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抵当権の抹消は超簡単だった!急ぐなら自分が最速!

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家の完成が決まり、引っ越しが視野に入ってきました。同時に、今のマンションの売却も進めないといけません。

スムーズに売却を進められるよう住宅ローンは完済しておきました。そうすると抵当権の解除もしないといけません。結果的に、時間の問題から自分でやることになったのですが。

やってみたらビックリするくらい簡単でした。法務局に行く時間がある人は自分でやるのも全然ありです。普通に日本語を読み書きできれば誰でも出来ます。ネット社会バンザイ!

今回はそんな、抵当権の抹消登記を自分でやってきた記録です。自分でやってみようという人の助けになったらいいな。興味ない人には全然面白くないです、ごめんなさい。

抵当権解除の流れ

抵当権というのはアレです。住宅ローンを組む際に、銀行が借金のカタとして家を押さえる権利です。当然、借金を完済すると証文を返してくれて、カタもなくなります。これを自分で手続きしないと書類(登記簿)上は、まだ銀行にカタを取られていることになってしまいます。

別にただ住んでいるだけなら名義上のことですし不都合はないのですが。今回のヤンメイのように売却するとなると、新たに登記をし直してもうカタに取られてないですよ、とはっきりさせておく方がいいワケです。

返済が終わると、銀行から手続きに必要な書類が一式送られてきます。やることといえば、それに申請書を付け足して法務局に提出するだけ!超簡単!!

 

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住宅ローン完済後に送られてきた書類

1.銀行からの書類を用意する(勝手に送ってきてくれる)

2.申請書をダウンロード、記入する

3.印紙税と共にそれらを法務局に提出

 

本当、これだけです。

司法書士か自分か

今回、元々は司法書士さんに頼もうと思っていました。ネットで「抵当権解除  格安 」とか調べると、安いところなら8,000円前後で全ての手続きをしてくれます。ヤンメイの場合は最もシンプルなケースなのでお安いのです。

ヤンメイの家から近場の法務局出張所までは便が悪いですし、プロに全てをお任せして1万円以下なら、安心の点でも時間の点でもコスパが良いと思ったのです。

しかし、サイトを見て実際にお電話してみると、お支払いから手続きの完了まで1ヶ月以上はかかります、とのことでした。時間にゆとりがあればそれでも良いのですが、トントン拍子に売却が進んだときのことを考えると、もう少し早く終わらせたい。ならば、お近くの司法書士事務所さんの方が動きは早いですよ、と。

そこで新たに近場で調べてみると、相場は1.5万〜2万円くらいでした。倍以上だとちょっとね。しかも、手間も時間も多少はかかります。

いいや。自分でやることにしました。いつものパターンです。もっと早く動いていればなぁ。早く準備するというのは、何よりの節約なんですよね。

登記申請書の書き方

先程書いたように、手続きは完済後に銀行から送られてきた書類と「登記申請書」を記入して提出するだけ。

肝心の「登記申請書」は法務局のサイトからダウンロード出来ます。そして、その記入例も同じサイト上にあるので、プリントアウトして見ながら書くと簡単です。

 

不動産登記の申請書様式について:法務局

それでもヤンメイは迷ったところがあったし、訂正もされたので。そんな足りないところを補足していきますよ。

ちなみに、ヤンメイの場合はマンションの住宅ローンを完済しての手続きなので、申請書の中でも「敷地権付き区分建物」の書式に従って記入、提出しました。

記載の注意と具体例

登記申請書の各項目の記載内容は、銀行(ヤンメイはARUHI)から送られた書類に同じ項目があれば、一字一句同じく書くことが大切です。

以下、各項目毎の説明です。順番はサンプルに準じます。

登記の目的

抵当権抹消、と書きます。サンプルには順位番号云々と書いてありますが、後から抵当権の番号を書くのでそこは無視してよいです。

原因

令和◯年◯月◯日解除、と書きます。「抵当権解除証書」に書いてある日付けを同じく書き写すだけです。

権利者

自分の住所と名前を書きます。ARUHIの契約書の債務者欄を丸写ししました。

義務者

保証会社の住所、会社名、会社番号、代表者名を書きます。「抵当権解除証書」にあるそれらをまたも丸写し。会社番号もちゃんと書いてあるので転載。

添付情報

サンプルには色々書いてありますが、ヤンメイは登記識別情報、登記原因証明情報、代理権限証明情報の3つを申請書に記載して持参しました。

・登記識別情報

抵当権者の登記識別情報、または登記済証(権利証)の原本のこと。ARUHIから送られてきた「抵当権設定契約証書」がこれに相当するのかな?もしくは「登記識別情報通知」。提出したのは後者で、前者はチェックのみで返却されました。

