の中国はリサイクル化が進んでいるのか、公園内にはこのように分別ゴミ箱があります。

分別ごみ箱、電池も回収するよ

これ、左は可回収物(資源ゴミ)、右は不可回収物(燃やすゴミ)と書いてあります。なんか不可回収物って、不燃ごみ、粗大ゴミっぽい気がしますが。

面白いのは真ん中の、電池回収コーナー。公園に来て、どれだけの人が電池捨てる必要があるのか?思い付くのは、電池式のラジオで音楽聴く人とかラジコンカーで遊ぶ子供くらいなんですが。そんなに使われているのかなぁ。

それでも、リサイクルを根付かせようとする姿勢を感じますね。


外国はやっぱりちょっと違うものが普通にあって面白いかったです。中国の変化も感じられました。旅行記といいつつ、一切観光地に行かない誰得の情報ばかりですが。ふぅん、とか思って貰えれば幸いです。


里帰り2018、杭州旅行記はこちらにも

中国がスゴが過ぎて憂国した 〜杭州旅行記①
中国のネットは本当に繋がらないのか 〜杭州旅行記②
あなたの中国観を変える最新中国事情 〜杭州旅行記③
中国、変わる街並と住宅事情 〜杭州旅行記④
中国で食べ残しなんてマナーはない 〜杭州旅行記⑤
中国キャッシュレス化の実際 〜杭州旅行記⑥
日本にはない?中国で面白かったこと 〜杭州旅行記⑦
170円カットをしてもらった 〜杭州旅行記⑧

 

1000円?いや170円カットをしてもらった 〜杭州旅行記⑧

なんだそれ?何をカットしたのか?と。

よくある、髪の1000円カット。あれの170円版ですよ。170円でカットしてくれるのです。

どこで?

そりゃ、中国ですよ。最近そんなシリーズなので。

はい、今回はタイトルまんま。言葉の通じない日本人が中国で髪を切ってきた話。

髪切りたい

いやね、ネタとかでなしに。しばらく忙しくて髪の毛を切れずにいたのです。中国では沢山写真も撮るだろうし、本当はすっきりして訪中したかったのですが。長期休暇の前後はメチャクチャ仕事が詰まるでしょ?行きつけの店の予約時間も合わなくて、モサモサ訪中となったので。

着いて割と早いうちに、どっかで髪が切りたいな、と呟いていたのですが。それを知らされたお義母さんが、近所で人気のお店を予約してくれたのです。ある日の昼食後、妻に付き添われてご近所にカットに連れて行ってもらいました。

姉妹の理髪店

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うおっ!これは懐かしい理髪店ですね。子供の頃、父に連れられて行っていた床屋さんと共通する雰囲気があります。予約のシステムがどうなっているのかよく分からないのですが、時間指定ではないよう。とにかく混んでいます。

看板にあるように、姉妹でやっている理髪店なのですが、1人の方がお食事に行かれたのか、1人でお店回している状態でとても混み合っていました。お客さんは中高年のおじさん達や中学生の女の子とか、やはり地元の理髪店的な感じ。

手元を見ているとさすがに混雑店だけあって手際がいいですね。おじさんにはクシを当てて角度を作ってバリカンを当てるとか、日本とやる事は一緒。でも、とにかくスピーディーでムダがない。そこでようやく気付きました。

ああ、ここは日本でいう千円カットのお店なんだな、と。注文する人もオーダーは簡潔です。まぁ、この混みであーだこーだ注文出来るのはかなりの心臓ですが、そんな空気の読めない人はいませんね。

しばらく待つとヤンメイの番になりました。一応、スマホの中にカット見本が入ってるので、それを見せてあとは妻任せ。理容師のおばさんと2、3言やり取りをしていましたが、おそらく「こんな感じに短くサッパリ」とか言ってくれたのかと。ともあれカット開始です。

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Before

 

一言も喋らずカット終了

中国の理髪店

中国の理髪店、色々面白い店内

理髪台に座り、エプロン(本当はなんて言うんでしょうね)をかけて、霧吹きで髪を濡らします。襟足と耳周りはバリカンでザッと短く。上の方にはサクサク軽快にハサミが入ります。襟足にはカミソリも当ててくれます。

途中、何やら妻と言葉を交わし、他のお客さんと一緒に笑っているのだけど、ヤンメイ全然ちんぷんかんぷんです。自分の話題なのかどうかも分かりません。でも、手は片時も止まりませんし、不愉快ではありません。ヤンメイ、この日は眼鏡だったので、外していて髪がどうなっていくのかも見えず。いっそ清々しいほどに他人事な感じです。

ひと通りのカットが終わってから洗髪。洗髪はあるのです。まぁ、若干雑ですが。ザッと流して、乾かしと仕上げカットで終了。正味15分程でしたでしょうか?

