ウチのカミさん中国人 ~毎日が異文化~

国際結婚したい人の夢を壊さないといいな。国際結婚の現実、いいとこ悪いとこ盲点、みんなお話しします。

車庫証明を自分で取ってみた

別になんでも自分でやる主義ではないんですけどね。資金も使い道も限られているので。越境引っ越しにともなうナンバープレートの交換を自分でやってみました。

大変では全然ない。手間と言えば手間だけど、難易度は低め。これがやってみての感想でした。

今回はそんな、ナンバープレートの交換を自分でやってみた一連のお話、注意点をブログに記録しておきます。

越境引っ越しとナンバープレートの交換

今回、県をまたいで東京に移住してしまったので、本来なら車庫証明を取り直してナンバープレートを変更しないといけませんでした。特に、地域名が変わってしまいますからね。本来、転入後2週間以内の手続きするようです。

ただ、法的には取り直さないといけないけど、実際問題、車庫証明もナンバープレートもそのままで何にも困りません。なので1年近く放置してきたのですが。

まぁ、とある事情があって変更しないといけなくなっちゃったのですわ。これ、ディーラーさんや行政書士さんに代行してもらうと2〜3万円はかかるみたい。

流れ的には

1.車庫証明を発行してもらいに警察へ

2.それを受け取りに警察へ

3.陸運局で車検証とナンバーの変更に

これくらいです。特に、2は受け取りだけなのでヤンメイ妻にも頼めそう。よし、自分でやりましょう!

車庫証明を自分で取る

これが一番ハードル高かった。でも逆に。これくらいしか面倒なことはない、とも言えます。そして、これを面倒にしているのはヤンメイ的には地図の存在だったのですが、これもどうしてこんなもの出さなきゃいけないのか、が分かっているとちょっとハードルが下がります。詳しくは後ほど。

必要だった書類

ヤンメイの場合、自宅と保管場所が一緒、賃貸ではない、という条件です。賃貸だとまた必要書類が変わります。

  • 自動車保管場所証明申請書

自動車保管場所証明(車庫証明)の申請書類です。サイトにより、本来の用紙は複写式なので2枚必要、とか書いてありますが、実際は提出用の1枚でよかったです。

これには車の情報と、保管場所について記入します。車検証を見ながら書き写せば子供にも簡単に出来る作業です。

警視庁のダウンロードページ

見本

  • 保管場所標章交付申請書

車庫証明と一緒に交付されるステッカーの申請書類です。車のリアガラスに貼るやつです。

これも1枚で大丈夫でした。内容はほぼ上の書類と一緒ですが、日付は入れずに提出します。

見本

  • 保管場所の所在図・配置図

そう、面倒なやつはこれです。

左側には自宅と駐車場の位置関係が分かる地図を描きます。が、グーグルマップ的な地図のコピーに自宅が分かるよう書き込みしたものでも構いません。

ヤンメイは「別紙参照のこと」とだけ書いて、グーグルマップを印刷して自宅部分を塗りつぶし、「使用の本拠  保管場所」と書き込みしたものを添付しました。

右側は家と駐車場の位置関係が分かる図を描きます。この場合、駐車場前の道路幅、駐車場の間口、駐車場の縦横の寸法を記入します。家の場所に「使用の本拠」、駐車場に「保管場所」と記入します。

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右側の配置図もこの程度で

窓口の人によると、これは申請書記載の車のサイズが駐車場にちゃんと収まるかを確認するための書類なので、駐車場の縦横とか出入口の間口などを書くようです。つまり、図の形がスゴく正確でなくても大丈夫そうです。

車庫証明書類を提出

上記3枚に別紙の地図を揃えて、管轄の警察署に提出しに行きました。コロナ禍の朝は他に待つ人もなくガラガラです。

窓口で書類を確認してもらいながら提出。手数料として出納窓口に2,100円を払って領収書を貰います。これが受け取り証も兼ねていて、6日後の受け取り時に提示するので大切に保管します。

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車庫証明の領収書

窓口では、2、3日以内に警察の者が車庫の現状が書類通りが確認に行くけれど、中が見えづらいと敷地に入るかも知れません、とのことでした。本当に来たのかな?

車庫証明を受け取り

これを交付予定日以降に取りに行きます。証明書の有効期限が一ケ月なので、その間に陸運局に出さなければ。

受け取りはこの紙さえ持っていけば、だれが行っても大丈夫です。なので、ヤンメイは妻に行ってもらいました。その際、標章(窓に貼る車庫証明シール)交付申請手数料として500円を納めます。

車庫証明2枚(保管用と提出用)と車庫証明シール1枚とカバーシール、領収書を貰って終了です。

 

車庫証明

車庫証明(提出用)

これで流れの2までは行きましたが、陸運局での手続き前にもう一つやることがありました。希望ナンバーの申請です。

ナンバープレートを好きな番号に

このまま車庫証明と住民票を持って陸運局に行けばナンバープレートは交付されますが、ナンバーはランダムになります。ヤンメイのように希望ナンバーがある人は、予め番号の予約をしてナンバープレートを作っておいてもらわないと即日交付が出来ません。

なので、希望番号申込サービスというサイトで事前に申し込みをします。自分の希望ナンバーが人気の番号だと抽選となるので確認をします。ヤンメイはそのまま申請出来ました。

希望出来るのは大きな4桁の数字のみで、地名の横の数字やひらがなはランダムに決まります。

事前に情報を登録して、交付手数料も振込みます。今回のヤンメイの場合は4,140円。この一連の流れも全てネット上で済ませられるので便利ですね。振込みをするとQRコードが送られてくるので、当日窓口で提示します。

申し込みからおよそ10日後から交付期間になるので1カ月以内に受け取りに行きます。結構時間がかかりますね。コロナだから?それを過ぎると無効になってしまい返金はされないので要注意。

さて、あとは交付期間になったら、車庫証明と住民票を持って所轄の陸運局に行くだけです。ちょっと長くなったので、陸運局でのナンバー交換作業はまた次回。


そんな今回は、車庫証明を自分で取ってきたお話でした。まぁ、保管場所の所在図さえ書ければ楽勝な作業です。サクっと自分でやれちゃいますよ。