ウチのカミさん中国人 ~毎日が異文化~

国際結婚したい人の夢を壊さないといいな。国際結婚の現実、いいとこ悪いとこ盲点、みんなお話しします。

マイルが切れるので旅行に行った ~子連れ函館旅行記①

このコロナ下、ヤンメイ家は函館に行っておりました。はい、不要不急の単なる旅行なので多少心理的抵抗はあったのですが。一応、抗原検査は済ませてから、推定シロで行って来ました。

いやいや、やはりコロナ下というのは特殊な状況ですね。ある意味、普段以上に貴重な体験ができました。はい、函館、素晴らしかったです!なので、備忘録として旅の記録を残してみます。

と書いてから下書きで随分と寝かせてしまいました。まぁ、その間色々あったのです。世の中はまん防も解除になり、ややタイムラグのある文章となりましたが。お時間のある方はお付き合いください。

とにかくマイルを使え

ヤンメイ、これまでは妻の実家との行き来を航空会社のマイルを使って行っておりました。色々やりくりすると、ヤンメイ一家の中国への渡航費だけでなく、実家のご両親の分までまかなえるくらいにマイルって貯まるものなのです。

しかし、時代はコロナ!中国への渡航どころではない状況になって2年が過ぎました。この航空券のマイルって有効期限がありましてね。3年使わないと失効して無くなってしまうのです。一応、非常事態ということで延長措置が行われていたのですが、それも2022年の2月いっぱいまで。それ以後は毎月、期限が過ぎた分だけ失われてしまう事態となっていたのでした。毎月少しづつ貯めているのでね。

(というのが昨年11月時点での話。その後、オミクロンの流行やまん防などの影響で、さらに2023年3月まで期限を延ばすということになったのです。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴うANAマイレージクラブからのお知らせ | ANAマイレージクラブ



でも、未来のことは分からなかったので。ただ失効させるくらいなら何かに使おう!と色々考えたのですが。基本的にマイルは航空券にするのが一番割が良いのです。当時、11月くらいというのは何となくコロナも勢いが減退していて。これならマイルで出かけてしまおう!とマイル消費のためだけに、2月の函館旅行が企画されたのでした。

宿は楽天トラベル

どうせしばらくマイルは使えないのだから、と家族3人で36,000マイルを使い、函館行きの特典航空券を取りました。同時に、楽天トラベルでイマジンホテル&リゾート函館のスタンダード和室を2泊3日で予約。

元々、マイルを無駄にしないように、という旅行なのであまり高級ではない宿ですが、今流行りのイクラ食べ放題のビュッフェ朝食の付くお宿です。クーポン値引きなどあって、2泊3日で親子3人、34,000円くらいというのは頑張ったお値段かと思います。単純に1人1泊6,000円行かないですからね。それでいて、宿のクオリティは必要十分で小綺麗なのです。

普通なら卒業旅行とかのシーズンなのに、観光業界は厳しいんだろうなぁ。

函館の格安レンタカーはワールドネットレンタカー

やや遅れてレンタカーも確保しました。冬に北海道の雪道を走るのには不安もあったのですが、隔離された空間と足の自由を確保しておきたかったので。skyticket経由でワールドネットレンタカー 函館空港営業所にて3日分を予約しました。

小型車、最安値で探していたところ、2泊3日で免責保証付き、10,400円(税込)だったので即決!!宮古島のレンタカーと比べると高価ですが、それでも大手より全然安い!!早割的なものが使えたのも良かったのかな。聞いたことのないレンタカー会社でしたが、乗車には全然問題なかったです。

カーナビとスタッドレスは標準仕様の禁煙車だったのでドライブは快適でした。心配していた雪道も、北海道は除雪が効いているので問題ありませんでしたね。何より函館市民の運転は紳士的なのです。感心しました。

