ウチのカミさん中国人 ~毎日が異文化~

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顎骨嚢胞の手術と入院④〜手術後の経過のお話

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さて、無事に顎骨嚢胞の手術を終えたヤンメイですが、まさに教科書通りというか、一般的な経過をたどって回復していきました。

ちんたら書いていたので、もはや術後3ヶ月も経ってしまいましたが。これを逃すとさらにどんどん色々忘れていくので、頑張って書き切っていきますよ!

今回はそんな、顎骨嚢胞手術後の回復、経過のお話、最終回です。

入院3日目(手術翌日)

いまいち眠れぬ夜を寝て過ごし、意外と好調に目を覚ました手術翌日です。顎はね、さすがにちょっと痛いです。ヤンメイの場合、奥歯の外側辺りを中心に引きつれたような痛みがありました。そして、顔がまぁまぁ腫れています。

不思議なことに、左の顎の手術をしたのに、両方の顎が腫れています。右側には痛みは全然ないんだけど、やっぱり同じ顎パーツの右と左だから関連して腫れてくるのかな?


朝の回診で、「無事横向きの親知らずを抜き、嚢胞を取りました」とのご報告。特に自覚的に問題がなければ、このまま退院して構わない、とのこと。これから徐々に腫れてくるからね、と。あとは1週間後に抜糸だそうです。この時に手術時に抜いた歯を返してくれました。別にきれいに抜く必要がなかったからか3分割されていましたけど全然問題なし。問題ないのでそのまま退院しました。

ちなみに、覚悟していた顎周りのしびれや感覚の異常は全然ありませんでした!先生、上手に手術してくれてありがとう!

すんなり帰宅して自宅でくつろぎます。1週間分の痛み止めと抗生剤の薬がでました。痛みはさほどではないですが、口が開けられません。機能的に開かないというよりは、開けるのが怖い感じ。まぁ、切ったのを縫い付けていますし、これから腫れるとのことですからね。口が開かないうえに噛むのも怖いので。食べるのはしばらく不自由そう。

ヤンメイ妻が圧力鍋で肉や野菜を煮込んだ料理を作ってくれました。しばらくはおかゆとこれを食べて暮らします。ちなみに、病院の朝ご飯はおかゆでしたが、一緒に出てきた野菜の煮込みはキャベツの芯とかセロリをほぼ丸呑みでしたから。

術後3日

体感的にはここで顎の腫れはピークを迎えます。相変わらず痛みは薬のせいかそれほどではありません。顎というかほっぺが腫れた感じは、見た目太ったのとあまり変わらないです。

口は相変わらずあまり開けられないし、噛むのも怖いまま。いや、むしろ切った顎の辺りも腫れてきて縫った糸が食い込みが強くなり、口の中の痛みは増しているかも。うん、外だけでなく口の中も腫れていますね。

術後1週間

いよいよ抜糸です。病院を受診すると「まだ結構腫れているから、抜糸は後日にしますか?」と言われましたが、腫れた歯肉に糸が食い込んで痛いので。問題なければ抜糸して下さい、と。

腫れてるとこ切るのでちょっと痛いのですけどね。まぁ、痛いのは一瞬です。抜糸後にはなんとも言えない開放感がありました!食い込みがなくなった分、痛みも軽減。まだ腫れているので、痛み止めを追加で貰いました。

もう、今後は特に問題がなければ受診もいらないとのこと。良かった良かった。

術後2週間

もうおかゆじゃなくて結構噛めるように。おかずはまだ選びますけど、そこそこ歯応えのあるのものもいけるように。

顔はまだいくらか腫れています。マスクをしていれば目立たないけど、ちゃんとみればはっきり分かるレベルで腫れています。このまま顔、変わっちゃうのかな?(そんなことありませんでした)

術後1ヵ月

顔はほぼ腫れもひきました。ちょっと部分的にポコっとしている程度。食べ物もほぼなんでも食べられます。南部せんべいはちょっと歯が立たなかったけど。口は全開に開けるのは無理です。まだ、引きつれ感があってそれ以上開けるのは痛みを伴ないます。

しかし、ヤンメイ、まさに術後一ヵ月目に、快気祝いと称してとある挑戦を。結構ボリュームのある食事系バーガー(めちゃくちゃ厚みとボリュームのあるヤツ)にトライしてしまいました。だって、ずっと食べたかったんだもん。

かなり口を大きく開けてカブり付かないと無理だったけど、精一杯の大口を開けて食べました!うん、ちょっと痛かったけど、リハビリ、リハビリ。噛み締める肉厚の旨みにそんな痛みは誤魔化されて完食。ふ〜、満足満足。

しか〜し、やはり人体とはそんなに甘くはありませんでした。なんと、翌日くらいからまた顎が腫れてきたのです!それと分かるくらいはっきり!!

1ヶ月経ち痛みと腫れは治まっても、まだまだ回復の途上だったのですね。無理をするとたちまち逆戻りしてしまうとは、手術のダメージ舐めてました。やはり、メスを入れると元に戻るには結構時間がいるのだなぁ、と自覚しました。

 

ちなみに、ヤンメイ妻からは「余計なものを食べるからいけないのだ、黙って私の作ったご飯を食べていれば間違いないのに」とのコメントをいただきました。その後1週間くらいかけてゆっくり腫れは引いていきました。

術後3ヶ月

さてさて、そして現在です。普段も噛んでも痛みはなく、南部せんべいをはじめ硬いものもバリバリ噛めます。口の開き具合は99%くらいでしょうか?微妙に開き切らない感じは気のせいなのかどうか。以前は無かった膜のようなものが口の中に出来ているので、そのせいかも知れません。

術後2ヶ月過ぎて再度大きめバーガーに挑戦しましたが、その時は痛みも腫れもなく口も開きました。多分、今なら最初のバーガーを食べても大丈夫でしょう。

これでほぼ完全復活と言って良いのではないでしょうか?


そんな訳で、夏の終わりの出来事をここまで引っ張っちゃいましたが。顎骨嚢胞の切除手術とその経過のお話はこれでおしまいです。終わってしまえばそこまで大変ではなかったです。でも、もう残りの人生、2度と入院なんてしないぞ、と決めました(笑)。

 

と・こ・ろ・が

ところがですよ。その割とすぐあと、新たな悲劇がヤンメイを襲うのです!さて、次回はヤンメイ、固まる!のお話。いやいや、年齢とは残酷です。しばらく健康話が続きます。