ウチのカミさん中国人 ~毎日が異文化~

国際結婚したい人の夢を壊さないといいな。国際結婚の現実、いいとこ悪いとこ盲点、みんなお話しします。

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日本人ママの頑張りは異常!?当たり前がかなりブラックな話

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ヤンメイ妻、来日十数年。結婚、出産、子育て、全て日本でしております。専業主婦であることを除いても、結構頑張ってくれているなぁ、と感謝、感心しています。

そして、その日常を中国のSNSにアップすると、かなりの確率で驚愕、賞賛されるようです。ヤンメイの印象では、日本スタイルで育児をする妻への感心6割、同情4割くらいでしょうか?

今回はそんな日中の子育てスタイルの違いについて。

日本人のブラック生活

ヤンメイ家は一応、妻が専業主婦です。まぁ、外で働いてはいません。その分、育児、家事全般を妻にお任せです。もちろん平成家庭ですから、ゴミ出し担当はヤンメイです。質はさておき、家事はひと通り出来るし、休みの日はがっつり子供と遊びます。でも、効率面からいってもメインの担い手は妻です。

楽と言えば楽です。仕事に専念していれば、暖かい食事と洗濯された服、時にお日様の匂いのするフカフカの布団を用意してもらえる。休日だって、子供と遊んでいればいい。ありがたいですね。これ、仕事と並行して自分でやるとなると、ちょっと不可能です。布団干しとか、休日に太陽出てないと無理だしね。

幼稚園に行くようになって、少しは時間的にゆとりが出来たと思うけど、専業主婦はその分、家事、育児をハイクオリティに行なわなければいけない、みたいなプレッシャーや呪縛ってあると思います。特に日本は。

もちろん、専業主婦、共働きに関わらず、家事、育児の負担というのは女性の側にかかりがちです。さらに日本の場合、核家族化が進んだ結果、家事、育児の担い手が基本的には夫婦だけであることが最大の負担なのかな?と。実家が近い、もしくは同居というパターンならまだこの負担は軽くなるのかも知れませんが、そんな家庭ばかりではないですよね。

ヤンメイ家もそうなんですが、このスタイルは自分達が具合悪くなった時、本当厳しいんですよ。特に、妻がインフルエンザにかかったりすると子供と隔離しておかないといけないのに、ヤンメイは急な休みが取れないとか、かなり八方塞がりです。

もちろん、普段からご近所さんとかママ友家庭とかと親交を深めていれば、いざというとき頼れるのかも知れませんが。今日日、他人さまの子供を預かるのもリスキーで、なかなかお願いしづらいんですよね。シッターさんも急だと難しかったり、お高かったり。

なかなかに核家族での育児というのはハードル高かったりします。1人っ子ならまだしも、2人、3人だったらどうなってしまうのか。

朝から晩まで忙しい割には、平日は子供と一緒に遊べる時間なんかほとんどない。というか、自分のための時間なんかなかなか持てない、という生活の方も結構いそうな感じです。

中国の子育て

その点、中国人の子育ては全然違います。家事、育児の担い手のメインは祖父母です。


何それ?


親は産みっぱなし?


そーゆー訳じゃないけど、善し悪しは別として、中国人はこのスタイルがスタンダードなのです。中国でも全土がそうか知りませんが、妻の実家杭州の都市部では、育児はほぼ実家がやってくれます。

中国も現在は共働き家庭が多いのですが、基本的に夫婦は外で働いてきます。すると、乳幼児の育児や幼稚園や学校の送り迎え、その他の家事全般は祖父母がやるのが普通。もちろん、各個人、家庭によって事情はあるでしょうが、基本的には親がかり、というのが現代中国育児の一般的スタイルです。

逆に、親がいるのにそういった支援がないと、「どうしたの?なにかあったの?」と不審がられるくらい。

もちろん、祖父母とは躾や教育に考えの違いがあったりとか、当事者になれば色々気になるとこもあるのかも知れませんが。ジジババっ子として育つのも、親族の絆が深くなったり、上の世代の価値観を理解出来たり、悪いことばかりではなさそう。

 むしろ、広くこのスタイルが定着しているということは、これが好都合な人が多いからなんでしょうね。

日本人は頑張り過ぎ

ヤンメイ妻は朝から洗濯をし、子供の弁当を作り、食事をさせ、幼稚園に送り、その後、掃除、洗濯干し、買い物、等々と日本流主婦です。まぁ、細かな行動は書かないけれど、日本人の家庭で普通に行われていることを普通にしてくれています。

これって、日本人としては普通かも知れませんが、中国人の感覚としては異常な働きぶりです。稼働率高過ぎ!と思われます。少なくとも、妻はその日常を知らせると、中国の友人に驚かれます。なんというか、2人分働いてる感じでびっくりされるみたい。もしくは、可哀想に思われているかも。


はぁ?

別にそれくらい普通だし。

むしろ、ヌルいんじゃない?


くらい言う人もいるかも知れませんが。

いやいやいや。ヌルいんじゃないんです。スゴいんです!
少なくとも、中国人の感覚では。

正直、ヤンメイもかつて、中国人は稼働率低いな、と思ったこともあります。

ですが、じゃあ、稼働率が高くて日本人は幸せなのか?豊かなのか?と考えると、そーでもないよなー、と思えるのです。むしろ、別に稼働率が高いことが偉い訳じゃないぞ、と当たり前のことに気付いたというか。

もちろん、ゴリゴリ、バリバリ働きたい人はそれでもいいと思います。けど、世界には、しんどい、余裕のない、キツイ育児や生活をしなくても、ある程度のんびりゆったりしたペースで幸せに暮らしている人達がたくさんいるってことです。

良い悪いではなく、そうした違いがあることを知った上で、自分はどうしたいのか?と考えることですよね。知れば、「あれ?自分の置かれている環境って、もしかしてブラック!?」と見直すことが出来ます。その上で、仕方ないとブラックに留まるも、冗談じゃないとブラックと離れるも、自由な決断です。

ヤンメイ家の場合、手伝ってくれる親の有無とかはどうにもなりませんが。経済よりは時間的余裕を重視しています。

当面は収入は置いといて、妻は専業主婦として暮らす、とか、ヤンメイの休みの日を増やす、とかですね。それだって、中国人のような暮らしではないけれど、過労死なんか絶対ない感じ。

たまに中国に帰って、ゆとりある向こうの暮らしを見て視点をリセット出来る、というのが良い効果になっているのかも。人間って、慣れちゃいますから。ヤンメイ妻も日本的スタイルに慣れつつあるのが怖いところです。

 

そんな、日本人の生活リズムが中国人から見るとキツそう、というお話でした。あっ、ウチカミは今年もゆる〜く行きます。