ウチのカミさん中国人 ~毎日が異文化~

国際結婚したい人の夢を壊さないといいな。国際結婚の現実、いいとこ悪いとこ盲点、みんなお話しします。

やはりさくらんぼ狩りは群馬に限る

いやいや、山形や福島を敵に回そうって話ではないですよ。でも、関東、特に東京からさくらんぼ狩りに行くならアクセスの良さ、さくらんぼの美味しさ、周辺レジャーの豊富さから行っても群馬の便利さが際立っています。

なかでも斉藤園のさくらんぼ狩りはいいぞ!と文字を大にして言っておきます。

とはいえ、もはやシーズンは過ぎてしまいましたが。来年以降の参考になれば。今回はそんな、備忘録のエントリー、群馬にさくらんぼ狩りに行きました、というお話。

さくらんぼ狩りを予約

やはり、活動自粛の限界というのは1年が良いところなのでしょうか?果物狩り好きなヤンメイ妻の血が、また騒ぎ出す季節の到来です。

昨年はコロナ禍でほぼ果物狩りに行かない1年を過ごして来ましたが。もはや、果物農家さんもそれなりに対策しているし、都内の電車に比べれば郊外の野外の方が感染リスク低いよな、と完全に視点が変わってきました。

そんな訳で、6月初頭には群馬の斉藤園さんにさくらんぼ狩りの予約をしました。2年前に見た時にはアマチュア感が強い感じのホームページでしたが、もはやスマホ対応もしているサイトにパワーアップしており、そちらからネット予約ですよ!

土日は混み合うので事前予約が必要とのこと。時間帯別の残り枠なども表示されて、とても分かりやすい。混み合わないための配慮ですね。

そんな訳で、一ケ月近く待ちに待っての斉藤園訪問です。

saito-en.com

斉藤園さんの魅力

さて、ヤンメイ家がリピーターとなった斉藤園さんのさくらんぼ狩り、何がそんなに良いのか?無報酬で勝手にその魅力をお伝えしますよ。

さくらんぼが美味い

いやいや、当たり前ですけどね。まずそもそもさくらんぼが美味しいのです。紅くてツヤツヤで宝石のように輝く粒々ちゃん達。もう、見てるだけで楽しい。なのに、食べると美味しい!これ、最高じゃないですか?

ヤンメイ、果物の中では桃、イチゴ推しですが、見た目の美しさではサクランボに軍配をあげます。いや、美味しさ的にも2位タイといったところでしょうか。

元々の出来も素晴らしいのでしょうが、木から採りたてで新鮮なものをいただくので余計に美味しいのでしょうか?やはり、買ってきたものとは一線を画す、さくらんぼ狩りならではの美味しさです!

しかも食べ放題

そんな美しく美味しいさくらんぼが30分食べ放題。30分は短くないです。しっかりたっぷりいただくのに充分な時間です。

いや、欲を言えば40分くらいでも嬉しい。気が付くと「えっ、もう終わり?」とあっという間の時間が過ぎます。

もう少し食べたければ、実はもう少し食べちゃうことも出来ます。こちら斉藤園さんはタイムキーパーがいないので、実際の時間はこちらの良心に任せられています。

なので、オーバーするかは自分次第。良心に反さず気持ちよく過ごしたいものです。

木が低い

斉藤園さんのさくらんぼは結構木が低いです。というか、低いところにもたくさん実が付いていて、子供でも手を伸ばせばさくらんぼを摘み取れます。

もちろん、脚立も用意されていて、高いところの太陽をいっぱいに浴びた食べ頃の実にもありつけます。

脚立も高いのと低いのが豊富に用意されているので、好みに応じて選べるのが良いですね。今年はヤンメイ娘も低い脚立に登ってもりもり食べておりました。

雨の日もオッケー!

さくらんぼ園はどこもそうなのかも知れませんが。斉藤園さんのさくらんぼの木はハウスの屋根の下にあります。

 

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斉藤園さんのハウス

つまり、雨も全然関係ありません。壁面はメッシュの網になっていて、風は抜けるので暑いというほどでもありません。まぁ、ヤンメイ達はやや曇りの日に行ったのでとても快適でした。

ともあれ、雨を気にしなくて良いのは嬉しいレジャーですね。

大根のおまけ

あと、ちょっとしたオマケなのですが、こちら斉藤園さんは、さくらんぼ狩りに来たお客さんに大根を下さるのです。それもかなり太くて立派なヤツを。

もちろん、希望者のみですが、車で来て大根を積むスペースもないって方はなかなかいないでしょうから。皆さんお持ち帰りになっているようです。

はい、ウチもしっかりいただいて帰りましたよ。これもヤンメイ妻の密かな楽しみになっていたようです。

 

こうしたレベルの高いさくらんぼ狩りが群馬ならどこででも出来るのかは分からないので。途上にいくつもさくらんぼ農家さんはあるのですが、ヤンメイ家は斉藤園さんを目指すのです。

さくらんぼ狩り2021

斉藤園

斉藤園さんは群馬県の沼田インター近くにあります。今回の予約はスタートの9時から。なので、朝ごはんはごく軽く済ませ、7時ちょい過ぎに出発。途中休憩を挟んで9時10分前くらいの到着。

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あれ?一昨年はもう少し早く移動出来た気がしたけどな?ともあれ正味1時間半くらいです。沼田インターで降りてから8kmほど走ります。