そんな訳で、全ての予約を終え、「函館に行ったらなにをしようか」なんてゆるゆる考えているうちに、年が明けると徐々にオミクロンが大流行、まん防は再度出るわで旅行ムードは急速に落ち込んで行ったのですが…。仕事も休みにしちゃったし、基本的に車の移動がメインなので、旅行は決行!と腹を括って当日を迎えました。

出発の記録

さて、ここからはさらに個人の備忘録ですが。

出発便

羽田-函館間は1時間20分で着くのですよ。すごい近いの!4時間もかけて伊豆に行くなら往復できちゃうんです。なので、今回は遅めの朝ご飯を函館で食べるべく、6:55の便を選びました。これだと、到着は8:15。全然朝食タイムです。

4:30起きで5時に出発。首都高は全然空いています。ANAの搭乗は第2旅客ターミナルなので、駐車場は第4駐車場(第3も可)に。3階に駐めるとそのまま本館に移動出来ます。前回の記録が役に立っています。

チェックインをすんなり済ませゲート内へ。今回はコードシェア便とのことで、実際はエアDoの飛行機で函館へ向かいます。北海道便だからなのか、エアDoだからなのか。搭乗口がターミナルの端っこなのはいいとして。そこからさらにバスに乗り継ぎ空港を移動、階段を上って飛行機に搭乗しました。こんなの初めてです。

コロナ下の飛行機

さて、コロナ下の函館便、普段を知りませんがガラガラでした。前も横も後ろの席にも人が座っていません。もちろん、空いている席をあらかじめ選んでいたのですが、それにしても当日までに埋まらないとは!

乗ってしまえば若干小型の便ではありましたが、何も問題なく飛んでくれます。座席前の小冊子がANAの「翼の王国」ではなくエアDOの冊子なのが新鮮です。

それより何より驚いたのは、このコロナ下でもドリンクのサーブがあるのですよ!

 

え〜、今やる!?

 

互いの感染リスクを避けるためにも、ドリンクの個別サーブなんか止めるわけにはいかないんですかね?入り口で好きなペットボトルを受け取れるようにしておく方が、CAさんにも乗客にも良いと思うのだけど。

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エアDo 機内サーブの紙コップ

フライト自体は順調で、豪雪による着陸出来ない可能性も心配していたのですが、予定通り1時間20分で羽田から函館まで到着出来ました。

レンタカー情報

函館空港はなかなか小ぶりでした。ゲートを出てすぐのところにレンタカー会社の共同窓口があり、そこの1番奥にワールドネットレンタカーさんのスタッフがいました。名前を告げると外のミニバンまで案内してくれて、レンタカー会社まで数分のドライブです。と言っても、その時の客はヤンメイ家だけなのですけど。

すでにカード払いを済ませていますが、窓口で追加で事故保証(ノンオペレーションチャージ)を付けました。1日800円+税で2,640円。いや、車両自体は対人も対物もしっかり入っていますが、修理期間中のレンタカー会社への休業補償が程度により2〜5万円は発生するので。慣れない雪道なので安心をプラスしておきます。

これ、結果的に大正解でした!実は旅行中、ホテルの車庫入れで擦ってしまい。それはそれでショックでしたが、保険のお陰で2万円→2,640円で済みました。つまり、追加払いなし!いやいや、いつもは入らないけど虫の知らせでしょうか。

返却時には指定ガソリンスタンドで満タン返しはレンタカーの基本ですね。何故か旅先の指定GSはENEOSが多い印象なのは余談です。

 

トヨタ ヤリス

今回の相棒 ヤリス近影

今回の旅のお供はトヨタのヤリスちゃん。小型車なのでめっちゃトランクスペースが小さい!でも走りは問題ありませんでした。センター画面に走行車線の制限速度が表示されていたり、最近の日本車の安全への配慮は細やかで素晴らしかったです。


以上、旅行のスタートと旅の足のお話でした。描き始めたら筆が乗ってくるかな?次回より、子連れ函館旅行記本編です。