・登記原因証明情報

抵当権の抹消の場合は、抵当権者が作成した弁済証書や解除証書がこれにあたります。ヤンメイはARUHIから送られてきた「抵当権解除証書」を提出しました。

・代理権限証明情報

登記申請に関して、抵当権者が申請者に委任したことを証する委任状のこと。やはりARUHIから送られてきた「委任状」に住所、氏名を手書きで記入して提出しました。住所は「抵当権設定契約証書」から自分の住所部分を丸写ししました。

登記識別情報を提供することが出来ない理由

提出できるので、この項目自体を書式から削除しました。

申請日

申請書を提出する日と提出先(法務局◯◯出張所)を記載します。提出日が変わることも考えて、ここはスペースを空けて当日手書きで記入しました。

申請人兼義務者代理人

自分の住所、氏名、電話番号を記載の上、捺印します。住所は「抵当権設定契約証書」の住所と同じに。

登録免許税

抵当権抹消登録の場合、1つの不動産につき1000円の登録免許税がかかります。マンションだと、「土地」と「建物」の2つ分で2000円と記入しました。

不動産の表示

いよいよ最期の項目。「抵当権設定契約証書」に記載の該当部分をやはり丸写し。サンプルと同じく、不動産番号から敷地権の割合までを丸々転載しました。

 

これで記入は全て終了です。

手直し1

ヤンメイがまずつまずいたのは「原因」の項目。これには日付+〝解除〟とか〝弁済〟とか書くのですが。ヤンメイは〝解除〟と書いて出したら〝弁済〟と直されました。

銀行からの書類に「抵当権解除証書」とあったので〝解除〟でいいと思ったのですが、書類には解除原因にきっちり〝弁済〟と書いてあります。この場合、この記述を採用するのです。

 

抵当権解除証書

抵当権解除証書

手直し2

これは法務局のサンプルにもなかった事項なのですが、「抹消する登記」という項目と「平成◯年◯月◯日受付第◯◯◯◯号抵当権」という内容を書き足されました。ローンの契約書に抵当権の番号と契約の日付けが書いてあったので、これを写すんですね。

ただ、この部分は記載例に書いてないんだもんなぁ。どちらかというと、法務局のサイトの不備だと思います。

手直し3

サンプルには登録免許税を納める際に収入印紙を貼り付ける台紙もついています。でも、ネットで調べると、この台紙に氏名と連絡先を記入するパターンがあり。その方が丁寧かと、あえてサンプルと違うスタイルにしたら、サンプル通りに直されました。

ちなみに、印紙は法務局の窓口横で売っています。これを買ってきて台紙に貼り、割印を押したら完成です。

相談員さんに事前予約

ちなみに、では誰がこのミスを直してくれたのかというと、法務局にいる相談員の方です。法務局ではOBスタッフなどによる書類作成の無料相談が出来ます。事前予約制なのですが、空きがあれば当日にもお願い出来ます。

市役所や区役所であれば、書類作成のわからないかことは窓口の職員が対応してくれますが、法務局では窓口の係員は対応してくれません。代わりに(?)相談員の方が丁寧に教えてくれます。

1回は20分ほどですが、それで時間が足りなければ複数回予約することになります。タイミングよく予約が空いていると延長して見てくれます。何回でも無料です。お金はないが時間がある方なら司法書士にお願いせずに書類を完成させられるでしょう。

今回、ヤンメイは飛び込みで10分待ちくらいでチェックしていただけました。そこで上記の手直しを受けて、無事書類を完成させました。プロでなければ、少なくとも1回はチェックしてもらうといいですね。

提出と受け取り

あとは完成した書類を窓口に出すだけです。が、その前に、無料相談の段階で受け取り方法を選びます。通常、登記が完了すると登記完了証を発行してくれるので、それ(と原本返還希望書類があればそれも)を取りに法務局に行きます。

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でも、これは郵送でも送ってくれます。書留料金440円分の切手を貼った返信用封筒を用意すると、法務局へ行く手間がありません。封筒は相談窓口でいただけるので、ヤンメイは迷わずこれを選択。440円で往復の時間が買えるなら安いものです。

上記の書類と返信用封筒を窓口に提出すると、完了予定日を教えてくれます。窓口に取りに行く人はこの日以降に、ということですね。手続きの10日後でした。ヤンメイは郵送を選びましたが、予定日より早く届いていました。8日後には登録完了証が到着。

登記内容が変わっていることが大事なので、別にこの書類をなくしても特別困ることはないそうですが。

 

さて、多少は手間がかかりましたが、自分でちょっとネットで調べたら、費用2440円、期間8日で抵当権抹消が出来ました!もちろん、ヤンメイのケースは最も簡単なパターンですが、急ぐ人、お金をかけたくない人は自分でやるの全然ありです。ヤンメイ、お疲れ!


しばらくは異文化成分薄めで、お家話が続く予定ですが悪しからず。