ヤンメイ家の庭はレンガ敷きになって半年以上経ちました。正確には8ヶ月ほど経過したでしょうか。すると目地砂が減ってくるのですよ。
夏の雑草達もちょろちょろ顔を出してきたので、その辺の整備で目地砂を入れ直してみました。
今回はそんな、目地砂を撒き直したよ、というお庭のお手入れのお話。
レンガの目地はなぜ砂なの?
今回のお話は「目地」とか「目地砂」って単語が分からないと意味不明だと思うのですが。
まずは「目地」から。これは建物の部材の隙間、継ぎ目のことですね。タイルとかレンガの継ぎ目とかを連想するといいかな。正確には、タイルやレンガの継ぎ目を埋めている素材を「目地材」といいます。一般にはセメント的な硬い物が多いのですけど、レンガの場合は砂で隙間を埋めたりもするのです。この目地を埋める砂を「目地砂」というのです。簡単にいうと、単にレンガの隙間に砂を撒いて隙間を埋めただけの代物ですので。雨が降るとその都度雨水と一緒に目地砂も流れていってしまいます。
そんな訳で、施工してくれた庭屋さんは「時々目地砂足してやって下さい」と言い残して去っていったのですが。半年もするとすっかり目地砂は流れ去って溝が深まってきました。その僅かな隙間から雑草達が顔を出しますので、ここはまた砂で埋めなければいけません。
今回作業をしながら、なんで地面のレンガの目地って目地砂使うんだろうなぁ、って疑問でした。セメントとかで固めてしまえばいいのに。多分、レンガの補修時の手間とか、レンガの収縮(結構水を吸うのです)とか、水捌けの維持とか、何か理由があるんだと思いますが。未だ理由は分かりません。←本気で調べろ!
目地砂を撒きました
ともあれ、目地砂作業をすることに。8ヵ月でこれだけ目減りしていました。
近所のホームセンターに行き目地砂を買います。ほぼ選択肢なく20kg入り袋です。700円くらいでした。5号と6号があり、なんか分からず気持ちで5号を買ってきましたが、番号が多いほど細かい粒のようです。
これをあらかじめ雑草を抜いておいたレンガの上にざーっと撒きます。あとはホウキでひたすら溝の間に落としてゆく。それだけです。
普通にホウキでやると、地味に時間ばかりかかります。学校の掃除に使った幅の広いホウキ(?)があれば最高でしょうが、なかなか一般の家にはないでしょうね。ウチにもないので普通のホウキでひたすら掃きました。
一通り撒き終えたら、ホースで散水します。これで表面の砂が流れ落ちる、とのことですが、せっかく撒いた砂まで流れていくようで、はっきりキレイになるほど勢い良く散水出来ませんでした。一応、これにより砂が水を吸ってより強固に固まるらしいのですけどね。


乾いたら作業完了です!あまりキレイじゃないですが、目地が白くなるとそれはそれで良い感じです。まぁ、雑草だらけで溝が深いよりはマシかと。どれだけ保ってくれるのでしょうか。半年持つのかなぁ。
今回はそんな地味作業、レンガ敷きの庭の目地砂を撒き直しました、というお話でした。まだまだたくさん余っているのですが、ほかに使い道ないからなぁ。次の補充まで仕舞っておきます。