会話を一切しない、というのもそれはそれで楽ですね。最終的には終わってから眼鏡をかけて、初めて自分の頭を見ました。もみあげはだいぶなくなっていました。ブローは昭和風で微妙ですが、文句を言うほどでもありません。見せた写真とは違いますが、サッパリさせるのが目的なので上々です。「好!」「謝謝!」この二言のみで会話終了でした。

After


お会計を済ませた妻に聞くと、10元でした!最近の元相場は1元、16〜17円なので。高く見積もっても170円。どこをどうしても日本では望み得ない成果です。

ちなみに、カットから3週間が過ぎましたが、目下不都合はなしです。コスパ高いです!変なことにならず、オチとしては甘いですか?

中国の美容院事情

詳しくは分かりませんが、日本風のお洒落な美容院も普通に、しかも多数あります。同時にこのような昔ながらの理髪店もまたたくさんあります。いや、本当に狭い範囲に数が多くて激戦な感じ。

もちろん、お値段も日本並みの店も珍しくはないそうで。半面、ヤンメイが連れて行ってもらった店のように、お安い店もあります。ただ、腕が良くないとダメなのはどこも一緒ですよね。姐妹髪苑さんは人気の混雑店でした。

髪型としては、街中の男性は短めが多い印象。刈り上げてるとかね。立てないモヒカンも割と見かけました。全体には短髪傾向なのか?今回は全然繁華街に行ってないのでよくわかりませんが。日本のように長めの男性はあまり見かけませんでした。流行りは明らかに違うようです。


そんな、言葉も通じないなか細かいオーダーもせず(出来ず)、170円で髪を切ってもらったけど別に何も困らなかった、というオチのないお話でした。


里帰り2018、杭州旅行記はこちらにも

中国がスゴが過ぎて憂国した 〜杭州旅行記①
中国のネットは本当に繋がらないのか 〜杭州旅行記②
あなたの中国観を変える最新中国事情 〜杭州旅行記③
中国、変わる街並と住宅事情 〜杭州旅行記④
中国で食べ残しなんてマナーはない 〜杭州旅行記⑤
中国キャッシュレス化の実際 〜杭州旅行記⑥
日本にはない?中国で面白かったこと 〜杭州旅行記⑦
中国の街で見かけた色々 〜杭州旅行記⑨

 

日本にはない?中国で面白かったこと 〜杭州旅行記⑦

別に面白くねーよ!という人はそれでよろしい。40代半ばのヤンメイが2018年に杭州に行った時に感じた面白さの備忘録なので。それでも、誰かが「ふぅん」とか思ってくれるときっと嬉しい。

今回は、中国でいいな、面白いな、と感じた小ネタ集です。

洋菓子レベルアップがすごい

中国で洋菓子を食べたことのある人。それも経験が昔の人ほど共感して貰えると思うのだけど。昔の中国の洋菓子(ケーキとか)のレベルといったら低いものでした。まぁ、ネタ、経験としてでなく、本当にケーキが食べたいなら他の物をお勧めするレベル。

それが、今はもう普通に美味しいです。中には旅行記①に書いたような名店もありますが。そうではない、町中の普通の洋菓子店でも十分及第点になってました。

散歩がてら妻とブラブラ近所を歩いていて入ったケーキ屋さん。パンも売ってます。漢字表記が面白いですが、外国のカフェ風ではないですか?(いや、実際外国のカフェです…)兎航店とあるのはチェーン店なのかな。

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中も普通です。まぁ、ケース内にぱちモンのキティちゃんみたく微妙なのもありますが。これくらいの微妙さは日本のローカルケーキ屋でもたまにお目にかかります。

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カフェスペースがあったので、ティラミスを注文。ヤンメイ、何を隠そうティラミス好きなのです。それだけに、マスカルポーネのコクが、とか、底のスポンジ部分のブランデーが、とか色々注文はありますが。総じて普通。充分コンビニレベル!甘さ控え目で悪くないです。好みで言えば、コストコのあのバカデカいティラミスよりは好きな風味でした。

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ちなみに、ティラミスの右隣のケーキは抹茶です。もはや、中国でも抹茶スイーツは定番と化しているんですね。いや〜、本当に隔世の感があります。

電気ビーグルが充実

以前から、中国にあって日本にないもので、これ導入したらいいんじゃない!?と思っているものに、電気スクーターがあります。日本の原チャリがエンジンではなく、モーターで動いてるヤツだと思って下さい。

