ウチのカミさん中国人 ~毎日が異文化~

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南伊豆のカヤックツアー最高か? 〜子連れ南伊豆旅行記2①

毎年、世間の夏休みを避けて休みを取るヤンメイ家ですが、今年もこの時期にお休みして昨年に続き南伊豆、下田に行ってきました。

今年の目玉はシーカヤックというボートを漕いで南伊豆の海を堪能するツアーに参加すること。それが思いのほか素晴らしかったので、記録&シェアしてみようというエントリです。

今回はそんな南伊豆のシーカヤックはすげー気持ちいい!というお話。

南伊豆は秋の海を楽しめ!

そんな訳で、遅めの夏休み第二弾として今年も伊豆の海を訪れてきました。知っている人にはすでに当たり前なのでしょうが、伊豆南端は10月でも泳げます。これ、普通の人にはびっくり情報なのではないでしょうか?

だってヤンメイは長年、お盆過ぎの海は土用波はあるしクラゲも増えるし、夏休みと言っても海遊びは8月半ばまで、と思っておりました。それが去年、やはり伊豆南端のヒリゾ浜に行ってみたら、全然普通に泳げてびっくりしたのです。


ヒリゾの素晴らしさは充分わかっていたのですが、今年は休みが10月になってしまいヒリゾ浜に渡れない(詳しくは上記参照)のと、常に刺激を求める妻が新たなアトラクションを希望していたので、シーカヤックというボートで南伊豆の自然を満喫することにしました。

だって、さすがに10月に入ったら、天気次第で海は厳しいかな、と思っていたので。保険の意味で洋上のイベントにしておいた訳です。

そうしたら結果的には旅行中、毎日海に入っていました。


南伊豆、10月上旬でも全然普通に泳げます。


好天に恵まれたというのはあるけど、無理してるとかでなく、ウェットスーツなしの普通の水着で普通に泳げる温度でした。南伊豆、凄くない!?

もちろん、西伊豆とか東伊豆とかは知りませんが。南伊豆は黒潮の関係で暖かいのだそうです。ピークを避けた秋の海を目指して、沖縄に行くことが多かったヤンメイ家ですが、ピークを避けるだけなら南伊豆もありです。

まぁ、東京からだと4時間はかかる(偏西風もないのに帰りは5時間)のさえ気にしなければですけど。

シーカヤック恐るべし!

で、毎日海に入っていた訳ですが、今回のメインイベントはシーカヤックです。いってみれば細長いボートです。

実は事前に、シーカヤックに乗った人から「後日、腕がパンパンになった」という恐ろしい情報を仕入れていましたので、戦々恐々としていた訳です。

今回はシットオンカヤックという3人まで乗れるカヤックに乗るツアーで、漕ぎ手はヤンメイとヤンメイ妻です。疲れたら妻は戦力にならないでしょう。

ヤンメイ、船を漕いだ経験というのは観光地のスワンボートと手漕ぎボートくらいしかないのですが、どちらも2時間を超えるとなるとかなりキツいのだろうな、と覚悟しておりました…

 




 

いやいやいや、ぜ〜〜〜〜んぜんっ?

まるで平気なのですよ。



 

カヤックと手漕ぎボートはまるで別物でしたっ!

船の材質とか形とか色々違うのでしょうが、シーカヤック、漕ぎ易さ、速さ、進み具合、あらゆる面で手漕ぎボートとは段違いです。三輪車とスポーツ自転車くらい違う印象。

今回、もちろん初心者向けにコース難易度からペース配分までしっかり計算されているのでしょうが、シーカヤックは軽々と漕げて本当に楽しかったです。子連れの家族向けにもとてもオススメのレジャーでした。

シーカヤックガイド南伊豆アドベンチャーの口コミ

そんな訳で、じゃらんで見つけたシーカヤックツアーですが、南伊豆の子浦海水浴から妻良港内を廻っていきます。途中、洞窟(トンネル)をくぐってみたり、浅瀬でシュノーケリングをしてみたり。あっという間に過ぎてゆく4時間です。

記録がてら、当日の流れを。

 

ツアーは子浦海水浴場の駐車場に直接集合です。この駐車場は外壁の外がもう海岸なので、これ以上ないアクセスの良さです。

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駐車場のすぐ前は海岸!

