ウチのカミさん中国人 ~毎日が異文化~

国際結婚したい人の夢を壊さないといいな。国際結婚の現実、いいとこ悪いとこ盲点、みんなお話しします。

中年が久々にスキーブーツを買って分かること

子供の上達が嬉しくて、スキーに行く機会が増えまして。だったらレンタルも高いし買っちゃうか?とシーズンも終わりのこの時期に、スキーブーツを買ってしまいました。

久々にマイブーツを持ってみると、分かること、というか思い出すことがあります。それと実感されることと。

今回はそんな誰得の買い物のお話。サロモンのスキーブーツ X ACCESS 100のレビューです。

おっさん、スキーブーツを買う

今シーズンはスキーに行く機会が増えました。子供が滑れるようになったのが、本人以上に親が嬉しくてね。そんな訳で、行く度にレンタルすると、その度に5〜6,000円が飛んでいく訳で。

すぐにサイズが変わってゆく子供と違い、大人はずっと使い続けられるし、飽きたらメルカリへ、という手もあるので、マイブーツ購入に踏み切りました。ブーツは洗わないし、ちょっと他人が履いたのは気になるじゃないですか。

ヤンメイ、スキーブームと青春が被っているので、久々のマイブーツです。数えてみると25年振りか!?

近所の大型スポーツ店で一応試し履きをし、サイズ感は確認するも、もはや目当てのサイズは品切れだったので、ネット通販することに。

メーカーはサロモン。スキー、スノボをしない方でもトレイルランとかアウトドアスポーツの商品も色々出しているので名前くらいは聞いたことあるでしょうか?ヤンメイ、当時からこのメーカーのブーツを愛用しており、今回の試着でもサイズ感が変わらないことを確認しているので迷わずこれに。

というより、他のメーカーはそもそもあまり置いていなかったので選択肢はあまりないのですけど。シーズン終盤のせいなのか、スキーブームが去ったせいなのか、スキー用品など極々小さなスペースでの扱いでしたね。

新品ではありますが、型落ち、つまり昨年の在庫ですね。そもそも、スキー用品って、毎年すごい技術革新もないし、数年使うものなので、型落ち全然オッケーです。なんなら2年落ちくらいで更に安いのがあれば嬉しかった。

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SALOMON X ACCESS 100

とは言え、値段が落ちても29,900円。ポイントバックを考えると25,000円くらいです。これなぁ、消費税入ってるから22,000円前後の買い物ですよ?ほぼ、25年前と同じか安いくらい。心底日本の経済が心配になります。

それはそれとして、服などの必需品や家族のレジャー、DIY工具などの公益性のあるもの(?)ではなく、ヤンメイだけが使うヤンメイの趣味の買い物に3万円近く使ってしまうって、結婚以来初めてかも。なんかちょっと罪悪感?すっかり家庭人になったものです。

ついでに板も買う

これまでもレンタルってほぼしたことなかったから知らなかったんですが、スキーのレンタルって、板、ブーツ、パール(ストック)をセットで借りる設定が多く、ブーツがあるから板単独で、とかいう借り方は出来ないか、出来ても値段が変わらないお店、多いみたいです。それだと、せっかくマイブーツを買ってもレンタル代の節約になりません。

ならば、と板も買うことに。もうね、滑れれば板は適当でいいかな?と、メルカリやヤフオクで中古を探しました。程度が良さそうで安い物を探すと少々古いモデルばかりですが、全然オッケー!

ヤフオクで、やはり以前履いていたサロモンの板でポールを送料、手数料込みで17,000円で落札。14年頃の板らしいのですが、公式のカタログに載ってない。なんで?

 

週末のスキーに間に合わせられる選択肢の中で選んだ妥協の産物でしたが、来てみればかなりキレイ!何回かしか使ってないんじゃないかな?なかなか良い買い物かも。スキーケースにも入っていてお得でした。

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まぁ、47,000円分しっかり楽しむとしましょう。

SALOMON X ACCESS 100の感想

ブーツの感想ってのもなんですけど。ヤンメイ、探しても巡り会えなかったので、よもや口コミを探す未来の同志に書き残します。

ヤンメイが今回買ったのは競技よりはレジャー寄りのX ACCESSというシリーズでした。ちなみに、スキーブーツは柔らかさを60〜130とか数字で表すようになっていて、大体上手い人、上手に体重をかけられる人は硬いブーツを履きます。数字が小さい方が柔らかい初心者向き。

