ウチのカミさん中国人 ~毎日が異文化~

国際結婚したい人の夢を壊さないといいな。国際結婚の現実、いいとこ悪いとこ盲点、みんなお話しします。

ログハウス改めログハウス風に住む

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さて、関東連日の雨続きです。全然工事が進みませんよ。相変わらずナメクジ並の歩みです。それでも少しずつ完成に向けて進んではおりますが。

そんな中、そろそろ工事が本格的になる前に、ちょっと根本的なお話をしておこうかな、と。

今回は、お家の前提が大きく変わってしまう、というお話。

現実路線に計画変更?

タイトル通りなんですけど。ヤンメイ 、今までさんざんログハウスを建てる、建てている、って話をしてきたのですけど。実は、計画の結構当初の時点で、ログハウス計画は破綻しています。

現在、進行中なのは、ログハウス〝風〟建物の建築です。

実に個人的な見解ですが、ヤンメイ 、〝風〟という表現にあまり好意を持っていません。あえて、細かく表現するなら、〝〜みたいな〟とか〝〜っぽい感じ〟ってことですよね。

つまり、〜ではない!ってことです。なんか似てる、類似の何かであって、それそのものではない。なんだか偽物のニオイがぷんぷんするではありませんか?

そう、しかし、今度のヤンメイの家は〝ログハウス風〟です。つまり、ガチのログハウスではない、ということですよ。

ログハウス風とガチログ

何のことか?

壁から柱までガチの丸太(とか角材)で作った建物をログハウスといいます。一般のお家は、外壁と内壁があり、その間に断熱材とか防水シートとかを挟んでいたりするのですが。ガチのログハウスはそういったものは使いません。

一本の木が内側であり外壁です。間には何も入りません。なので、重いし頑丈なのです。間に隙間がないので、電線の配置とかもいちいち穴を開けないといけませんし、後からの変更は大変です。(というか外配線になるでしょうね)建てるのも手間がかかるし、お値段もお高い。それがガチのログハウスです。

ところが。うちは結構土地に追加費用がかかってしまいました。でもガチのログを建てるには更にお金がかかる!せめて、あと2割安ければ…。なので、残念ですが、ログハウスは諦めてログハウス風のお家に計画変更!となりました。まぁ、「臨機応変」は中国人の基本ワードです。現実に即して切り替えていくしかありません。

幸い、ヤンメイ家が建築を依頼したログハウスメーカー、フェニックスホームさんはガチログだけでなく、ログハウス風建物も販売していましたので、相談の上、そちらで建築してもらうことに。こんなやつです。

www.kinoie.co.jp

ログハウス風とは?

さて、ではそんな変更後の建物について語りますね。

ログハウス風とガチログ一番の違いは、繰り返しになりますが壁が一本の丸太(柱)か否かです。なので、今度のヤンメイ家の建物は、外壁と内壁の間に断熱材その他が入ります。

とは言え、ログハウス風と言うだけあって壁は木材ですから、外見上はマニアでもないと区別はつかないと思います。叩けば音でわかるのかな?

外壁も内壁もかなり厚めの木の板です。内壁に至っては厚さが2cm程あるので、壁に何かを取り付ける際にも補強材を入れたり、柱を探したりしなくて良いとのこと。室内にもクロス貼りの箇所はありませんので、木の香りとか雰囲気的な部分はログハウスです。

ログハウスは丸太を積み上げる構造上、間取りにはある程度の制約があります。その点、ログハウス風だと、基本的には在来工法なので間取りの自由度が高いという利点もあります。

また、恐らく静音性、防音性では劣るはずですが、断熱材が入るため保温性はガチログより高いとのことです。(フェニックスホーム社員談)

費用削減案

ちなみに。ガチのログハウスだってそんなにお高いものばかりではありません。自分で建てるとか、資材や建具を安価にするとか色々削減方法はあるのです。

実は自分でログハウスを建てることを楽しむ人がいて、そういう人達用にプラモデルのようにキットでログハウスが売っています。大体輸入品ですけど。そんなキットは家とは思えないくらい安い!家の価格というのは手間賃が大きいということが分かります。

www.kiitos.jp

 

まぁ、基礎から自分で建てる強者、基礎は業者に頼んで上の建物部分を組みあげる人、建物の塗装ほか一部を担当する人、様々なようですが。趣味と実益を兼ねているというか、やはり自分で手をかけた人はメンテナンス方法を学ぶことになるので、その後の維持管理が容易になるというメリットがあるのです。しかも、参加度合によって建築費を削減できるのですからいいことずくめですね!

 

では、ヤンメイは自分で作るのかって?

 

 

 

 

 

 

……いやいやいや、やりませんよ。

 

 

非力で不器用な上に時間がありません。少ないお休みは基本、家族サービスですし。プロの大工さんがつきっきりで二〜三カ月かかる工程ですからね。週末大工では半年どころか1年かけて終わるかどうか。そこはお金をお支払いしてきっちり建てていただくのが良いと判断しました。自分でやるならガチログに手が届いたかも知れませんけどね。

ぶっちゃけ雰囲気!

まぁ、そもそものいい出しっぺであるヤンメイ妻が、実はログハウス信者ではないのですよ。もちろん、ガチログが建てられるに越したことはないけれど、無理ならログハウス風でも全然構わない、と。

妻はぶっちゃけ、雰囲気が木のお家ならそれで良いのです。ならば、それで納得してもらうのが吉です。ヤンメイもそもそもログ信者でもなんでもないオマケのお付き合いですからね。

とは言え、やっぱりログハウスって独特の雰囲気があって。モダンにすっきり住むのもありですけど、妻好みにごちゃごちゃ飾ったりが妙に合う、電灯なども遊び心あるインパクトのあるデザインじゃないと負けちゃう(?)感じがあるのです。

楽しい、遊びみたいな家?

それくらいの感じならログハウス風でも実現出来るので、まぁいいか、って感じです。

 

さて、そろそろ基礎も出来るので、今後は少しづつ家の話が増えるかもです。そんな、ログハウスではなくログハウス風に住むよ、というグレードダウンのお話でした。