電気バイク

原チャリではなく電気バイクです

これね、杭州ではいたるところで走っています。ヤンメイが子供の頃の中国のイメージって、人民服を着て自転車に乗った人が大勢うわーっと走ってる映像だったのですが。現代の中国では、そこまでみんなが自転車ってワケじゃありません。

自転車に代わって台頭してきたのがこの電気スクーターって感じ。実際、街のそこかしこをこのスクーターが走っています。一度、郊外の田舎の誰もいない農道で運転させてもらいましたが(もちろん無免許)、結構パワーもあるしスピードも必要充分出ます。

なんで日本で普及しないのか?この10年、ずっと不思議です。排ガスは出ないし、ブイブイうるさいこともないし。デメリットと言えば、駆動音が静か過ぎて気配に気付かないのが危ないくらい。

ただ、ヤンメイが見ている範囲では平坦な道しか走ってないので。もしかしたら、坂道ではパワーが出ないとか、坂がちな日本の国情に合っていないのかも。いや、本当、それくらいしか導入しない理由を思いつかないほど良い物だと思うんだけどなぁ。なにか政治とか産業構造の問題なのか?

ちなみに、中国ではスクーターだけでなく、三輪車とか四輪車でも電気ビーグルはたくさん見かけます。プリウスとかハイブリッド車は見なかったけど。小型の電気モーター車については間違いなく中国が進んでいます。

というか、日本ではほとんど見かけないよね?近いのは電動アシスト自転車。逆にあれは中国では全然見なかった。なんでこうも普及の方向性がまるで違うのか、不思議で面白いです。

電気四輪車

電気四輪車。おもちゃではなく実用車です。

この電気四輪は、前後にギリギリ2人乗れるかタイプ。割とお年寄りが足代わりに使ってるのを見ました。ある車両には「老年支援」みたいな文字があったし、自治体が貸与するような制度があるのかも。

電気三輪車

電気三輪車

三輪車は昔、日本にもあったオート三輪のモーター版でしょう。初めて杭州に来た10年前は自転車(三輪車)の輪タクが結構走っていましたが、もはやそれもすっかり見なくなりました。それに代わるのがこの車両。用途は色々あるでしょうが、近距離のタクシー的にも運用されているみたい。

頭がいいなぁ、と思ったのは、スーパーの前にとかで客待ちしてるのね。それで、つい買い物し過ぎて重くなっちゃった人を待ち構えているのです。あるある!そこに安い輪タクあったら乗っちゃうよね!

駐車場の表示が頭いい!

この写真、失敗しているのですが、何を写したか分かります?

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これ、駐車場の入り口にある電子表示を写したかったのですが。本当は残りの空き台数が表示されてるんですよ。

都内によくある5台未満の小規模駐車場ならぱっと見で分かるのもありますけどね。もう少し規模が大きくなると、駐車場に入ってみたはいいけど入れるところがない、とかもタマにあります。

中国の駐車場、このように残りの空き台数を表示してくれるトコがあります。(写ってないけど)これを見た時、頭いいなぁ!と感心しました。とても便利です。

まぁ、満車表示で充分だろ、って考えも分かりますが。駐車下手な人はゆとりがないと駐車場たくない(できない)とかあるかもだし。とにかく、いいサービスだなあ!日本にも欲しい!と感心したのです。どこかの会社の方がウチカミ読んでいて、日本でも導入するようなことにならないかなぁ。

銀行の窓口は4時半まで

まぁ、中国でお金の出し入れしないし、そもそも中国の銀行に口座持ってないし。なので直接利益はないんだけど少し羨ましかったのが、タイトルのように中国の銀行は窓口が午後4時半までやっていることです。ATMも24時間だし、ユーザーフレンドリーです。

面白いのは、キャッシュレス化の進む中国で、銀行窓口は遅くまで仕事してるんですよ。何してるんでしょうね?

個人的には日本も、玉銭のやり取りと両替機での交換が出来れば、どんどん無人のATM化していただいても構わないんだけど。

中国の銀行のカウンター


中国の銀行で気になったのは窓口。とある窓口はこのように板で銀行員と客が隔てられているのです。なんかチケット売り場みたい。強盗対策なのかとも思ったのですが、別の銀行では日本と同じような、オープンな窓口もあり。何のためかは分かりませんが、些細なところに日本との違いを感じてしまいました。

大手都銀ではこのような仕切り見たことないけど、地方銀行だとあったりするのかなぁ?