あまり上手でない人が上級者向けのブーツなんか買ってしまうと踏み込めなくてすごく使いづらいと思います。

ヤンメイはその点、真ん中くらいのフレックス100にしましたが、レジャー用の中では一番硬目のやつです。本当は90とか80でも良かったのだけど、むしろ100より高いとか在庫がないとか、ほぼ選択肢なしなのでとりあえず買っちゃった。

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中年が背伸びしてフレックス100のブーツを

20年の技術の進歩に期待しましたが、履き心地に大きな変化を感じられず、かえってビックリ!同じメーカーのせいか、当たるところまで同じです。

まぁ、レジャー向けとは言えホールド感はしっかりです。試し履きした80よりちょっと硬くて履きづらい。まぁ、フロントバックルって昔からそういうものか。1日滑ってみても快適に遊べたので良かった良かった。

ただ、ヤンメイ自身が若い頃より力がなくなっているせいか、硬いブーツで踏み込みきれていない感じです。これはもっと柔らかいブーツの方が良かったかも。おじさんの衰えを甘くみていました。

おじさんスキーの感想

というか、今回、レンタルをやめてマイ道具で滑ってみて分かったのは、
スキーは重い!ってこと。

いや、レンタル用は使いやすいようにか、結構軽かったのですよ。それを、「おっ、なんか昔より軽くて滑り易いな!」と勘違いしてました。最近のカービングスキーが軽くなったのではなく、ヤンメイのレンタル板が軽かっただけでした。

なので、まずリフトに乗った瞬間から重いのですよ、足が。確かに若い頃、リフトに乗っていると太ももの裏が重かったのをすっかり忘れていました。

なにしろ、ブーツと板で片側4.7kgくらいの重さがかかってますからね。これ、レンタルのは1kg以上軽かったんだな。

もう、スキーを履いている動きの全てが重い。とっても憂鬱な気持ちになって、すぐにこの板をメルカリで売り飛ばそうと思ったくらいです。

とはいえ、レストハウス前で他の方のちょっといい板を持ってみると軒並み重かったです。重いと直進安定性が増すというか、軽いと板がバタつくといいますからね。板で片側3kgはアベレージなんでしょう。ヤンメイはそこまで攻めた滑りはしないので、軽い板で良かったかも。

確かに若い頃はシーズン前に夏場から走り込んだりスクワットしたりして、楽しく遊ぶための準備してましたからね。それを体力、筋力がなくなって同じくらいの重さを付けたらシンドイか。ブーツはすでにレジャー用でそこそこ軽いはずなので。板の買い換えを本気で考えようかと思います。売れなければ筋トレだ。

スキーレンタルのメリット、デメリット

これも今まで全然考えなかったのですが。いざ買ってみると、良い点と悪い点が両方ありますね。

メリット

・手軽

借りたら返すだけ。いざ買ってみたら、帰ってから手間が多いのです。板もブーツも干しておかないといけません。乾いたらケースに入れてしまったり。それもなかなか手間だったことを思い出しました。

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ブーツ乾燥中

・お手入れ済み

エッジを立てワックスもかけて、ただ滑るだけの状態で渡されるので、これもラクですね。まぁ、これからは作業スペースも広いので、その辺は手間を惜しまず自分でやろう。

デメリット

・毎回お金がかかる

シーズンに4、5回行くと、親子でそれなりにかかります。泊まりで3日借りるだけだとしても親子で15,000円。これはお値段重視でゲレンデ外のレンタルショップで借りた場合。ゲレンデのレンタル店は1人4,000円くらいはするし、リフト券と違ってあまり割引きサイトも見つけられないです。連泊割引とかもなかなかないので、お財布には厳しいですね。

・衛生が気になる

コロナとか置いといても。レンタルの道具はみんなが使います。板やストックはさて置きブーツがね。一日中履くと結構汗ばむし、そう洗うものでもないし。1日スキーを終えてブーツを脱いだ時の足の臭いを考えると、出来ればブーツは自分のを使いたい、と思うわけです。

・時間がかかる

どのお店で借りるにしろ、ある程度の待ち時間は発生します。そして、順番になってからサイズを合わせたり金具の調整をしたりで、それなりに時間がかかります。これを毎回、というのも省けるなら省きたいですね。

以上の点から、回数行く人は買った方がお得かな、と。ヤンメイなんか元を取ろうとして、つい回数増えちゃいそうですが。

 

来年の今頃は、板を買い換えたとか報告しているんでしょうか?それとも面倒でこのまんま?そんな、シーズン終わりに新たにブーツとスキー一式を買いました、というお話でした。おしまい。