ウチのカミさん中国人 ~毎日が異文化~

国際結婚したい人の夢を壊さないといいな。国際結婚の現実、いいとこ悪いとこ盲点、みんなお話しします。

フルフェイスシュノーケルはカナヅチの福音 〜子連れ南伊豆旅行記番外編

今回、下田でシュノーケリングをした時に、素晴らしく活躍したグッズがありました。実は昨年の宮古島ですでに使っていたのですが、やはりこれはすごい道具だと再認識しまして。

これがあればカナヅチのヤンメイ妻が楽しく海で遊べるのですから、やはり文明とは有り難いものですね。妻もその素晴らしさを噛み締めて大絶賛!

今回はウチカミには珍しい、買い物系記事、海遊びの役立つ品をご紹介するお話です。

世界はカナヅチに満ちている

ヤンメイ妻はカナヅチです。浮き輪で浮くことは出来ても、バタ足すら出来ません。ですが、冷静に考えると世界にこのような人は珍しくないのかも知れません。

日本人は学校教育でプールが必修なので、ほぼ泳げない人でもバタ足をするとか、水中で目を開けるくらいの技量は持っているかと思います。

いやいやいや。世界は多分、そうではありません。少なくとも中国では泳げない人は珍しくないかと。日本のように四方が海に囲まれていたって、主な生活の場は陸地なので泳げなくてもそう困りはしません。中国なんか沿海部の方が断然少ないですからね。

泳ぐのは道楽、趣味であって、身近に海や湖でもないと、わざわざプールで習わなければ一般人には泳ぎなんて縁遠いんですよ。基本的に妻は、プールは水に浸かる場であり、泳ぐ所という認識ではありません。

もちろん、最近は中国でも子供にプールを習わせる家庭も増えてきたようですが、それより大切なのは勉強です。プールをやる子は、それで身を立てようと言うか、抜きん出てやろうとしているか。日本の成果を求めない呑気な習い事感覚の家庭は少ないんじゃないかな?

フルフェイスシュノーケルは正義

さて、そんな泳げない妻ではありますが、写真は大好きです。昨年、カナヅチの身で宮古島で亀と泳いで写真を撮って貰うツアーに参加しました。それほど写真が大事なのですよ。ヤンメイなら泳げないのに生身で水中行こうとか思わないわ。

とは言え、シュノーケリングですからね。足が着けば海中が見られて楽しいです。泳げなくてもライフジャケットなどで水に浮くことが出来れば、キレイな海中を眺めることが出来るって、確かに素敵な体験です。

ただ、泳げない人は水中で呼吸をコントロールするのも多分下手なので。シュノーケルを着けた時に、鼻を一切使わずに口だけで呼吸するとかは難しいみたいです。耳に水が入るのも気持ち悪いみたいだし、耳抜きも出来ないとシュノーケリング自体がちょっと大変そう。

そこで見つけたのがフルフェイスシュノーケルマスクです。海に行く人は、最近、チラホラその姿をみているかも知れません。まんま、フルフェイスで顔全面を覆う型のマスクですね。いわば、箱メガネのマスク版です。ヤンメイが買ったのがまさにこれ。ツノを折りたためるのが良いです。

 

 

見慣れないからと言って侮ってはいけません。これ、すごく便利なのですよ。見た目のインパクトがデカい(単純にモノがデカい?)からちょっと引いてしまうかも知れませんが、道具としては実に優秀でした。

メリット①

普通のシュノーケルはメガネ部とシュノーケル部が独立していて、鼻での呼吸はしません。しても息は吸えないし、メガネ内が曇り易くなるだけです。

その点、フルフェイスだと鼻だ口だという区別はありません。基本、口から呼吸するとは思いますが、マスク内にある酸素はどう吸っても大丈夫です。呼吸に自由度があるのはとても快適ですね。

メリット②

シュノーケリングを長くやっていると、ヤンメイはこめかみや頭が痛くなってきます。おそらく水中メガネのバンドが頭を圧迫するからだと思います。

ですが、フルフェイスマスクだとその痛みが少ないです。もちろん、圧迫して顔に押し付けてないと水が入ってしまうのは同じなのですけど、フルフェイスの方が顔面へ触れてる面積が大きいので、圧が分散されるのかな?ゴムバンドの構造もより広い範囲を覆うようになっていますし。