さて、小ネタ集といいつつ長くなって来たので、次回に続きます。


里帰り2018、杭州旅行記はこちらにも

中国がスゴが過ぎて憂国した 〜杭州旅行記①
中国のネットは本当に繋がらないのか 〜杭州旅行記②
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中国キャッシュレス化の実際 〜杭州旅行記⑥
170円カットをしてもらった 〜杭州旅行記⑧
中国の街で見かけた色々 〜杭州旅行記⑨

 

中国を主語にする時に注意したいこと

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なんだか不思議な気分になる記事があったので、つい反応してエントリを書いています。

というのも、ヤンメイが最近見てきた光景と、この記事に書かれていることがあまりに違うから。一体この差はなんなのさ?いわゆる、日本スゲー系の記事なのかな?

今回は、嘘こそ書いてないけれど、100%個人的な経験に基づいてブログを書いてるのって怖いかも、とブログ開設2周年を前にしみじみ思ったお話。

中国人は桜が気になるんだって

現代ビジネスのサイトにこんな記事が載っていました。中国人も韓国人も「日本の桜」が気になって仕方がない理由(青山 潤三) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

こちらの著者によると、中国人に桜は大人気で、日本の桜情報は頻繁に報道され、日本人は桜の褒め言葉を話題に声をかけられるんですって。

ヤンメイ、そんなん見ませんでしたけど?

複数の中国人に会い、しかも一緒にソメイヨシノまで見ましたけど、別に話題にはしてませんでしたね。彼女らは来日数度を数える日本通だから?今さらってことでスルーされたのでしょうか?

中国には桜植えないんだって

しかも記事は、なんでも真似する中国人が桜だけはマネしない、と。それは桜と日本はセットだと考えてるからではないか?という説まで披露しています。そんな遠慮(?)するでしょうかね?

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いやいやいや、見てね。ほらほら、ソメイヨシノ植わってるから?もちろん、今はまだ新しい若木ですけど、20年もすると見栄えのする立派な木に育つでしょう。写真に撮れてない並木も沢山ありましたよ。

この桜を見て、ヤンメイ、ちょっと危機感を覚えたものです。桜見物に外国から人が来るなんてシチュエーションにあぐらかいてると、もっと快適なところが出来たら客を取られちゃうぞ。国内で不便なく見事な桜が見られるなら、桜目当ての訪日観光客の一部は確実にそっちに行っちゃうんじゃない?と。

まぁ、じゃあヤンメイがチューリップ見たさにオランダ行くか?と言われると、たまたま行く時期に咲いてたら嬉しいけど、その時期はうんとお高くなるならあえてチューリップの時期は旅程から外します。実際、桜目当てに訪日する人がどれくらいなのかは疑問です。みんな豊かだから桜見に来るのか?

ともあれ、実際に見た杭州では「桜=日本」みたいな感じではなく、むしろ日本にはない、街の中でビル群の間に大規模な桜並木を出現させる、というプラスアルファの工夫をして独自の景観を生み出そうとしていました。

タイトルがイミフ

その後、記事は桜の植物学的な分類や派生のルートについて述べていき、ソメイヨシノは日本で発生した珍しい種だ、と結ぶのですが。

ヤンメイに読解力がないのか、どう読んでも記事タイトルの「中国人や韓国人が日本の桜が気になるワケ」が分からない不思議な記事でした。

やっぱり商業ベースで読まれないとマズイから、戦略的に日本スゲーっぽいタイトルで耳目を引き付けて、言いたいことは桜の由来。「気になるワケ」自体はツリなので、言及せずスルーなのかな?と。仮に、そういうお立場だとしたら、それはそれでありだと思います。

ネットで物申すということ

ヤンメイ、この記事に腹を立ててる、とか批判しているってワケじゃないんです。むしろ、こんなことは頻繁にありそうだ、と気を引き締めるきっかけになりました。

多分、導入の日本スゲー的な部分は著者の経験した真実が書いてあるんじゃないか?と。いや、根拠はないんですけど。

人は見たいもの、興味のあるものを見ちゃうし、見つけちゃうし。また、1人で世界を見渡せる訳もないし。つまり、1人の見たものというのは、真実ではあるけれど当然全部じゃない訳で。当たり前だけど、主語を大きくする時は、不正確になっちゃうことは起こりがちなのだ、と実感しました。

中国、人口14億人近くいるし国は広いので、中国とくくっちゃうと、多分色々誤差が出るのでしょう。著者は四川省や雲南省に詳しい方のようなので。多分、浙江省情報限定のヤンメイとは見たものに大分違いのあるのでしょうね。

でも、自分が見てきた情報自体は本当ですから。ついつい、それが中国の実態=中国の各地で見られる光景と思って発言してしまいがちです。

いや、中国の話題に限らず、自分の見たものが世界の真実!みたく思って発言しちゃうってネット上ではありがちだな、と。自分が発言する時はもちろん、他人の記事を読むときも、どこかに「ホントに?」と疑問に思う心を持っていないと、悪意のない表現に誤解して世の中を見てしまうことってよくありそうだ、と。改めて思った次第です。要注意!