 

天気が良かったので、長袖、長ズボン、帽子に手袋、サングラスと完全防備です。これに日焼け止めで完璧!海上は照り返しがあるのでサングラスはあった方が楽ですね。

ライフジャケットをお借りして、陸上でカヤックの基本操作を習ったら早々に海上へ。3人でカヤックに乗り込むも、バランスを崩すとかグラグラして乗りづらいことはありません。この辺も手漕ぎボートとはえらい違い。

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ヤンメイ家カヤック乗船の図

 

ちょっと漕ぐと面白いようにカヤックが進みます。最初は漕ぐのに夢中ですが、少し慣れて景色を見廻す余裕ができると、海の上の解放感と伊豆の海岸の奇景が半端ないです。インストラクターの山口さんはネイチャーガイドさんでもあるので、伊豆の地形の成り立ちから解説してくれて、それも楽しい。子供は退屈みたいでしたが。

 

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海岸の奇形と洞窟

 

湾の内壁には自然の石が洞窟を作っていて、その狭い隙間を素人操船でガチャガチャと回って行くのも楽しかったですね。ただ、基本的には操船でいっぱいなので景色を楽しむ余裕がないのは残念。何ヶ所かくぐっていくうちに、少しずつ慣れが出てきます。

 

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こんな洞窟に入る(くぐる)よ

基本的に湾内なので波は穏やかというか揺れはほぼありませんでした。あまり穏やかなので、防波堤の外まで行ってみたら、いきなり揺れはじめてビックリ!防波堤の外はかなり波感が強力です。本当に「防波」堤なんだなぁ、と実感しました。

この時期、海にはタコクラゲがたくさん漂っていて、捕まえたりも出来ます。ほぼ刺す害はないようなので、泳いでいて触ってしまっても安心みたい。

ある程度楽しんだところで浅瀬に上がってお昼休憩です。インストラクターさんがお弁当を用意してくれているので(水分は持参)、青空ランチ&シュノーケリングタイムになります。お天気が良ければ最高のシチュエーションです。

 

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お食事処からの眺め

 

昨年のヒリゾとは違いますが、生物が多くて楽しいです。熱帯魚もそうですが、クロダイやイワシ、ウニなどもたくさんいて潜っていて飽きません。おじさん疲れるけど。

 

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カニとイワシの群れ

食後にもう少し船の漕ぎと景色を楽しんだら、名残り惜しいけどツアーは終了です。実質的な漕ぎ時間は2時間あるのかなぁ?無理なく楽しめる範囲で、温泉効果もあったのか筋肉痛にすらなりませんでした。もう、楽しいだけだね。

これだけの内容に保険も付いて1人¥8,500(子供も同じ)というのは、なかなか破格のツアーです。更にじゃらん経由だと割引クーポンも使えるので少しお得。南伊豆で遊ぶなら価値のあるレジャーだと思います。

シーカヤックガイド南伊豆アドベンチャー

写真も良い

さらに、ツアー決定の一因に、インストラクターの山口さんが写真を撮ってくれる、というのがありました。じゃらんの口コミでもそこが好評で。

当たり前ですが、自分がカヤックを漕いでいる時に自分は撮れませんし、周りの景色を撮る余裕もないです。さらに言うと、光で画面とかほぼ見えないのでめくら撃ちの写真になります。なので、写真を撮って貰えるのってとってもありがたい。特に、家族3人の写真というのは貴重ですからね。

山口さん、前評判通りにたくさんのお写真を下さいました。家族のカヤック写真だけでなく、周りの景色、海中などヤンメイ達では撮れない写真の数々に、ヤンメイ妻は狂喜ですよ!100枚以上あったかと思います。

ツアー当日の晩にはGoogle経由でアップしていだいておりました。これもまた旅の良い想い出になりました。

 

そんな訳で、南伊豆でシーカヤックをしてきたら、子連れでもめちゃくちゃ楽しめるレジャーでした。カヤック、漕ぎ易くて最高!というお話でした。