今年の斉藤園さんは大人1,800円、子供(未就学児)1,000円でさくらんぼが食べ放題、と一昨年よりやや値上げしていました。

でも、内容を考えれば妥当な値段かな、と。スーパーなどでも佐藤錦1パック1000円は珍しくないし、それ以上に美味しいさくらんぼをいくら食べても良いのですから。

予約で人数を抑えているせいか、受付もとてもスムーズでした。カード払いにも対応しており、色々進歩が見られます。

会計を済ませると、建物の外の換気の良い場所で人数分のハサミを貸してくれます。ハサミで枝(実と繋がる部分)を切って食べるように説明を受けます。ここまでは前回と同じ。

ただ、今年は紙コップも渡されます。前回は食べた後の枝や種はその場にプッと吹き捨てていたのですけど。今回は感染防止のためか紙コップに捨てて下さいとのこと。これあると、どれだけ食べたか視覚化出来ちゃいますね…。

あとはもう食べるだけです。ハウス内では時間内、自由にさくらんぼが食べられます。もう、一家みんなのテンションMAXです。

いざ、実食!

 

うん、今年も美味しい!!

 

これ以上の言葉はいりません。あとは心ゆくまで食べるばかりです。ハウス内には何本もの木にたわわにさくらんぼがなっており、朝一番ということもあるのか、手当たり次第に食べ頃の実が食べられます。

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まだ黄色味のある実の甘酸っぱさも美味ですが、やはりよく陽に当たった真っ赤な実の美味しさといったら格別です。

ヤンメイ、木から木へ脚立を使いながら美味しい実を摘み歩いていました。今年は紙コップがある分、これに摘めるので子供にも上の方の実を取ってあげやすいんですよ。子供は子供で自分で採りたいんですけど。

はい、今年もどの木でも一切ハズレのないサクランボ達でした。斉藤園万歳!!

来年のリピートも決定です!!

川場フィッシングプラザ

幸いお天気も良かったので、まだまだレジャーは続きます。さくらんぼの斉藤園さんから車で20分ほど移動すると、川場フィッシングプラザという釣り堀があります。

川場フィッシングプラザ【群馬】家族でBBQと釣り

 

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川場フィッシングセンターのつりぼり

こちらでは養殖ではありますが、ニジマス、イワナ、ヤマメ、銀ジャケなどを釣ることが出来ます。昨年、海釣りを経験しましたから、今年は釣り場も行けるかな?と。釣果はともかくとして、ヤンメイ家の子女達は川魚を食べるのが大好きなのですよ。

川場フィッシングプラザさんでは、難易度の高い疑似餌での釣りと比較的簡単なエサ釣りが選べます。

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ヤンメイと娘の分の竿を2本借り、エサを買って養殖池に臨みます。システムとしては釣り上げた魚を重さで買い取るシステムで、釣れたらリリースはなし。

当初、「合わせ」という、エサを食べられる瞬間に針を上げて魚を引っ掛ける動作が下手だったため、何度もエサだけを取られていたヤンメイ娘。エサ付けを待っていられないのか、むき身の針を池に放り込みました。

すると、なんと釣れてしまいました!

おい、なんでもいいのか、ニジマスよ。

以後も味をしめたヤン娘は同じようにエサなしでもう一匹を、さらにそれを真似した妻もやはりエサなしでニジマスを釣り上げてしまいました…まぁ、いいか、釣れるなら。

結局、6匹の釣果のうち、半数はエサなしで釣りましたよ。ニジマス5匹とヤマメが1匹。魚はサバいて炭火で焼いてもらえます。

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炭火焼の魚達

竿のレンタル、エサ代、魚代と焼き代で3,500円くらいかなぁ。これもレジャーとしてはなかなかリーズナブルといえますね、子供も喜ぶし、これもリピート決定です。1人2匹では足りなかったようで、もっと食べたかったのだそうです。変わった子だ…ヤンメイは子供の頃に川魚の美味しさ分からなかったなぁ。

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なめこセンター

そして、やはり沼田に来て忘れてはいけないのがなめこセンターです。なめこを売っているドライブインです。

こちら、雪遊びに沼田に来た時に偶然立ち寄り、サービスで配っているなめこ汁を飲んでから、ヤンメイ家全員がなめこ汁ファンになり、なめこの美味しさに目覚めた、といういわくのある施設です。

なめこだけでなく、キノコ類や野菜、味噌も売っていて、こちらで買って帰るだけでここのなめこ汁が再現出来るのでおすすめです。

もちろん、ヤンメイ妻もなめこも味噌もばっちり買い込みました。

笛木 まんじゅう屋

最後は笛木さんです。こちらはヤンメイ妻が日本で2番目に美味しいお菓子、と認定している生どら焼きを売っています。

www.yanmei.club

こちら、そのまま食べても良いのですが、冷凍品を持ち帰るとさらに長い間その味が楽しめます。しかも、解凍した生どら焼きもなぜかふわふわという、秘伝の技が隠された極上のどら焼きです。

これを冷凍で40個ばかり買って今回の旅は終了。ちなみに、繰り返すリピートのうち、小倉と抹茶が最推しになってきました。


そんな、胃袋を満たす群馬の日帰り旅を満喫してきました、というお話でした。本当、群馬、良いところです。