まぁ、あんまり変なこと言ってると、ちゃんと突っ込みも入るでしょうから、無知ゆえの発言も勉強の機会ではあります。あんまり、遠慮、萎縮してもモノが書けなくなるので。のびのびと間違えていこうとは思うのですが。

ウチカミみたいなほとんど誰にも見られていないようなサイト(今はまだね)ならまだしも、現代ビジネスみたいなサイトでもこういう表現するんだなぁ、と。ちょっとびっくりしました。

そんな、自分の発言の不確かさを省みて、現代ビジネスの記事に勇気をもらったお話でした。←そういう話!?

 

 

中国の電子マネー、キャッシュレス化の実際 〜杭州旅行記⑥

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中国はキャッシュレス化が進んでいる、という話は色んな記事を通して知っていました。

kozi-中国(id:OKUSURI)さんの記事中に

電子マネーが普及している中国ではどこのお店でもスマホ決済が可能であり、中国人たちは現金をほとんど使わなくなってきたほどです。

出典:日本のクレジットカードでもWe chat (微信)マネーが開設できるようになったので使ってみた - 嫌いな中国出張はきっと好きになる

なんて内容があり。正直、そりゃないんじゃない?と思っていました。(ごめんなさい)kozi-中国さんは頻繁に中国出張に行かれるようなのですが、やはりビジネスで行く商用圏というか繁華街と、実際の中国人の生活圏内とは開きがあるんじゃない?と。

実際、ヤンメイ妻に聞いてみても、妻のご両親がスマホ決済してるとか聞いたことないし、マスコミは大袈裟なんだ、鵜呑みにしてはいけない!(kozi-中国さんはマスコミの方ではないと思います)と言っていましたので。すっかりその気でおりました。

ところがところが。いや〜、進んでましたね、スマホ決済!もう、街中、至るところで。確かに杭州は中国でも進んだ都市ですが。出来ないとこないんじゃないか?くらい普及していました。2018年の杭州では。

もちろん、実際には中国人が現金を使わないという事態にはなっていませんでしたが。そう思ってしまうのも無理はないですね。

さて、今回は、観光客など関係ない、一般中国人の生活圏でのキャッシュレス化、スマホ決済の実態のお話。

町中QRコードだよ

たった4年行かなかったうちに、街はQRコードに占拠されていました。妻は2年振りの帰郷で知らなかったくらいなので、実際はここ1、2年で急速に普及したのでしょう。

例えばここ。露店の串揚げ屋さんです。道路で立ってご商売をしています。

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真ん中でトングで揚げてるのは臭豆腐ですが、それは余談。妻が帰国するなり揚げたてが食べたくなったとかはもっとどうでも良い話です。

写真の上の方にQRコードが見えますよね。このように、個人の小規模な露店さえQRコード完備です。

もう一例いっとく?

こちらは街道沿いの苺農家の出店。

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お値段も書いてないので無人スタンドではないはずですけど、お店の方はいませんでした。別の角度からもう少し分かり易い写真を。

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この規模の農家の露店でもQRコードですよ。

なので、公共の交通機関でも当然採用されています。バス停の看板にも。

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町中の移動にとっても便利なシェアサイクルの後ろにもこの通り。(勝手に後姿を撮ってゴメンね)よく見えないとは思いますが。

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確かにQRコードだらけ。実際に行ってみて、電子マネーによる決済がどれだけ浸透しているかが分かりました。

使い方は?

これ、ほぼ中国人専用の機能なので、日本人が使うにはハードルがいくつかあります。

先のkozi-中国さんのエントリにもあるように、中国の銀行口座を持っていること。それと中国で登録済みのスマホを持っていることです。

なので、中国人のヤンメイ妻でも条件2を満たしていないので使えませんでした。留学生なら大丈夫なのでしょう。普通の旅行者は今のところ無理でしょうね。

本来はアプリをダウンロードして、口座情報とヒモ付けすれば、日本でカード決済するように使えるのだと思います。

おそらく、この普及率からみて小売店からは決済手数料を取っていないのでしょう。データ集めで充分モトが取れるってことなのかな?

