バレンタインデーですね。チョコレートのやり取りはお済みでしょうか?この下書きを書いている電車の中にもチョコとおぼしき袋を持ちやがった輩が、結構目に付きます。
知ってる人は知っていますけれど、世界的に見ると日本のバレンタインデーはガラパゴスです。バレンタインはチョコレート、とか思ってるのは日本人だけですからね。
今回はそんなバレンタインデーギャップのお話。
特殊な日本のバレンタインデー
日本では、女性がチョコレートと一緒に愛の告白をする日、的な捉え方ですよね、バレンタインデーって。
まぁ、好いた惚れたの若者だとそういう原初的なバレンタインデーがまだあるのかも知れませんが、多くの大人や非カップルにとってはお付き合いの潤滑油として、お世話になってる人にチョコレートを贈る日になっている気がします。
完全にお菓子業界の隠謀というか、資本主義売らんかな教がチョコレートに目を付けて売込み攻勢をかける日に変わってしまった気がするのは、ヤンメイが歳を取ったからでしょうか?
デパ地下の店外通路への進出ぶりが、その販売意欲の証になってますよね。
だって、自分へのご褒美って何?
もうバレンタインデー関係ないじゃん!?
いい大人は好きな時に好きに買って食べますよ!
あれ?なにを熱くなってるんでしょうね?
本命チョコと縁の無い暗い青春が蘇ってしまったからではないですよ!
世界標準のバレンタインデー
世界標準とかいってもね、バレンタインデーはキリスト教圏発のイベントなので。イスラムとかアフリカでどうなのかとか全然知らないんですけど。キリスト教圏ではカップルや夫婦が愛を深め合う日、ってことになっていて、プレゼントは男性から女性に贈られるようです。
日本はピュアなキリスト教圏ではないのでねじれて伝わってしまったんでしょうか?意外なことに、お隣の中国は世界標準のバレンタインデーを行なっています。つまり、男性から女性へプレゼントをして愛を示すんですね。
中国のバレンタインデー
ただ、中国の場合も定番があります。日本人はチョコレートを贈りますが、中国人はバラを贈ります。ロマンティックですよね。さすがカップルの愛を確かめる日です。もちろん、一輪とかケチなことはいいません。花束ですよ。デカいほど大事にしてる感が伝わるらしいです。
とはいえ、あまり年配者はこうしたイベントに乗らない点が、お年寄りまでチョコを贈り合う日本と違います。大人だ、中国人!いや、大人が若い頃にこんな風習がなかっただけかも知れませんが。
ヤンメイ家のバレンタインデー
ヤンメイ、生粋の日本人なので、そうした中国の風習を聞いてびっくりしました。そして、日本の風習がガラパゴスだったことを知りました。が、ガン無視です。
郷に入ればではありませんが、妻の方が順応してくれていて、チョコレートよりもう少し身体に良さそうな物を見つけて贈ってくれます。私の弟や父には普通にチョコレートを贈ってくれます。
そして、ホワイトデーにお返しをするのです。何のことはない、資本主義のイヌです。世界のどこにもないガラパゴスな風習を利用して、お返しをしておりました。昨年までは。
今年のバレンタインデー
ですが、せっかくこんなエントリーを書いたので、思い付きで今年は花を贈ることにしました。もう、国際人の仲間入りです(?)。
とはいえ、本当に帰り際に書きながら思いついたので、花屋に立ち寄るも閉店。仕方ないので、24時間営業のこれまた資本主義のイヌ、我らが西友に寄り、気持ちばかりの花束を2つ、妻と娘に買って帰りました。
いや〜、ウケました!こんなことならもっと早くにやれば良かったなぁ。他の国際結婚家庭はどっちスタイルで過ごしてるんでしょうね?
ちなみに、妻が用意しておいてくれたのは手作りケーキ。夕飯後に食べるにはヘビーな贈り物でしたが、愛の重さと捉えて、有り難くいただきました。
寝られるかなぁ。今現在もお腹が張っております。皆さんも素敵なバレンタインデーを!