前回、YKKのショールームで扉を選んできた話をしました。今回は、それで決めてきたドアについて語ってみます。
いや、ドアも進歩していますよね。そもそも、YKKにしてもチャックとかシャッターのイメージはあったけど、あんなに玄関ドアとか作っているとは知らなかったし。
今回はそんな、毎日通ってはいるけど全然関心を持たない玄関ドア、ヴェナートD30を口コミするお話。
最近の玄関ドアは高機能ですよ。いや、今までは実家の古いドアも、友人宅の新しいマンションのドアも、全然意識することなく開け閉めしていましたけど。よくよく見てみると全然ちがいました。
鍵穴がない
まず、鍵穴がない。ないんですよ。もうカードキーになっていて、いわゆる挿し込む鍵は使いません。厳密には隠し鍵穴があって、非常時には使えるんだけど、普段は使いません。
いや、別にそんなとこにハイテク(?)とかいらんけど?と思っていましたが。慣れると案外ラクです。キーケースを持ち歩かなくて良いのは結構身軽で良いです。カードだと携帯ケースに入れちゃってもいいし、落とす、失くすのリスク軽減に繋がると思います。(携帯を落とすと二重の悲劇になりますね)
上下に鍵があって、外から解錠すると一緒に開きます。さらに、中から施錠する時も上だけ閉めると下も自動で閉まります。中から開ける時はそれぞれ手で開けないとダメですけど。
ちなみに、オプションでリモコン付きに出来て、持ってるだけでドアを解錠できるモデルもありましたが、まぁいらないかな、と。
同様に、携帯アプリと連動させてカードキー代わりに出来る機能もあるらしいのですが。iPhoneは不可なんですって…やる気あるのか?YKKよ。結構な数のiPhoneユーザーに恨まれてるぞ。まぁ、これも携帯カバーにカードキー挟んじゃえば実質同じなんでいいんですけどね。
デカい
デカいというより高い、ですかね。このヴェナートD30、高さで2330mm、幅(内寸)が806mmなのでかなり大きさを感じます。ヤンメイの職場の玄関ドアが2000mmなので30cmも背が高いのですね。
厚みも断熱ドアパネルを使っているせいか、4cm以上あります。デカくてがっちりしてる感じです。
実家のドアは引き違いの扉でしたが、ガラス部分も多く、ただのガラス板を縦格子のフレームが挟んでいただけなので断熱性は皆無でした。というか、昔の日本の戸建は通気性が良いというか、断熱という発想はなかったような。
木目だ!
最近のアルミ製品はどうした加工なのか、いかにもアルミ!な金属的な見た目ばかりではなく、木目もあるんですよね。遠目には全然本物の木と区別がつかないくらいリアルです。
ただ、さすがにアルミなので触るとヒンヤリしています。あっ、でも夏場に熱いとかはないです。
でっかいアルミの扉、少々何か当たっても傷付かないし、掃除も簡単だし良いですね。
ガラス部分は必須
デザイン的には一切ガラス部分のないマンション扉的なものもありますが、ヤンメイのオススメは断然ガラス入りです。
これがあると朝や日中の明るさがまるで違います!
ヤンメイ家のデザインはガラス部分が小さいですが、それでも朝は電気付けなくて良いくらい明るいです。窓部分がもっと大きいとどれほど明るかったか。防犯的には問題ないので、ガラス部が大きいの選ぶのが良いですね。
とは言え、ガラス部分は磨りガラスなので直接外は見えませんよ。
ヤンメイの玄関ドア
そんなヤンメイ家のドアはこれです。
なかなか派手なビリジアンな緑でしょう?YKKではオリーブグリーンといっています。家の赤と併せてクリスマスカラーです。キレイな茶系もいっぱいあって悩んだんですが、妻は面白味がないからと却下。
妻は真ん中にアイアンがあるデザインが良かったようです。ヤンメイ的には掃除が簡単なガラスなしタイプが良かったのですが、結果的には明るさの面で窓があって良かった。
元々は色見本のようなウグイス色だったのですが廃番になったので。これも結果的には赤に負けないはっきりしたカラーリングになって良かったな、と思います。
ちなみに、カードキーで施錠、解錠をするということは、電気が切れたらどうなるのか?と少し心配しましたが。電池式なので大丈夫です。電池も切れそうになると点滅して教えてくれるらしいです。どこでも使う単三電池なのが地味に嬉しい。
万が一、機械的に故障しちゃったら…その時はその時。いわゆるアナログキーでも開け閉めは出来るので、留守中に壊れないことを期待しましょう。
断熱ドアといいつつ、どこまで高性能なのかイマイチ比較材料がないのでわかりません。寒い日に玄関に入ると確かに暖かいけど、そりゃ家の中ならねぇ。本格的な冬を迎えたら何か分かるのかな?もし、発見があったら追加レポートします。
今回はそんな、ヤンメイ家が選んだ玄関ドアが昭和のドアよりずっと進歩していたよ、というお話でした。