日本でこの手法が広まってしまうと、わざわざ決済手数料を払って電子マネーやカード決済する店がなくなって、業界は大激震でしょう。そんな和を乱して博打打つ起業家は日本にはいないでしょうから、「支付宝(アリペイ)」か「微信支付(WechatPay)」の上陸待ちかな?黒船の頃から外圧ないとダメなんだから…

実際どこでも使えるのか?

市場とか一部の商いをのぞいて、ほぼ全ての消費活動で使えるように見えました。

たまに、往来で野菜とか魚とか売ってる人達がいるのですよ。こんな感じで。よく見てませんけど、こういう人達はQRコード出してなかったはず。

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食用メインだと思うのですが鯉もいますね。右上はザリガニ。右下はウナギ?

あと、実生活では同時に現金も普通に使われていました。日本と同じで高齢者とか、新しいものはいらないとかでスマホを持たない人やスマホ決済をしない人は一定数いた感じです。実家のご両親も普通に現金で支払ってましたし、スーパーのレジを見ていても、現金率はそれなりでした。

お祝いもお祝い袋に入れて現金で頂きましたね。いまに、これまでキャッシュレスとかコードでやり取りするようになるんでしょうか?そうなったら昭和のヤンメイはちょっと寂しい。

とにかく、確かに中国のキャッシュレス化がハンパないのは本当でした。日本も追いついていくのか、別の道をたどるのか。全ての機能がスマホに集約されるのは、なくした時怖いですよね。今後、端末はたんなる表示機能で、内容は全てクラウドになるのかな?とか。日本にはないシステムに、色々想像力が刺激されたお話でした。



《あとがき》


ちなみに、ブログ開設以来初の5連投をしてみました。年に一度づつ連投記録を伸ばすトライをしています。完全に自己満足です。あんまり頑張ると燃え尽きちゃうので、あとは通常運転に戻してゆるゆる行こうかな。


里帰り2018、杭州旅行記はこちらにも

中国がスゴが過ぎて憂国した 〜杭州旅行記①
中国のネットは本当に繋がらないのか 〜杭州旅行記②
あなたの中国観を変える最新中国事情 〜杭州旅行記③
中国、変わる街並と住宅事情 〜杭州旅行記④
中国で食べ残しなんてマナーはない 〜杭州旅行記⑤
日本にはない?中国で面白かったこと 〜杭州旅行記⑦
170円カットをしてもらった 〜杭州旅行記⑧
中国の街で見かけた色々 〜杭州旅行記⑨

 

中国で食べ残しがマナーとかそんなことは全然ない話 〜杭州旅行記⑤

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いや、結果から言うと、中国での宴席は食べ残しがよくあります。とは言え、マナーというより、結果論なんじゃないの?って気がします。

わざと食べ残すようにする、なんてことをしなくても、食べ切れないくらいたくさんのお料理を出してくれる。それが中国でのおもてなしなのです。結婚後10年、中国人の一般(?)家庭で食事をしていると、そのように感じます。中国語プアーなので、言葉でわざわざ確認してないですけどね。

とはいえ、食べ物をムダにする訳ではないですよ。色々びっくりな技があるのです。

今回はそんな、中国の食べ残しマナーについての誤解。

中国では食べ残しがマナー?

いつしか知っていたというか、聞いていたというか。中国人に食事に招待されたら食べ残さないといけない。完食は足りないことになってしまうので、先方が気を遣う。こんな話が刷り込まれていましたが。

幾度か中国を訪れ、妻の親戚とか友人達と食事をする際、確かに食べ切ったことはほぼありません。冒頭でも言ってますけど結果論です。なので、実際に食べ切ってしまったらどうなるのか?会食相手の面子を潰してしまうのか?気を悪くしてしまうのか?確かめたことはありませんけど。

もし本当にそうなら「ごめんね、足りなかった?もっと頼みますね?」となると思うし。足りないなら遠慮なく頼んでもらえばいいと思いますけど、まずそんな心配はないでしょう。それよりはまず胃の心配をするべきです(笑)。

ちなみに、数少ない完食例はコース料理の時です。中国を訪れたとき、多くは円卓に多くの料理が同時にどんどん出されて、テーブルがお料理で埋まるスタイルでした。でも中には、一皿づつ出してきて、一皿づつ下げる、というコーススタイルのお店もあって。あの時は確か完食したような気がします。そうじゃないとなかなか次が出てこないからね。

ともあれ、こちらが意図して食べ残す、というより、中国人のおもてなしスタイルとして、足りないなんてことがないように、たっぷり食事を出す、というのがあるんです。

日本人のおもてなし?