気分の問題ではなく、明らかに長時間装着時の快適性が高いですね。

メリット③

視界が広く快適です。まぁ、顔面全体がクリアーな構造なので、フレームが視界に入らないのです。自分の鼻先まで見渡せるというのは、普通の水中メガネにはない感覚ですね。

あと、写真的にも普通の水中メガネよりは顔が見え易いので、誰だか分かります。それなりに反射しちゃうんで、水中では分からないこともありますけど。

メリット④

ちなみに、当たり前ですが筒先を水面より沈めてしまえば、水が入って来ます。ですが、浸水防止機構があるのか、ちょっとだけしか入ってきません。そのマスク内に侵入した水は、マスクの縁を通ってマスク下部(口のあたり)から排水されます。地味にスゴくないですか!?

ヤンメイは従来の〝ブッ〟って自分で吹き出す方がやった感があって好きですけど。泳げないは人はホースから水が入ってきたらパニクりそうなので、知らないウチに排水されるのはめっちゃ頭いい機能です。

メリット⑤

各社色々な商品が出ていますが、ほとんどのモデルにカメラマウント機能があります。いわゆるアクションカメラを防水ケースごと額に取り付けられるのです。すると、カメラの角度にもよりますが、ほぼカメラマンの視線と同じ画像が撮れるんですね。

今回初めて使いましたが.なかなかの優れものでした。もちろん、防水ケースに入れたスマホや防水デジカメでも良いですけど、両手がフリーというのは子連れ的にはありがたいのです。

画像を残したい人には面白い選択肢かと。余談ながら今回のシュノーケル記事の写真は、アクションカメラの動画から切り出したものです。

デメリット

上記の大きなメリット程デメリットはありません。シュノーケリングを楽しむこと自体の問題は皆無です。

強いて言えば、分割式よりかさ張ります。しまうにも少し大きな入れ物が必要になるし、カバンの中でも邪魔です。

それと、洗うのがちょっと面倒。フルフェイスの内側のフチまでキレイに洗わないと塩分が残っていたりします。抑えのゴムもいわゆるビニールゴムではないので、2日連続で使うとまだ湿っていたりするかも。

 

ただ、こうしたデメリットを上回る大きな快適さがあります。泳げないヤンメイ妻はこれがないと海に入れないでしょう。妻の海の必需品です。今年はヤンメイも借りてみて、なるほど快適でした。わざわざ買い換えようとは思わないけど、あるならば使ってみたくはなりますね。 

ラッシュガードも凄かった

これと併せて、昨年買ってから大活躍しているものがもう一つ。それがラッシュガードとラッシュトレンカです。1つじゃねーじゃん!でもこれは上下セットで使うので2つで1つなんですよ。

蛇足を承知でいいますが、長袖の水着をラッシュガード、長スボンの水着をラッシュトレンカと言います。水着の履物だとスイムレギンスもあるようですね。こんなヤツです。


いつ頃から、この長袖、長スボン水着というのが市民権を得てきたのか?子供とプール遊びをするようになるまで全然知らなかったのですが。これ、めっちゃ良いものです。いや、ヤンメイの中年ボディーを隠すのに良いとかじゃなくてね。

ヤンメイ色白で、海やプールで遊ぶ時には日焼け止めをがっつり塗らないと、翌日火傷でヒドイ目に遭うのですけど。このラッシュ上下はUVカット機能があるので、全然日焼けしないのです。日焼け止めのように流れ落ちることもありません。

手間もいらない、日焼け止めもいらない、海も汚さないと完全無欠のいいことづくめなのです。水遊びをする上での必需品ですね。いや、トレンカなどはランニングや他の陸上スポーツ時に履いても全然ありみたいです。

ちなみに、ヤンメイの初代ラッシュガードは、現在庭仕事など夏の野外作業着に転身しております。蚊にも刺されないし本当にお役立ちなのです。

これも昨年、シュノーケリングにハマっている人から日焼け防止にとても良いと紹介されて買ったものです。以後、海にプールに川に釣りにと、水際の遊びのお供として常に一緒。昨年買ったベストバイの1つです。

 

水遊びをする人でまだお持ちでない方は、是非是非購入を検討してみて下さい。一度で手放せなくなりますよ。


そんな、海に遊びに行くなら、フルフェイスシュノーケルマスクとラッシュガード、トレンカがとても役に立った、素晴らしかった、というお話でした。