上記のおもてなしスタイルって、中国に特徴的って訳じゃないと思うんですよね。というか、ヤンメイ実家は「ちょうど良いは足りない」とお客の有無に関わらず常に作り過ぎる家でしたが、来客時はさらにそれがヒートアップ。好評な料理は、よくお持ち帰りでお土産にして持たせてました。

ウチに限らず田舎の家なんかに行くと、山盛りの食べ切れない量のお料理を出されるって、よくあるおもてなしスタイルだと思います。そりゃよっぽど何もない国や地域は別ですど。人を歓迎するときは精一杯もてなそうとすると、なんか盛りだくさんになるのって、国を超えた人情な気がします。

中国のマナー

なので、中国でも日本でも、食べ残しがマナーってことは特別ない、と結論付けてしまいますが、中国でヤンメイに馴染みのないマナーがあるのは確かです。そんな2つをついでにご紹介。

1つは乾杯です。というか、杯を合わせる仕草ね。これはするべき。

特に、目上の方とかにお呼ばれする立場の時は、食事中の適当なタイミングを見計らって席を立ち、招待してくれた方にお礼を言いながら杯を向ける。これはまぁ、人としての礼儀と言ってもいいですけど。ご馳走されたら、ちゃんとお礼するのがいい訳ですよ。それが食後とかでなく、食事中に、ほんの少し改まってやると、印象アップするそうです。(仮にそうでなくてもマイナスはないでしょ?)

ご家族や同席の方にも順番にお礼言いながらこれをやるのもアリなマナーです。

その際、日本の宴席の乾杯のように相手の隣まで行って、杯を合わせるのも丁寧です。別に乾杯とか言わなくてもいいし、仮に日本の癖でつい言ってしまっても本当に杯を空にしなくても大丈夫です。

もう1つのマナーはため息です。というか、あまりにお腹いっぱいになると、ふーっと苦しそうに息をしちゃうこと、ないですか?これはアウト!

失礼な行為なので、いくら満腹になってもやらないように気を付けましょう。というか、そこまで無理して食べなくても大丈夫ですから。

中国の良い習慣、テイクアウト

そう、それで食べ切れないくらい注文しちゃった。残ったお料理どうするのよ?もったいないでしょ?ってことはないのです。

中国人はテイクアウトします!

これね。本当に良い習慣だと思います。食べ切れない分は持って帰って食べよう!当たり前のことなんですけどね。どうして日本では浸透しないのか?

食品衛生法とかそういった関係なんでしょうか。それこそ自己責任でいいじゃないか、と思いますけど。学生コンパとかの二次会、三次会とか、ほとんど手付かずの食事が捨てられていくのって、とっても嫌でした。

とにかく、中国ではお持ち帰りは一般的なので、お店側もちゃんと器を用意してあるのですよ。こんなヤツを。

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これ、電子レンジ加熱OKってフタに書いてあるの見えますかね?一回ポッキリではなく、帰宅後も洗って複数回使えるのですよ。あまり密閉度はたかくないですけど。

本当にエコだなぁ、と感心しました。食べ残しは持ち帰るし、器は再利用出来るし、中国のとても良い点だと思います。そもそも食べ切れ!ってご意見もあるでしょうが。

意外なテイクアウト

あと、中国人、意外なものも持ち帰ります。

ナベです。

滞在中、ある鍋屋に連れて行ってもらいました。肉、野菜、内臓系、色々入った美味しいお鍋でした。で、例によってちょっと残りました。

すると、さらに追加の具材を注文して、出汁も足してもらい、ほぼ新作になったナベをコンビニ袋に入れてテイクアウトですよ!つい撮り逃してしまい、写真ないのですが。

凄いよね。一応袋は二重にしてくれます。このお店ではこれが普通らしく、上の通常の器だと量も入らないし、みんなこうやって持ち帰ってもらってる、という話でした。妻もびっくりしていました。ちょっと、外国的なインパクトあったでしょ?

 

ともあれ、中国人の食べ残しはちゃんと持ち帰れるので無駄ではない、というお話でした。


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中国の街で見かけた色々 〜杭州旅行記⑨

 

中国、変わる街並と住宅事情 〜杭州旅行記④

古きが廃れ新しきが興る。世の中のごく一般的な変化ですね。割と我が日本も、古く価値のあるもの、もはや取り戻せないものを安易にぶっ壊す風潮がある気がしますが。

お隣中国もこだわりなくぶっ壊す点ではひけをとりません。というか、もっと大規模かつ大胆にやっちゃうのかな?

その価値の有無とかは全然分かりませんけど。古い街並みを数区画まとめて消去しちゃう、中国的な開発の現場をたまたま目撃したので。外国人としてなんとなく記録してみました。

今回は中国の街角、世代交代のお話。

古家あります

ヤンメイ妻の実家から徒歩5分くらいの距離に、北京まで繋がる古い運河(北杭大運河)の起点があります。川沿いの景色はこんな感じで、なんとなく異国を感じます。

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この建物のすぐ裏手に古い街並みがあります。妻の祖父母の代からの建物らしく、妻も幼少期は遊び場にしていた地域なのですが。

現在これらがエリアごと封鎖されています。東京の感覚でいうと、◯町目◯番地でいう、数番地がまるごと封鎖範囲。厳密には出入り禁止ではないけれど、立ち退き地区になっているのです。お金あげるからとっとと出て行ってくれ、というアレですね。

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 プロジェクトAを思い出してしまうような狭く壁の高い路地。

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確かに安全性からいっても取り壊しは妥当な感じの建物も多いです。入り口にはこのように封がされています。

妻には汚いから近付くな、と咎められた公衆トイレ。手前のは男性用小便器で、奥が大便器(大エリアと言うべき?)。一応、画像の端で切れている赤茶色なのが扉かと思われます。壁も扉も低い、かの有名なニーハオトイレです!

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これらを壊して何が建つのかは地域住民も詳しくないのですが。綺麗な商業施設かマンション群にでもなるのでしょうね。

新しい街並み

割とヤンメイ妻の地元ではこの手の大規模一斉開発は珍しくないようで。日本の団地ではないですけど、よく似たような規格のビル群に遭遇します。

これなんかは農民街だそうです。住居や農地が開発地区に引っかかった元農民が、新たに住居として給付されたのがこれ。この他に多額の補償金が支払われるので、こうした開発地域にかかった農民は一気に豊かになるようです。

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これ、この赤丸の範囲がまるまる1家族の持分ですよ!中国の戸建ては基本的に広いのです。郊外めのエリアは特に大きいので、それをそのままマンションにすると1〜5階まで全部その家族のモノ、みたいなメゾネット的な建物になるようです。中は階段になっているんだとか。

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ちなみに、杭州の郊外(農村)には大きな戸建てが多く、個人宅ですが3〜5階建がデフォルト。それも狭小住宅ではなく、2、3世帯がゆとりで住めるワイドサイズです。大きな邸宅になると7階建もあるらしいです。

 

そんなに広くてどうするの?何に使うの?

 

使いません。上の階は登るのも大変だし使わないんだって。見栄というか、高ければ高いほどインパクトがあるので、それで権勢を示せれば良いのだそうです。天守閣的な?

いやいや、完全に無駄という訳でもなく。万が一、区画整理に引っかかると、床面積が広い方がより高い補償が受けられるんだって。博打みたいな保険のかけ方な気がしますが…。お金持ちは余裕があるので、宝くじ的な夢を建てているのかも知れませんね。

さて、話題を戻して。現在の杭州は大規模マンションがどんどん建設中です。中国のマンション、どこでも全部という訳ではないのでしょうが、建築規模だけでなく、部屋の間取りも大型のものをよく見かけます。

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この写真で見て欲しいのは、原チャリのおじさんがノーヘルだとかいう交通ルールの違いではなく、奥の紺色のマンションの看板。80〜140㎡と表示してありますね。一番小さくて80㎡ですよ!ここでもゆとりの住居です。ちなみにお値段は日本のマンションくらい。高いモノは普通に億ションですから、この辺ももう差はないですよね。

超高級マンションも!

この広さでも充分高級マンションと思っていましたが、上には上があります。上海とか深圳とか、ぶっ飛んだ都会はまた桁が違うようですが、杭州にもお洒落な超高級マンションがありました。

それがこちら。広さは200㎡〜。お値段は1億5千万〜。イギリスの洋館風ですね、ホグワーツの寮みたいな?セキュリティは万全で、建物はおろか敷地に入ることすら出来ませんでした。

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中の豪華さも気になるところですが。中国は内装は買った個人が好きにアレンジするスケルトンでの販売が基本なので。ご自宅公開、とか芸能人みたいなことする人でもいないと、中は垣間見ることが出来ないのです。

逆に言えば、同じマンションに住んでいても、同じ造りのお宅は2つとないんですね。それでも、最近はモデルルームみたいのもあるので、内装もコミでの販売も今後は増えて来るのかも知れませんけど。

 

まぁ、変わりつつある景色の一部をちょっと切り取ってみた、中国の住宅のお話でした。


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